1. 6デイズ/7ナイツ
これほど見事に期待(若干の)を裏切られた作品も珍しい。かつてのインディ先生の影は微塵もない。内容も緊張感が皆無で、弛緩しっぱなし。上映中睡魔が訪れなかったのが不思議なほど。ハリソン・フォードのための映画といってしまうには彼もほとんど活躍しないし、これといった見せ場もない。・・・なんでこんなの撮ったの? 3点(2001-07-30 14:46:52) |
2. 人狼 JIN-ROH
いかんせんヒロインの声がどうにもスカスカな感じで興ざめです。アニメには明るくないけど、もののけ姫もそうだったように声優さえ気にならなければ・・・という作品が多々あるように思います。この映画自体は脚本も世界設定もなかなか渋い作りで僕好みでとても良かったです。 7点(2001-07-30 06:00:02) |
3. 幸福の黄色いハンカチ
はっきり言って私には健さんのストーリーはどうでもよく、むしろ武田鉄也と桃井かおりの初々しい演技とそのなんともほほえましい珍道中が気に入った。特にロン毛でベルボドムを着込んだダサい武田鉄也のキャラは最高に楽しかった。あくまで私はこの作品をシリアスな人情劇としてではなく、コミカルなロードムービーとして鑑賞した。 7点(2001-07-30 04:29:26)(良:1票) |
4. ショーシャンクの空に
何かこの圧倒的支持の数々の前では、批判が許されないフンイキがありますねー。僕が公開時に一度だけ観た記憶では、ムショもの映画の中ではまあまあかなという程度の感想しか抱かなかったのですが・・・。でもM・フリーマンの演技はなかなか胸に迫るものがありましたね(特に後半)。 6点(2001-07-16 02:43:27) |
5. ショコラ(2000)
相変わらずこの監督の作品は、彼の優しい視線が感じられて安心して観れた。前作と異なり、ほのぼのとしたファンタジー調の物語なのであまり激しいドラマは望めなかったけど、それを帳消しにするだけの祝祭感が溢れている。ハルストレムの映画には他の監督にはない人間臭さが描かれていて良い。 8点(2001-07-10 05:26:00) |
6. シンドラーのリスト
「あまりに偽善的で最悪の映画」という故淀川長治氏の意見にほぼ同感。スピルバーグの感性の問題もあるのだろうが、どうもホロコーストを真正面から撮った作品ってのは苦手。簡単に映画に仕立ててしまうにはやはり重すぎる主題なのでは。 4点(2001-06-05 15:16:29) |
7. 17歳のカルテ
いやはや、とてつもない女優が出てきたもんですね、A・ジョリー。映画というものが、いかに優れた役者の存在によってその雰囲気を左右されるかということを再考させられた次第。特殊な役柄であるという点を抜きにしても、彼女のその鬼気せまる演技には度肝を抜かれた。はっきりいって映画そのものよりは、この人の演技が観れただけで私は満足してしまった。映画自体ももちろん悪くないけど。蛇足でいうなら、17歳のウィノナってのはちょいと苦しいかと。 8点(2001-05-28 03:02:55) |
8. シャイン
せっかくあれほど美麗な映像なのに脚本が・・・。青年時代から後半の精神病院に収容されるに至る展開がいくらなんでも早すぎ。主人公のピアニストの天才性があまり描かれることなく、変人性ばかりが強調されてしまっていたように感じた。よって主人公が天才ピアニストであるという設定に今ひとつ説得力を感じなかった。 6点(2001-05-25 03:06:32) |