1. シン・ウルトラマン
《ネタバレ》 特撮ヒーロー物としての爽快感や解放感はあまり感じられなかったかな。 マニアックでいてそれとなくオマージュ、リスペクトに富んではいるものの 噛み合いが悪いのか、今一歩というか…嫌いではないが。 地球文化に愛着を持つメフィラスが友好的に何とかしてくれるのかなと思っていたら再登場も無く。 初代最強の怪獣から一転、破壊兵器化されたゼットンもアッサリ倒して終わる。 スタッフロール後に何かしらエピローグがあると思ったら何も無く。 各キャラ、各部の掘り下げが薄いのは気になる。 キャラとしての生命を感じたのは山本耕二(メフィラス)ぐらいか。 長澤まさみフェチには刺さるのか? いやぁ、山本耕二(メフィラス)は詐欺師が似合いますね。 「河岸を変えよう」私の好きな言葉です。 [インターネット(邦画)] 7点(2023-01-20 17:40:34) |
2. シン・エヴァンゲリオン劇場版:||
《ネタバレ》 25年分の全てに蹴りをつけた、それだけで感慨深い。 ストーリーの結末に関しては言うことはない。なんやかんや親子の話だ。 初号機と13号機、それ使って親子喧嘩するシーンはバキの親子喧嘩に見えたり。 密着ドキュメンタリ内でも父親の話をしていて製作の根底に影響している。 キャラのカップリングこれには各々の思い入れがあったり 考察の関係で一言物申す、な人が多かったのではなかろうか。実際、賛否両論だとは思う。 ただ話の流れだったり消去法だったり、様々な点からまぁこれが正解かなーと理解はできる。 旧劇アスカ推しなれば、ラストにシンジの告白で顔を赤らめる彼女を見て念願叶い救われたような気がしないでもない。 新劇になってから昔からの熱は冷めていたが終わってみればやっぱり寂しいものだ。 [映画館(邦画)] 7点(2021-06-18 23:53:31) |
3. 幸せのレシピ
《ネタバレ》 オリジナル未見。お話自体は割とありふれてる、王道ではあります。 キャサリン・ゼタ・ジョーンズはアッサリめな化粧がいいですね。 派手めは好きません。相変わらずお胸が最高です。子役もgood。 どうにもイタリアイタリアした男の見せ方が合いませんでした。 キャストや演技ではなく演出かな。無理やり感が否めなかったです。 もう少しケイトとゾーイのやり取りがあってもよかったと思います。 彼女らの心の距離を狭めるエピソードを上手く展開させて欲しかった。 カウンセリングはカットしてもよかったのでは? ニックが絡んできてから関係がウヤムヤに済し崩された感じです。 料理の見せ方ももう少し工夫して欲しかった、名店って感じじゃなかったです。 家族で軽い気持ちで見る分には申し分ない。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2010-12-25 16:33:09) |
4. 13F
ラストを見るに、凄い陳腐さが漂う。 こういう展開にせざるを得ないところがラブ要素の痛いところです。 1937年の街、レトロです。良い感じ。しかし、その雰囲気を活かせてない。 ストーリー的には、この仮想空間をしっかりと見せる必要は無いかもしれないけど。 もう少し見せ場を設けて欲しかった。仮想空間の存在がほぼ”空気”。 ビルや転送装置のシーンばかりで閉鎖的な印象を受けた。 各キャラの台詞の浅さや、行動の突飛さ。 そういった部分部分の繋ぎも弱いので、B級臭さが拭えないのだろう。 [DVD(字幕)] 4点(2007-12-25 08:00:07) |
5. シリアナ
《ネタバレ》 大体、この作品の言わんとすることは薄ボンヤリとではあるが解った気がする。 ただ、その場面場面でのやり取りが思考回路フル回転しても苦しい。 メッセージ性が強い作品なればこそ、伝わり易くすべきではないか。 深く内容を理解しようとする気が全く起きてこない映画は久しぶりだ。 一番の謎はジョージクルーニーの助演男優賞、理解に苦しむ。 [CS・衛星(字幕)] 2点(2007-03-28 01:52:47) |
6. ジュラシック・パーク
もっと色々な恐竜を見たかったかな。 ティラノぐらいしか記憶に残ってない、あとは名前が覚えづらい。 子供心に得られるドキドキワクワク感がうっすらと湧いてきた。 恐竜に馴染み、親しみ・・そして憧れを自分は幼少のころ持ち得なかったが 中盤から終盤にかけてのまさにクライマックスといった迫力は正直凄いと思えた。 というか、序盤はダラダラしてたのにすこぶるテンポが良い。 時間の経過が早く感じられた。ストーリーとその展開に関しては平凡というか王道? [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-03-12 02:02:01) |
7. 市民ケーン
《ネタバレ》 前半は退屈で後半少し盛り返すけれど率直に言うと合わなかった。 幼少の頃の思い出・・・それらを求め終ぞ得られず人生を終える。 全てを手に入れられたであろう大富豪でも愛だけは。 今言うのもなんだけど”薔薇のつぼみ”がベタ過ぎ。 謎の言葉に惹き付けられはしたがケーンの人生を辿るストーリー自体が受けつけず。 辿る人生そのものもだが、ケーン自身にもあまり魅力を感じなかった。 スッキリしてないのに一杯食わされたような気持ちになった。 このモヤモヤとムラムラはどうにも晴れませぬ。 経験豊かな大人になれば見方が変わりそうな感じはします。 が、省みるほどに良い思い出というものが幼少時に無い自分としては苦しいか。 [DVD(字幕)] 6点(2006-12-12 07:11:46) |
8. シンデレラマン
《ネタバレ》 貧困に喘ぐ家族のため、男がボクシングで闘う泥臭さ漂う作品。 ただ、実在のボクサーの人生を描いているがボクサー映画って感じではない。 レニーとRクロウの夫婦、雰囲気が良い。 どんなに苦しくても愛が溢れてる、素直に凄い。 トータルで見ると最後のボクシングシーンは長く感じられ エンドロール前の「彼のその後」のテロップまで来るとお腹いっぱい。 泣き所は随所に見られるのだがどうにもスッキリしなかった。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-11-25 03:11:49) |
9. シリアル・ママ
全力で馬鹿やってます、という感じだった。 本作品にとってこの微妙な馬鹿馬鹿しさが大事なのだ。 ブラックユーモアが冴えてましたね。 ふと我に帰ると「やり過ぎ」を感じるが・・・。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-11-05 15:13:55) |
10. 七人のマッハ!!!!!!!
《ネタバレ》 ストーリーには期待してなかったがココまで前作よりも質が落ちるとは。 一方的な大量殺戮、ここに時間割き過ぎ、中身無いし。 今回に至ってはサッカーや鉄棒などの要素も盛り込まれており、 本格派アクションで楽しめた前作よりもスタントアクション臭が強い。 曲芸的でダメージが低そうな技の数々、蹴りは体を捻っての回転蹴りがほとんど。 笑うところなのか、そうでないのかの境界線がボヤけてるんですよね。 でも人の生き死にが前面に押し出されてるのでやっぱりシリアス物なんだな、と。 かと言って感じ入ったり、納得できるわけも無く・・・中途半端です。 前作でもとりあえず許容できる展開とレベルの高いアクションがあったのに。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2006-10-29 22:45:29) |
11. 真実の行方
《ネタバレ》 ノートン君の存在感はナンデスカ!?と面食らった作品。 現実、ノートンがギアを食う演技を見せた事。 作中で、ロイがマーティンにいっぱい食わせ無罪を勝ち取った事。 二人の役とのリンクが素晴らしい。 何かあるって思わせてしまう演技力は宝だけど、時に足枷となるね。 検事役がどうしても見ててイライラしてしまったところと尺が長いのが難。 マーティンの頑なとしてアーロンの無実を信じる姿にも疑問。 話を整理すれば、それに何かしらの説得力を持たせられたかも。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2006-09-15 11:30:57) |
12. 七人のおたく cult seven
《ネタバレ》 ウッチャンの壁蹴り宙返り、あれが売り。 というか、結構頑張ってましたねアクションシーン。 内容はつまらないが一企画としては成功。 今見てもそのストーリーは苦しいが楽しめた。 個人的に懐かしくも思い出深い作品。 今で言う「おたく=オタク=秋葉系」・・・じゃないところが良い。 今では一緒くたにされるキャラを別個に確立させてるのが良い。 キャストも豪華でエンターテイメント性に富んでいる。 京野ことみがそのまま映画内でデビューしてたのに驚き。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-09-14 15:38:49) |
13. 13階段
《ネタバレ》 会話がボソボソして聞き取りづらい、通常の1.5倍の音量でやっと見れるレベル。 音楽が・・・あった?という感じで雰囲気も何もあったものでなく刺激に乏しかった。 宮迫は良い演技をしていたのかもしれないが、どうにも「いい演技してるでしょ自分」 といった主張が透けて見えて好きになれないのも痛い。 罪を犯した者の償い、死刑制度の在り方等を考えるテーマを掲げるならば 死刑方法を忠実に再現するのではなく、他に気を配って欲しかった。 そういう事を言いたかったのではなくとも半端さが目立つので、色々と惜しい。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-09-11 08:26:30) |
14. シャドー(1994)
ヒーローなのに弱い気がしました。 超B級の世界観です。導入部などかなり省いてて何だこりゃ、と思いました。 凄まじく話の展開が緩いような、ストーリーもありがちというか。 特別な力を持たせたヒロインも存在意味が希薄。 美しかったのが救いではあるが、彼女に助けられるシーンはあれど 彼女に正体を知られることにより危険に陥るなどといったことも無く伏線丸投げ。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2006-07-15 10:50:14) |
15. 17歳のカルテ
《ネタバレ》 最近多いですよね、『自称』鬱病が。 ふと、そんなことが脳裏に浮かんだ。 17歳というのも多感な時期ですしね、色々と考えてしまうものです。 助演女優賞を得ても、A・ジョリーは割れた下唇が気になって好きになれない。 痛々しい姿、そのキャラの立ち位置、スタイルetc..は最高なんだけどね。 でも注目すべきは彼女でもW・ライダーでもなく、脇を固めた人らではないかな? クレア・デュヴァル、爪を噛む仕草とか最高に似合ってた。 世界を壊れていると定義するならば、折り合いをつけ生きるしかない。 世界は常に流動的で、人は常に受動的存在なのだ。 とにもかくにも、ウィノナ可愛い。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-05-15 23:54:24) |
16. Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス?(2004)
《ネタバレ》 バラ持って現れるリチャードギアってどうなのよ。 彼がどうのってワケじゃないが、オリジナルの役所と比較するとどうも・・。 くたびれた中年のサラリーマンの哀愁漂う姿とは遠くかけ離れてます。 リチャード・ギアの憎めないキザっぷりに乾杯、冴えてます。 日本の絶妙な間ってのも表現が難しいようです。 少し趣が違ってますね、この賛否両論具合が「らしい」っちゃ「らしい」です。 ジェニファー・ロペス。草刈民代に感じられた透明感や陰がまるで無い。 個人的にこの辺が残念なところ。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-05-14 00:20:22) |
17. Shall we ダンス?(1995)
《ネタバレ》 絶妙な間。魅力的なキャラ達。 そして、草刈民世のアンニュイなお顔・・演技は下手だけどね。 大爆笑でなく、場面場面でニヤけてしまう雰囲気。 ダンスがわからなくても楽しめる、娯楽作品。 本木雅弘出てたんですね、役名が木本弘雅で笑っちゃいました。 セリフの節々や各場面に昔臭さを感じなくもないが、今でも楽しめる。 何度放送されてもなんとなく見ちゃう、不思議な魅力があります。 渡辺えり子が最高。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-05-14 00:06:24) |
18. 親切なクムジャさん
部分部分の見せ方とか、画は美しい。 前半の、何が起こるのだろう的な面白さもある。 ただ・・復讐がショボぃ、回りくどい。 コレが13ヵ年計画?という拍子抜け感が残る。 イ・ヨンエは無表情時は綺麗だがそれ以外は駄目駄目な気がする。 そして、一番の問題は「笑えばいいのか」「泣けばいいのか」 そこら辺がイマイチわからない作品だということだ。 鑑賞中、形容しがたい表情になってしまった。 [DVD(字幕)] 5点(2006-05-11 03:10:07) |
19. ショーン・オブ・ザ・デッド
《ネタバレ》 エドが・・・ねぇ、空気読めなさ過ぎなんだよね。 ゾンビそっちのけで痴話喧嘩してピンチ!!とか複雑だ。 笑えるシーンなのだが・・。 終盤、主人公とヒロインのために体を張って敵を食い止めるのかな? と思わせながらそんなこともなく、ラストは二人に飼われる羽目に。 二人の絆はこの事件で深まったが、まるで成長してない。 ベタな内部崩壊が一番の敵・・そして、ラストの皮肉った演出。 お約束とも言える締めです。パロディなんだけど、丁寧な作りしてます。 主人公を「生ける屍」キャラにしたのはいいけど上手く扱えてません。 町が変貌してるのにのんきに買い物してるところは洒落てて期待したのに。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-04-08 02:18:30)(良:1票) |
20. シャイン
《ネタバレ》 自慢の息子が自分の手から離れていく、その不安。 ピアニストとしての有望な将来、それへの嫉妬。 父親のエゴともいえる愛情を感じさせます。 その存在が、今一歩の消化不良感を残しますが 二人の関係を和解させるなど、映画化に際し美談にしなかったところは評価できる。 実話が元であるが、やはりそこは映画・・脚色もあり削ぎ落とされている部分も多い。 デヴィッドの感じていた重圧がどれほどのものか、素人の自分には計り知れないが ラストの復帰リサイタルには胸に熱く込み上げるものがあった。 ジェフリー・ラッシュの演技も記憶に残る。 世界を覆い隠す霧を晴らすには、良き理解者と愛の必要を感じた。 作中のデヴィッドも愛に飢えているような描写が多々見られる。 ---「すべては愛に」 [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-03-24 21:33:15) |