1. ジュラシック・ワールド/新たなる支配者
《ネタバレ》 新旧の主人公が揃い踏みでそれだけでもう感無量。 6作やって全部展開がおんなじなのも安心して「来るぞ来るぞ」ってドキドキして観ていられます。 ただ今回はほぼ全員主役だから食べられちゃう人が少なくて、そこはもうちょっとドキドキさせてくれても良かったと思ったり思わなかったり。 今作の特筆すべきは恐竜以外のでっかいムシが大暴れしたところ。あれは気持ち悪すぎて良かった。 それとマルタ島の美しい街並みをメチャクチャにしていくスタンスが大好き。 それにしても、回を重ねるたびに恐竜が普通に地球上に浸透していくんだけど、今作で最後と言われてるけど結局根本的な解決無く終わっててこれでいいのか。 [映画館(吹替)] 8点(2022-08-17 23:04:01) |
2. ジュラシック・ワールド
《ネタバレ》 IMAX3Dで観ました。楽しかった! あのテーマとともにパーク全景が映し出されるところは心臓バクバクしたし、ラプトルと並走する場面なんかキューンとしちゃいました。主人公かっこよすぎでしょ! もう少し兄弟の活躍があってもいいんじゃないのとか、一部の恐竜がまるでヒーローのように扱われるラストなど、ストーリーとしては前作の方が丁寧なつくりだったのは否めないけど、なんてったってエンターテインメント映画の最高峰のクオリティはそのまま。 いたるところに前作リスペクトが感じられ、(でも結局開園しちゃったのかよという根源的な矛盾はあるが)最初からのファンにも優しい心遣い。 これはもう、楽しんだ者勝ち! [映画館(字幕)] 7点(2015-08-29 21:42:11) |
3. 少年H
《ネタバレ》 きわめて模範的な戦争映画だと思います。戦争によるたくさんの理不尽さが少年Hの目を通して描かれます。 画もきれい。よくあの街並みを再現できたものです。 残念なのは、Hの周囲の人々が「まともな」人間ばかりというところ。両親も友人も彼を助けてくれた教官も。あれだけ声高に叫んでいたら、少年といえども凄まじい迫害や暴力を受けた時代なのではないか。 子供向けの戦争映画という印象を受けましたが、スクールカーストとやらにさらされている現代の子どもたちに、「この程度」のいじめでこの時代の不条理さが伝わるのか、若干疑問です。 [映画館(邦画)] 7点(2013-08-25 14:42:35) |
4. しゃべれども しゃべれども
《ネタバレ》 いいなぁ日本映画。肩の力を抜いて楽しめますが、隙の無い、テンションの高い作品に仕上がっています。ゆずの主題歌も爽やかで◎。実は野球好き(特にパ・リーグファン)にもちょっと嬉しいサービス映画となっています。東京ではマリーンズ×ファイターズ戦をTV中継するんですか!?う、うらやましい・・・ [映画館(邦画)] 8点(2007-06-02 23:53:08) |
5. Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス?(2004)
日本映画の秀作をアメリカ人受けしやすく作り直した映画。欧米の映画とみれば、オリジナルと違うちょっと甘いラストも自然に受け入れられます。でも、やっぱりそもそも解釈を間違えてるよ。これはごく普通のサラリーマンがちょっとだけ非日常を味わって、また元の生活に戻っていく話でしょ。ダイナマイトバディのラテンダンサーとタキシード姿で踊るのが一般欧米人の憧れなのか?だとしたら、私はビジネススーツで踊る課長さんにときめいた、典型的な日本人に生まれて良かったと思う。 [DVD(吹替)] 6点(2007-02-04 01:35:18) |
6. シン・シティ
《ネタバレ》 かっこいい。ヒーロー以上に個性的な悪役を演じた俳優たちに拍手を送りたい。特にペッツ・デルトロ。のけぞる度に「ア゛~~」とか唸るのがケッサク!ところで、強烈なキャラクターが暴れる本編に対し、最初と最後のジョシュ・ハートネットはあまりにも役不足だと思う。なんでバンデラスじゃないんだ。 [映画館(字幕)] 7点(2005-10-12 09:36:39) |
7. シークレット ウインドウ
《ネタバレ》 サスペンスもネタ切れですか…。決してつまらないわけじゃないけれど、ハッと驚かされるようなドラマではありませんでした。これをジョニー・デップがやったから重みが出たわけで。なんかいろんな伏線がたくさんあったと思うんだけど、置いてきぼりにされたエピソードも結構あったような。また、英語力のないわたしには、2つの小説の違いの面白さもわかんなくて残念。私のようにジョニーのファンなら観とけって作品ですね。特にラスト10分の彼の表情にゾ~ッ(@_@;) 6点(2004-10-29 10:44:28) |
8. 幸せになるためのイタリア語講座
《ネタバレ》 デンマーク版「ラブ・アクチュアリー」といった趣の恋愛群像劇。(でも現地での公開年はこっちの方が先)好みで言えば、私はこっちの方が断然好きです。物語はシンプルで実直でリアリティーがあり、登場人物全員が存在することに説得力がある。日常からちょっと逸脱した非日常。その時の高揚感は、やがて現実の自分自身をも豊かな気持ちにさせてくれる。これってドラマの原点だと思う。知名度が低い作品なのが残念。 8点(2004-05-20 22:00:25)(良:2票) |
9. ジョンQ-最後の決断-
作り方と役者によってはコメディにもできそう。感動作だけど私は好きな映画じゃない。 5点(2004-03-11 13:44:41) |
10. シャーロット・グレイ
ケイト・ブランシェットはどこまでも強く優雅で美しい。すごいなーフランス語も喋れるのかーきっとフランスにスパイとして潜り込むんだなーと惚れ惚れしながら、舞台がフランスに移ったと気付いたときには終盤でした。重ーい時代背景がほとんど活かされていない、ケイトのプロモーションみたいな映画。 4点(2004-01-29 18:57:11) |
11. ショウタイム
30年くらい使い古されたコップアクションの舞台裏を偉そうにネタばらししていた割には、目新しさも深みもなかった。エディなんか最初から期待していなかった(というか予想通り)けど、デ・ニーロなんでこんなのに出ちゃったんだろう。最近お金に困ってるのかな。 4点(2004-01-26 22:20:01) |
12. 12人の優しい日本人
何故か劇場まで足を運んでしまった映画。客席に数人しかいない映画館ってこの作品で初めて体験したと思う。しかし客席の数人全員で爆笑したあの一体感。この傑作をリアルタイムで観たのは密かな自慢です。 9点(2004-01-26 13:50:09) |
13. Shall we ダンス?(1995)
周防監督も監督として円熟したというのか、前作までに比べると映画としての完成度は飛躍的にUPした印象。役者さんの個性も表情も豊かになったけれど、作品を重ねるごとにインパクトが弱くなっているような気がします。でも良い作品には変わりない。会社帰りのスーツ姿のまま踊れる社交ダンスって素敵ですよね。 8点(2004-01-26 12:59:44) |
14. シコふんじゃった。
やはり日本映画には甘い私。無表情・棒読み状態の役者たちはそこにいるだけでおかしいし、本日医科大学だのOK大学だの、細かいギャグもシュール。これ観るとアメリカンジョークって低レベルだなぁと思ってしまいます。日本人独特のユーモアをよーく知っていないとこんな映画できないです。情けないタイトルと相撲というテーマに敬遠されがちのようですが、このマイナーさ加減も監督の狙いなんだろうか。 10点(2004-01-26 12:51:15) |
15. シザーハンズ
受験後のごほうびに父が連れて行ってくれた思い出の作品です(年齢がばれるな(^^ゞ)。「ホームアローン」と2本立てで、実はこっちの方を目的にしていたのですが、観てみたら客席ガラガラの「シザーハンズ」の方がだんぜん良かったんですよね。受験戦争のトゲトゲした私の心を解きほぐしてくれたファンタジーでした。うそ臭い氷像とか、細かいところは当時でも気になったのですが、作品に対する評価+作品を観て素直に感動した当時の自分への評価を込めて10点。 10点(2004-01-22 10:59:10)(良:1票) |
16. 少林サッカー
同じ東洋だから感性が似ているのかな?日本のバカ番組を見ている気分だった(褒めてますよ!)。フランスの田舎町でDVDを量販しているのを発見したが、この波長に合うフランス人がいることを想像するとちょっとウケた。 7点(2003-11-20 14:51:17) |