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コメント数 18

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1.  シェーン
残念なコメントが多いナア。緻密な構成だと思うのです。銃の支配がレトロになった観を持つ西部開発後期、というか近代初期の時代設定。水場の争いに端を発する新旧開拓者のそれぞれの言い分も結構考えさせられたし。ちゃんと双方の、まともに聞ける道理を述べさせている。悪役の方は老齢で仕方なく殺し屋を雇う。新旧の世代対立も有るが、この敵役の老人の採る行為もこれまたしょうのない選択だったのではないかと思います。一方シェーンの世話をした側は壮年だが無骨者と女子供で、結局「木枯らし紋次郎」的に仕方なくガンファイトをシェーンに任せざるを得ない。無敵のスーパーマンとして憧れていたシェーンもまた、「西部一の早撃ち」スタークを斃しながら、自らも被弾する。無敵な筈の彼の信じられない事実に少年は、もはや馬上のシェーンを見上げられぬ...。しかし、少年の動揺を知りつつ、男は強く女は優しく育てよ、人の面倒をよく見る男になれよ、両親を護れよ、と諭すシェーンが、その言葉のみならずこれまでの行為に拠って少年の心に深く刻み込まれる...。少年はこの瞬間、成長する。この映画の素晴らしい点は、子供のマナザシからシェーンを描いたことにあるのではないでしょうか。逆に、もはや私達の周囲にはこうした穏やかさの趣を持たせたアクションは...無いのではないでしょうかネ?
8点(2001-08-12 19:52:05)(良:7票)
2.  幸福の黄色いハンカチ
健さん、渋いよな。俺は渥美清も良かったな。「生きてりゃ良いことあるよ」って慰めるシーン、心に残るなア。
7点(2001-07-29 20:44:15)
3.  ジュラシック・パーク
CGも素晴らしいが...原作者が非常に良く取材している点、いわゆる...現代恐竜学の最新学説や分子生物学的手法を判りやすく示唆し、さすが層の厚い米国映画の誠実さだと感じいった。日本人だったら、あれ程には勉強せぬまま作品化してしまうのではないか、という想いが湧きました。敬服。
8点(2001-07-28 21:18:11)
4.  ジュリア
友人ジュリアの遺体に添えられたメイル、ドイツへの緊迫した旅行、勇気への賛同、善を成そうとする者への加害、抑制されたしかし確固たる主張。歴史の尊重と青春の苦悩。成功への不安と友情。落ち着いた、しかし、緊迫した作品。シドニー・ルメット監督に相応しい、精巧な作品。必見と思う。
9点(2001-06-23 18:56:08)
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