1. 少林サッカー
カンフー映画世代にはたまらない作品。あの頃のカンフー超人達が蘇ったかのような魅力的な登場人物と、ありえないストーリー展開、ほんのちょっとのお色気と、すんなり終わるエンディング。嗚呼、香港映画万歳。スクリーンで見なかったことをマジで後悔した。 9点(2004-01-18 23:01:27) |
2. 60セカンズ
ハリウッドでかっこつけなブ男を演じたらピカイチのニコラス・ケイジ。この映画でも相当かっこつけなブ男だ。アンジェリーナ・ジョリーは格好良くいい女を好演。車を盗むギミックをもっと見せた方が深みが出たように感じた。車が主体の映画だけあってカーチェイスも相当出てくるが、特に見所ではない。役者が良いのに内容負け。 6点(2004-01-11 20:08:46) |
3. 史上最大の作戦
色がない分、バッジや言葉で確認しないとどちらの側に属する人物なのかわからず、内容を理解しにくい。実戦に出るまでが相当長く、おそらく人物像を描くための時間なのだと思われるが、実戦のなかでは全くと言っていいほど覚えていない(汗)。モノクロ、欧米人、カタカナ名称。日本人には覚えにくい(笑)。どうしてもオマハビーチのシーンはプライベートライアンと比較してしまうのだが、こちらの作品はモノクロでも演出は負けていない。むしろプライベートライアンでは生々しい演出を使っている分、ずるい、というか負け。何でもかんでも完璧な映像として頭に入ってくる現代の映画とは違い、シーンごとに想像力を働かせる必要がある。全体的な雰囲気は、思わず口ずさむうかれた音楽からしても、勝利をともに勝ち取ったアメリカ・イギリス・フランスのための映画。人はたくさん死ぬが、かなりポジティブな描かれ方で、個人をクローズアップした演出はなされない。ドキュメンタリーを楽しい演出で見ているような感覚。この時代の作品としては優秀なのかな...。 6点(2004-01-11 05:14:38) |
4. 七人の侍
うかつに評価できない、超ナイーブ作品。この作品に影響を受けた監督、役者、作品は数知れずなワケで、それ以前をほとんど見ていないが為、率直な感評価でいくと、作品・ストーリーに7点、久蔵に1点、時代描画に1点。菊千代は狙ったキャラとしか思えないので±0。面白い頃の日本映画ってのはこんな作品がたくさんあったのだろうか、と思える一品。 9点(2004-01-08 03:26:34) |
5. ショーシャンクの空に
感動したのかな?と思うとそうではなく、感動とはちょっと違う、爽快感のあるストーリー。純粋な感動ではなく、してやられた感と、かしこいなおまえ感と、かっこいいんじゃねぇの感と、んなわけねぇだろ感が入り交じった、それでいて良かったじゃん感を、モーガン・フリーマン視点で語る良くできた内容。純粋な感動よりも常にココロに引っかかる映画。ホントのホントに最高ではないのだが、なぜかお勧めしたくなってしまう。なんだかんだ言って、10点なのだが。 10点(2004-01-08 02:45:42) |