1. 69 sixty nine
《ネタバレ》 ちょっと評価は低めです。何が面白いのかをつかみ損ねた感じです。 あと、レディジェーンもさしてかわいくないし、ブッキーが何でそんなにほの字なのか今ひとつわからなかった。 小説を読んでいないからかなぁ。 僕もまだ生まれていない時代だし、年代にもよるのかな、感じ方は。 ただ、「オー・○ンチ○」を校舎で掛けるのは、ある意味爽快かも。絶対に有り得ない音楽だし。友達がカラオケで歌ってたのを聴いたことがあるけど、やっぱ笑うなぁ、あの歌は。 5点(2004-07-11 18:31:41) |
2. 深呼吸の必要
誰にでも人に知られたくない過去がある。家族にも言えない傷がある。 他人にそんなことほじくり起こされたくないし、できればそっとしておいて欲しい。 そんなとき「言いたくないことは言わなくていい」ってルールが持つ微妙な間。少し気楽になる。でも間違いなく存在する壁・・・。 互いに一線を越えないようにしながらも、長く付き合っていると、雰囲気で気づかれたり、ちょっとしたタイミングでばれたりすることもある。そんなとき「いいんだよ。君は君だよ」って優しく髪をなでてくれたなら、少しずつ肩の荷が下りて、壁は崩れ落ち、それまで付き合って来た時間の何倍も早く絆が深まっていく。「言いたくないことを言ってない」のは今までと何も変わらないのに・・・。 失敗を許さない世の中、生き苦しい世の中。だからこそ、立ち止まって深呼吸が必要だ。少し遠回りした方が経験豊かになる。失敗したって、また最初からやり直せばいいさ。他人から期待される自分を演じて背伸びをする必要は何も無いのだから。 どうにも自分を見失いかけているあなたに、この映画をおすすめします。それぞれの役者が放つメッセージには、説教臭さも無く、自然と涙が溢れます。今年最高と言っていいでしょう。 10点(2004-06-26 17:01:55) |
3. 死に花
《ネタバレ》 やっぱりラストシーンでぐぐっときちゃいました。切ないですねぇ。でも、呆けるというのは周りから見ると結構切ないのですが、本人にとってはかなり幸せかもしれません。一番楽しかったあの頃に戻れるのだから。 (池袋シネマサンシャイン 5/22) 7点(2004-05-23 22:16:10) |
4. 少林サッカー
なかなか面白いアクション映画?だったと思う。映画館で見たほうがもっと面白かったかもしれないが、映画館で見なくて良かったとも思う。時間をつぶしたとまでは思わない。 5点(2004-02-14 02:35:47) |
5. ジョゼと虎と魚たち(2003)
《ネタバレ》 切ない、本当に切ない恋愛物語。ラブストーリーなんていう甘い言葉は似合わない。きれい事も一切ない。鑑賞後にズシンとのしかかる現実的重さ。だけどなんだろう、とても切なくて、やりきれない気持ちになるのに、二人の未来に希望が見えるエンディングだった。己の弱さを認めて道端で泣き崩れる恒夫、嫌いなはずだった車椅子に身を収めて一人街を行くジョゼ。一見対象的だけど、間違いなく二人は一回り強くなっている。もちろん、このエンディングには恋愛や離別の経験からいろいろな意見がつくだろうが、少なくとも二人にとっては忘れがたい思い出として永遠に脳裏に焼きつき、将来の糧となることを確信する。間違いなく、これまで見てきた邦画の中でもトップクラス。洋画を含めても、下の方も言ってますが、ここ数年の最高傑作。年末、この映画に出会えたのは本当に幸運だった。だけど、見終わった後は二度と見たくなくなる、そこまで切ない映画。こんな映画にしてしまった主演の池脇千鶴、妻夫木聡は、役者魂に火がついたようなハマリ役でさまざまなシーンで僕の鼓動も一緒に高鳴る迫真の演技を見せてくれた。台詞回しだけでなく、表情やしぐさや、果ては後姿でだって演技している。心底ため息が出る。それもそのはずで、脚本は二人の主演を決めてから、二人をイメージして作られている。何から何まで。本当に僕はジョゼのとりこだ。 10点(2004-01-16 00:45:27)(良:1票) |
6. ジュラシック・パーク
生命をテクノロジーで制御することの恐ろしさを痛感した。ってーのは行儀のいいコメントですが、それは置いといて、始めて見たときは素直に怖くて、だけど面白くて、映画館で二度見しました(入れ替え制じゃなかった)。CGには驚いたし、ラプトルが飛び掛ってくる有名なシーンで、僕も一緒に椅子から飛び上がった。同時に飛び上がった客、多数。 8点(2004-01-14 02:47:23) |