1. 食神
少林サッカーのあまりの馬鹿馬鹿しさに大笑いした後では、どーもこちらは今一つな印象。話の展開も、最初頂点にいたのが落ちぶれて復活するだけなので、成り上がっていく感覚があまり堪能できないのが残念。細かいところで笑わせられますけど…。 7点(2004-08-27 01:14:36) |
2. シティ・オブ・ゴッド
なんだろう、評価が難しいです。話がたいしたことは無い。しかし、この映画はリアリティさに重点を置いていて、話が今一つなのもリアイリティに含まれる事なのかな。視点がとにかく定まらないので観ていて非常に疲れます。いや、あるいは世界観のせいなのかもしれない。観終わって思ったのは、この映画は現地の人が観たらどういう位置づけになるんだろう?彼らにとってこの映画の世界は日常であって、なんで映画にするのかすら解らない程度のことなのかな。 7点(2004-07-07 14:03:53) |
3. 情婦
これは素晴らしいサスペンス映画です。法廷での息詰まる舌戦、というかチャールズ・ロートンの突っ込みの見事さが観ていて心地よい。ラストはもう・・・。それとやはり、ワイルダーらしいユーモアさも非常にいい味となっております。それにしてもあの看護婦の最後の台詞、あんた看護婦失格だぞ!(^^; 10点(2004-06-22 04:32:20) |
4. 死刑台のエレベーター(1958)
うーん・・・。前半主に三つの視点から物語が進んでいくわけだが、どれをとってもかったるいの一言。ジャンヌはひたすら街を彷徨うだけだし、男女のカップルはあまりに自分勝手でその行動はすべてが衝動的で、こんな奴らがよく生きてこられたなぁとあきれるばかり。肝心のエレベーターの男も、まぁ脱出できない事が重要ではあるのだが、もうすこしなんとかならないものかと思う。で、後半ようやくサスペンスらしくなったかと思うと、決め手のタネもなんだか地味。印象に残ったのは全編流れてるジャズ、とにかく無表情のジャンヌだけでした。 5点(2004-06-01 07:42:32) |