1. 白いカラス
こんなに豪華なキャスティングなのに、何でこんなにショボイ映画なの? 心に傷を負った者同士が理解しあう過程が大事だと思うのに、バイアグラ効果のようにしか見えなかったのが残念。 3点(2004-11-12 13:24:55) |
2. 真珠の耳飾りの少女
チラシにあった「本年度アカデミー賞最有力候補」って見出しの横に、小さく「美術賞」「衣装デザイン賞」「撮影賞」と書かれていたのは、ちょっと反則っぽいけど、月並みながら、まるで本物の絵画に入り込んだような映像美が見事。 6点(2004-08-04 17:14:31) |
3. 幸せになるためのイタリア語講座
登場人物が割と等身大の悩みと格闘しながら生きている、ということに共感を持ったが、何というか「そこまで不器用なのはかえってわざとらしい」「そこまでキレやすい性格は逆に不自然」と言ったようにキャラの味付けがしょぼくなっているのが残念。あと、この講座に通ってもイタリア語は上達しなさそう。だって、人数が最低8人から / 参加している生徒のレベルはバラバラ / テキストや体系だった指導方針は無く、行き当たりばったりの授業...僕なら受講しません。 5点(2004-07-09 10:44:18) |
4. 女王陛下の007
《ネタバレ》 各国から治療に訪れている患者達に催眠術をかけて”細菌兵器戦争”の実行犯に仕立てるプロットは一見無茶だけど”催眠術”=”洗脳”と読み替えればこれはオウム事件を彷彿とさせて背筋が寒くなる。最も印象に残っているシーンは新雪の積もったアルプスにシュプールを描きながら逃げるボンドとトレーシー。このシーンといい、花火の使い方といい、「私をスキーに連れてって」に少なからず影響を与えているはず。(そんなのどうでもいい?) 7点(2004-03-17 11:35:30)(良:2票) |
5. シュウシュウの季節
作品の冒頭では出発する天秀を見つめる青年の視点で語られていたが、いつの間にかその青年のナレーションはなくなってしまった。彼女の消息は成都までは伝わっていないのだろうな… 9点(2004-03-16 14:49:13) |
6. シェルブールの雨傘
《ネタバレ》 母親と宝石商のキャラゆえに、戦争と言う不条理によって、若い二人が引き裂かれてゆく悲しいお話のはずなのに感情移入できない。な~んにも知らないうちに「理想の女性」とかいう男は信用できない。猛烈に押すわけでもなく、何ヶ月かに1回、顔を出すだけ。僕にとってホントの不条理はこの二人だ。GuyがMadeleine には秘密で息子に「フランソワ」と名づけてしまうのも辛い。もし女の子だったら「フランソワーズ」になっていたんだろな。 6点(2004-03-16 14:27:12) |
7. ジョニー・イングリッシュ
冒頭から「ロシアより愛をこめて」っぽくて思わず、ハートをわしづかみされてしまいました。あとは筋弛緩剤自分に打っちゃってヘロヘロになるシーンがお気に入り。 7点(2004-03-08 14:10:49) |