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プロフィール
コメント数 21
性別 男性
年齢 54歳
自己紹介 音楽業界の端くれに居ります。
1970年生まれ
茨城県出身
現在渋谷区在住。
tjの"t"はファーストネーム。
"j"は、敬愛するAntonio Carlos Jobimから来ております。

基本的考えは「ラストサムライ」に2点をつけたレビューに書いてあります。
お時間があればご笑読下さい。

さて近年、
古い
長い
白黒
無声
コンピューター使ってないからしょぼい
という「哀しい」理由で
数々の素晴らしい作品を
味わえない、楽しめない方が多い
という事態を憂いております

また
「OK!の最低ライン」が
供給する側も受け取る側も「明らかに下がっている」故の悪循環
という事実に
アート、娯楽を供給する側として
大きな危機感を持っております

事態を打開すべく
自分が属する音楽業界で
自分に出来る事を細々とやっていきます


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1.  シンドラーのリスト
アカデミー狙い映画。 でも、騙されてもいいから身を委ねよう、という気にさせるパワーはありませんでしたね。 映画は、テーマが良ければいいというものではない 若人よ、本を探し、読み、博物館に行き、様々な情報を取捨選択して、自分の頭で考えよう。 
[映画館(字幕)] 2点(2005-11-02 05:33:44)
2.  シェルタリング・スカイ
これに関しては、淀長さんに感謝です。 芸術家同士が自分たちの愛を試すために、若い男を連れて旅に出る。 男があっけなく死んだ後、女の喪失感。 哀しい、哀しすぎる。 失って改めて気付くパートナーの大切さ。 そして心にぽっかりと空いた穴。 それがあまりにも深いが故に、女の人生はあのような展開に...  圧倒的に美しい映像とともに、哀しさが迫ってきます。 いや、悲しみを伴えばこその、あの美しさなのでしょう。  当時淀長さんはとある女性誌にこう書きました。 「今付き合っている男を連れて行って、退屈だと言ったらその男とは別れなさい」  そんな文章もあって、見栄も張りつつ一緒に映画館に足を運びました。  見栄も時には新しい芸術との出会いのきっかけか。 淀長さんありがとう。  
[映画館(字幕)] 9点(2005-11-01 06:27:03)(良:1票)
3.  七人の侍 《ネタバレ》 
まず、役者達の「風貌」を観よ!! それだけでも、そこらへんの「映画」(と同じ形態をしているために、そう呼ばれるもの)との「違い」がわかると思うのですよ。 「風貌」という言葉、 それにふさわしい役者は果たして今何人存在するか? 風貌という言葉がようわからんという方、 土門拳の写真集「風貌」を、立ち読みでもいいからご覧なさい!!  現在、背中で演技できる役者は、果たして何人存在する? 刀を差して、腰をしゃんとして歩ける者は、今何処へいった? また、一人一人の存在感も圧倒的。 極端な話、役者は大根だっていいんです。圧倒的な「華」や、存在感があれば。 ジョン・ウェインは大根で有名だった。しかし何故ヒーローたり得るのか? 圧倒的な存在感だ。  さて、私はご多分に漏れず、志村さんと宮口さんにやられました。 あと 「子供は、大人扱いしてやればよく働く」 という鋭い指摘にも!!  ちなみに「荒野の七人」について、黒澤監督は、 ガンマンって時点で違うんだけどなあ、ガンマンはガンマンだから。 元保安官とかならわかるんだけど というような事を仰っております。ご参考までに。  さて、 長い... 音声が... 古い... 白黒.... アクションシーンがCGだったら.....  と仰る方が多いですが、 心からこの状況を憂います。  便利になった世の中の悪い面ですね。 去勢されすぎている。  一生、 アルバムを一枚通して熱心に聴くこともなく、 長編小説を手に取ることもなく、 オペラを観ることもなく(なにもこちとら詳しくねえし、オペラが高尚で他が下劣だってんじゃありませんや!)、  たまに意を決して手に取ってみても、 物語や映像、セリフや佇まいを「味わう」前に時間に耐えられない人が増えている。 前にもそのような方はおられたでしょう。 しかし、増えている。  哀しむべきことです。  供給する側にも大いに問題はありますが。  余談ですが、加東大介さんは、様々な名作にご出演ですね。 本作、秋刀魚の味から社長シリーズまで!    
[ビデオ(字幕)] 10点(2005-11-01 03:11:39)(良:4票)
014.76%
100.00%
2628.57%
300.00%
400.00%
500.00%
614.76%
714.76%
829.52%
9419.05%
10628.57%

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