1. ジェイソン・ボーン
彼女は、なぜ自分のボス、長官を殺したのだろう。納得いかない。やはり、無理やり続編を作ったようにしか思えない。残念である。また、色々な過去が出てくるが、これも面倒だ。そんなに覚えていない。ただし、ラスベガスのカーチェイスは凄まじい。何人殺しているやら。3部作が素晴らしかったからなあ。火星に取り残された彼も好きなんだよなあ。次回作はあるのだろうか? [映画館(字幕)] 6点(2016-10-09 20:36:52) |
2. シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
《ネタバレ》 気持ちはわかるが、やはり、アイアンマンが間違えている。考えてみてほしい。もし、アベンジャーズが何もしなかったらと。何千人いや何万人もの人が死ぬことになる。つまり少しの犠牲者は仕方ないのだ。国王が罪もない人が犠牲になる平和ではいけない、と言っていたがこれも間違いである。また、国連の決定に従うという話も間違いだ。なぜなら、今の国連を見てほしい。何も決められないのだ。民主主義の基本は、個人の投票に根ざしている。どこかの政党は組織票だけで2/3の議席を得ている。組織票を入れた組織は何を望むのだろう。豊洲もオリンピックも金がかかるわけだ。大切な人を亡くすのは辛い。だから、犠牲者は仕方ないといってもやるせないのだ。だから、戦争は絶対いけないのだ。この反省のもと、平和憲法がある。しかし、それも風前の灯火だ。 [DVD(字幕)] 6点(2016-10-03 07:41:50) |
3. シン・ゴジラ
《ネタバレ》 この映画はゴジラをなのった、政治映画である。と思えた。だから、海外ではうけないと思う。私は、政治映画はすきだが、今の政府は評価していないので、そこを鋭くえがいて欲しかった。自衛隊だって、ゴジラと戦うのは平気だろうが、ISと戦うことになったら気が引けるだろう。しかし、今の安保法案でいずれそうなる。ただし、アメリカの傀儡政治はよく描けていた。昔のゴジラファンとしては怪獣ゴジラの愛が感じられなかったのは残念である。尻尾に何人もの死体をまきつけていては、そうもいかないだろう。しかし、本当のゴジラは、人間の身勝手さを嘆いていた。いや怒っていたのだ。だから、地球に危機が来ると立ち上がる。しかしこの映画のゴジラは立ち上がらないだろう。政治映画ならまあまあ。しかし、ゴジラ映画なら落第点である。 [試写会(吹替)] 7点(2016-08-11 21:54:43) |
4. 進撃の巨人 ATTACK ON TITAN
《ネタバレ》 この映画を見るために、DVDを全部みて、まんがを全部読んで、さあ映画館だあ。と思ったのですが、このサイトをみて、やめました。しかし、評判よりはまあまあでした。〈4点で高めです〉ただ、はまったのは石原さとみさんだけでした。こんなに失敗すると、原作通り作った方がよかったんではないかと思います。しかも、10作以上作るという暴挙にでるのです。または、この作品なら、成人映画にして、水原さんの濡れ場を作り、愛憎をキチンとえがいた方が良かったと思います。ただし、次も見ます。最後までみないとね。作った人の根性が少しでも感じたいからです。エンディングの曲も良かったです。ただ、エバンゲリオンのように、途中で流れた方が合うと思いました。また、壁を壊した巨人が出るときは、ゴジラのような音響が聞きたかったです。なんせ東宝なのだから。第2のゴジラになれずに残念です。まあ、ゴジラの時は原爆に対する怒りがきちんとありました。この作品にはなんの哲学も感じません。魚だって、大きな魚は小さな魚を食べるのです。人間だけが自然の摂理に逆らっているのです。地球の怒りがあれば良かったのにと思います。 [DVD(邦画)] 4点(2016-02-22 20:51:19) |
5. ジュラシック・ワールド
《ネタバレ》 自然のすばらしさを実感した。ティラノサウルスは、強いが、食べる為に殺す。しかし、遺伝子組み替えの恐竜は楽しみで殺しまわる。そして、その異常な恐竜をみんなが排除した。人間は、エゴや金儲けにやっきになる。しかし、命があっての金や楽しみなのに。金でかえない尊いものもある。兄弟愛や家族愛や恋愛などだ。しかし、それらも揺らいでいる。離婚しそうな両親、恋人がいるのに他の女性に目うつりしている兄貴。恐竜の恐ろしさはすごかった。ただ、よく考えると、大砲があれば殺せるだろうに。なぜ戦車を用意しない。でも、それじゃ面白くないか。また、付き添いの女性に酷い内容だったが、恨みでもあるのかな。ベビーシッターにひどい目にあったとか。しかし、海の恐竜、たべすぎです。 [映画館(字幕)] 8点(2015-08-10 12:06:57) |
6. 人類資金
《ネタバレ》 期待しないで見たが、なかなかよかった。ただし、話のもっていき方はあまりよくなかった。もっと敵をわかり易くするべきだ。しかし、主張は共感するものがある。今世の中は物騒になってきている。その元凶はアメリカの金融資本主義であると私も考えているからだ。ここに正義がないのだ。戦争をすれば、核戦争となり世界は滅びる。わかっているのに、動き出すロシアや中国やイスラエル。アメリカには止める正義がない。それを知っているのだ。金で金をもうけることをギャンブルという。それが株主になり、一番もうけている。ここには正義がない。1%の収入と99%の収入がイコールのアメリカ。民主主義なら政府は転覆しているはずだ。しかも、それを真似ようとしている国がある。そして国民は政治に興味がない。徴兵制が来ることもしらずに。 [DVD(邦画)] 8点(2014-07-23 23:48:53)(笑:1票) (良:1票) |
7. シャーロック・ホームズ(2009)
《ネタバレ》 雰囲気は当時のイギリスを彷彿させるものがあり、評価できると思います。ただし、もうちょっとだと思うのです。女優とのからみも、もうちょっとだし、謎解きももうちょっとだし、悪役がなぜあんなに大量虐殺しようとしたのかももうちょっとだし、とても惜しい映画だと思いました。シャーロックホームズの新しい形は見せられたと思うので、これはいいと思います。私ならやっぱり、悪役との知恵比べを絶対にやります。勝ったり負けたりすることが大切です。やっぱり、知恵比べプラス、「憎しみ」対「愛」の戦いもおりまぜてやるべきです。 [DVD(字幕)] 7点(2011-03-23 09:40:30) |
8. 沈まぬ太陽
《ネタバレ》 原作は未読です。僕はどうしても、恩地に感情移入できませんでした。はっきり言って、あれだけ会社から嫌がらせをさせられたら、とっとと辞めてしまえばいいのに、なんで会社にしがみついているのか理解不能です。自殺した彼も同じ。もう会社にしがみつくのはみんな辞めましょうよ。と私は言いたい。悪い会社というよりも悪い上司はいるものです。とっとと辞めればいいのです。しかし、この映画の役割は別のところにあると思い、6点つけました。それは今問題になっている会社のことです。あれだけ、赤字を垂れ流し、官僚も政治家も癒着しているだろうと思えることを描くのは大変だったと思います。これらをマスメディアは糾弾できていません。民主党も無理でしょう。(やる気がないように思えます。)財政赤字がこんなにふくらんでいるのに、税金で助けようとしているのですから無理があります。一度倒産させてしまい。新しくナショナルフラッグの会社を考えれば良いと思います。もしくはなくなっても良いのでは? 私は海外に行くときも国内で飛行機で行くときも、一度も使ったことがありません。また、沖縄へ行く旅行よりも、それより遠いグアムや韓国や中国の方が安いのがどうも気がかりです。国内旅行をもっと安くすることに税金を使った方が日本の国の為になると思えます。私は安全な格安航空を期待しているからです。もう飛行機という概念ではなく、バス(エアバス)という概念で考える時期だと思うのですが... [映画館(邦画)] 6点(2009-11-10 12:48:51) |
9. 少年メリケンサック
《ネタバレ》 宮崎おあいファンなので見ました。彼女の演技はやっぱりすごいと思う。他のメンバーも良い味を出していた。この映画は、狙いはあまりないように思えた。強いてあげれば、「貧しかろうが、評価されなくても、づっと続けることが大切。周りをだましているようでも、ある意味結果を出せれば、そこで奇跡が起こる。」だろうか。しかし、それよりもパンクを心から愛している監督が、かんなを通じて楽しんでいるように思えた。私も楽しめた。 [映画館(邦画)] 8点(2009-02-17 02:12:18) |
10. ジャンパー
《ネタバレ》 この映画の評判を見ないで、予告のテレポーション能力に関心があり、見に行きました。しかし、失敗だったな。まちがいなく駄作だと思う。映像やいろいろなところにロケに行った努力は買うが、中身がない。つまり、続編を期待して作った作品としか思えない。それならば、初めから3部作とか言って作った方がよっぽど良いと思う。そうすると、作り方が違ってくると思う。例えば、5歳の時にジャンパーの素質がわかったといっていたが、ここんところをもっと丁寧に描いた方がいいと思う。(最近見ている「奥様は魔女」の子供が魔法使いになるところとちょっと似ている。)また、中世より戦っていると言ったが、これもなぜ中世からなのかさっぱりわからない。スターウォーズも続編があったが、最初は続編は作らないつもりできっちり作った作品だった。だから、逆に続編が作れるようになった。こんな続編で明らかにします、みたいな映画はダメだろう。僕なら続編作成却下です。 [映画館(字幕)] 4点(2008-03-03 11:36:04)(良:1票) |
11. シッコ
《ネタバレ》 映画館で見ました。映画の日でしたが、思ったよりも観客が入っていませんでした。確か、この映画は911よりも前から撮っていて、911があったので、これを先送りにして今回ようやく出すことが出来たと聞いています。足掛け7年ぐらいかけて作ったと。今のアメリカの医療制度を理解することが出来たことと、カナダやフランスやイギリスの医療制度が良いことも取り上げていました。それよりも、関心したのが、イギリス人の賢人(老人)が言っていたことばです。「民主主義とは、国が民衆を怖がることが基本だが、国が強くなると国民を脅したり、無気力にさせて投票にいかせないようにさせるんだ。これに加担するのがメディアである。今のアメリカを見ていると、革命が起こっても不思議ではない。」翻って、日本はどうであろうか? 今の国民健康保険・社会保険・介護保険は、破綻寸前だと言われている。その国民健康保険でも、日本人全員が入っているわけではなく、医療を受けられない人たちがいる。メディアは、ほとんど何も取り上げない。私は、さっそく民主党に、次のような提案をした。「60歳以上、18歳未満は医療を無料にすること。」財源の問題などいろいろあるだろう。しかし、病んでいる人や貧しい人を助けられない社会を良い社会というのだろうか? 僕はそうは思わない。最後に、気になることが1つ。それは、マイケル・ムーア監督が太りすぎだということだ。しかも、これだけの映画がヒットしていると大金持ちになっているはずで、なんらかの形で、困っている人たちを助ける動きをすべきであり、それもレポートすべきである。スパイダーマンの中で言った好きな言葉がある。「力(お金でもよいだろう)を持ったら、それをどのように使うのか責任があるのだよ。」監督にはそれが感じなかった。 [映画館(字幕)] 8点(2007-09-02 12:57:59) |