1. ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章
JOJOファンにはそれなりに楽しめたが、原作を知らない人間にはどうだろう。おそらくよく分からない描写もあったのでは!?スタンドの表現は文句なし。虹村兄弟の存在感も圧倒的。ただ主役の仗助役のハマリ方がもう一つ。山岸由花子もシリーズ化には不必要かも。第二章へつながるラストは原作と違い吉良吉影のスタンドだったが、あれはあれでよかったし。 [映画館(邦画)] 5点(2017-08-10 10:24:07) |
2. ジュラシック・パーク
ブラキオザウルスが立ち上がったり、ティラノザウルスは動いているものしか視認できないとか、ヴェロキラプトルが大きすぎたり賢すぎたりなど、いろいろ気になるところはあるが、とにかく本物(!?)の恐竜を見られたということに興奮 [映画館(字幕)] 8点(2014-04-16 16:46:01) |
3. 白ゆき姫殺人事件
《ネタバレ》 いつもながら切れ味鋭い中村監督の手腕。観ていて安心できる(?)傑作サスペンス。ただ真犯人の動機の弱さと殺害計画の杜撰さが気になるところ。綾野剛はまるで地でやっているかのようなヌメリ感ある演技で出色の出来。惜しむらくは「地味なOL」という設定ならば、もっと主人公のキャスティングを考えたほうが良かったのでは…。 [映画館(邦画)] 8点(2014-04-14 14:17:44) |
4. 七人の侍
《ネタバレ》 勘兵衛と久蔵のアクション、利吉と菊千代のヒューマン、菊千代と与平のコメディ、志乃と勝四郎のロマンスなど、「ステーキの上にうなぎを乗せ…」くらいでは言い表せない、てんこ盛りの超絶ドラマ。「列に戻れ」と一喝し抜き身を下げて走り寄る勘兵衛、「来やがった来やがった」と平八の「○△た」旗を握って怒鳴り散らす菊千代、「この子は俺だ」と泣き喚く菊千代の後ろで回る火達磨となった水車。これまでスクリーンでこれ以上の迫力あるシーンを見たことがない。これからもないと断言できる。 そうそうDVDで初めて観る方には、日本語字幕での視聴をお勧め。黒澤作品はセリフが聞きづらいのが唯一の弱点のため。 [映画館(邦画)] 10点(2014-04-11 16:02:56) |
5. ジャンゴ 繋がれざる者
ストーリーといい役者といい素晴らしいが、いかんせん残酷描写がやりすぎ。確かにタランティーノと言えば派手な暴力描写が有名だが、これまでは笑ってられた暴力シーンも今回はちょっと目を背ける感じ。ラストの銃撃戦も漫画チック。 [映画館(字幕)] 7点(2014-01-30 11:01:25) |
6. 幸せの教室
ラブコメということだがほとんど笑えなかった。最後のスピーチは良かったが。 [映画館(字幕)] 4点(2012-05-14 13:35:15)(良:1票) |
7. 不知火檢校
ピカレスクロマンの傑作。よくあるようなニヒルで痛快でカッコ良い悪ではなく、本物のワルというか、弱者を苛めぬいてそれを踏み台にする、云わば弩Sの悪漢物。特におはんを絞め殺すシーンは映像的にも秀逸。ただ検校に登り詰めてからは普通の悪代官クラスになってしまった感も。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2011-12-14 09:24:34) |
8. 幸せの始まりは
ロマンチックコメディとの謳い文句だったが、クスリともできなかった。何より主人公たちに全然魅力がなく感情移入できなかった。 [映画館(字幕)] 2点(2011-03-06 21:37:39) |
9. 12人の優しい日本人
「12人の怒れる男」より好きかも。必ずこの12人の中に自分がいるはず!!僕は1号と2号かな。 [DVD(邦画)] 9点(2010-10-27 11:30:41) |
10. 十三人の刺客(2010)
山越えしたとはいえよく先回りできたな、2~3日であれだけの仕掛けは無理だろ、何で最後まで鉄砲弓矢の飛び道具で攻めなかったの、爆弾まであるのに、など突っ込み処満載。相変わらずの松方弘樹のこゆい演技、伊勢谷友介の訳分からんキャラクター、全然剣客に見えない沢村一樹など、刺客たちのキャスティングにも難あり。唯一、稲垣五郎の狂気の殿様はお見事。それにつけてもオリジナル版の里見幸太郎の名台詞「遅くても来年のお盆には帰ってくるさ」、西村晃の無様な死に様の方がずっと格好良かった。 [映画館(邦画)] 6点(2010-10-26 18:00:20) |
11. 重力ピエロ
《ネタバレ》 中盤までの展開は良かったが、最後の撲殺放火殺人でそれまでのリアリティがパァになった。これではいくら家族のきずなといわれても共感できないし、のんびりしたラストシーンがわざとらしい。子役を含めたキャスティングは良かったが、渡部篤郎の悪役はもうひとつ。伊坂幸太郎原作ものでは、アヒルと鴨>死神の精度>重力ピエロ>陽気なギャング、というところ。 [映画館(邦画)] 6点(2009-05-30 06:56:22)(良:1票) |
12. 少年メリケンサック
もっとお寒いギャグが並ぶのかと危惧していたが、意外とイケテル。過去と現在を行き来する手法も「パッチギ!LOVE&PEACE」や「陰日向に咲く」よりはうまくいってるし(もちろん「ゴッドファーザーPARTⅡ」には遠く及ばないが)、何より篤姫でブレイクした宮崎あおいの切れっぷりは見事。ただボーカルのジミーが身障者というのはどうなんだろう…。ちょっと引いてしまったのも事実。せめてアル中もしくは薬中くらいのほうが良かったのでは。 [映画館(邦画)] 7点(2009-02-18 16:52:33) |
13. 新仁義なき戦い(1974)
《ネタバレ》 仁義1作目の広野昌三(新~では三好万亀男)と違い、娼婦(池玲子)を盾にしたり、素人(山城新吾)を追い込んだりと、かなりワルな菅原文太に痺れた。それ以上の迫力が若山富三郎扮する青木尚武(1作目で松方弘樹のやった坂井哲也)、渡瀬恒彦扮する北見登(1作目では野口貴史が扮したチョイ役の岩見益夫)の二人。金子信雄の山守義雄(彼だけ役名も配役も1作目と同じ)と田中邦衛(1作目と役名は違うが人物は同じ)が相変わらずのこすっからさで笑わせてくれる。圧倒的暴力シーンに加え、セクハラシーン、差別用語満載で仁義5部作に決して引けをとっていない。続く組長の首、組長最期の日も期待したのだが…。 [映画館(邦画)] 8点(2008-04-05 17:44:09) |
14. 仁義なき戦い 総集編
仁義ファンにはたまらない1本だが、カットも多いため、お薦めはやはり5部作一挙上映館での鑑賞か。なお完結篇が未編集なのは、脚本が笠原和夫から高田宏治になったためと思われるが、確かに4部作で十分完結している感じで、もし完結篇もつなぐと大友勝利役(千葉真一→宍戸錠)、早川英雄役(室田日出男→織本順吉)が交代しているため違和感あるかも。 [映画館(邦画)] 7点(2008-02-03 14:58:34) |