1. ショートバス
最初はなんだか出てくる登場人物がみんな、目を合わせれば笑いあってすぐ仲良し、もう人類皆友達みたいなノリで、気持ち悪ッとか思ったんですが、それがあるからこそその後の一人一人のヒリヒリした孤独感が浮き立ってくるんだな、と思い直しました。 脈絡無いですが、ともかく自分が、普段は「は?馬鹿ばかしい」とか「こんなこと真剣に悩むなんて恥ずかしい」と言って切り捨てて、見ようともしなかった事柄を、この映画に、「恥ずかしいとか言ってるお前の方が馬鹿だ!」とガツンと頭を殴られた感じというか…… これは「価値観が変わった」という感覚なんだろうか?新鮮で変な感覚だった。とにかくこの映画には学ばせてもらった。 あと、サントラがすごく良かった。 [DVD(字幕)] 9点(2009-05-09 20:20:07) |