1. 幸せになるための27のドレス
《ネタバレ》 NYのマンハッタンを舞台に社長秘書として働くジェーンの恋愛模様を描いたラブコメ。Katherine Heiglは特別美人というわけではないけど(あくまでも女優の中ではという意味で)、そこはかとなく品があって知的な感じがかなりの好印象。ストーリーは序盤切なさがうまく表現されていて感情移入しやすいけれど、起承転結の転あたりからの展開が個人的にしっくりこなくて、最後もなんとなく微妙に終わってしまった印象。すっぱ抜いてやろうと近づいたケビン、とにかく無神経なジョージ、自己中で自由なテス、追い詰められてついに爆発したジェーン、と主だった人物たちの悪い面がクローズアップされる場面が多いものの、基本はみんな悪意のないいい人たちばかりで、ゆえに最後はハッピーエンド。それにしても途中までは結構よかったのに、最終的には特に印象に残らない映画に落ち着いてしまったのが残念。また、「27 Dresses」というタイトルにするほど、27着のドレスが生かされていたようにも思えないし、そもそもなぜに27着? [CS・衛星(字幕)] 5点(2010-03-07 20:19:13)(良:2票) |