2. 食堂かたつむり
映画はコメディタッチ、なかば少女マンガのようにメルヘンチックに進む。正直、いい年こいた男性は見てられない部分がある(笑) 主人公は失恋のショックで声を出す事ができなくなった設定だが、あまり物語には関係してこない。むしろややこしい筆談で話をまわりくどくしてるだけの印象。 舞台である食堂や客にはそれほどの重要性はなく、料理も思ったほど出てこないのは残念。 結局テーマはとってつけたような母娘の愛情。 家族愛を描くなら最初からコミカルな演出は控え、母親の背景もきちんと説明しておくべきだった。題材はよかっただけに惜しい作品。 [映画館(邦画)] 4点(2010-02-12 18:04:15) |