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プロフィール
コメント数 618
性別
自己紹介 【好きな映画】
★ヒューマンドラマ系
★恋愛
★コメディ
★推理・サスペンス・法廷
★アニメ
★その他、心がほっこりする・ワクワクする・揺さぶられるものなら何でも。

【苦手な映画】
×ホラー・スリラー
×暴力系・ヤクザやヤンキー系
×アクション
×アイドルが主演
×ハードボイルド
×見せ場が女優の裸だけの80年代日本映画
×映画の質よりも興行成績だけを意識したハリウッド映画

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1.  シェルタリング・スカイ 《ネタバレ》 
ツーリストではなく、トラベラーであり続けたキット。ほとんどセリフもなく、字幕もない後半こそがこの映画の見どころだと思います。一組の夫婦に男がもうひとり絡んで、男女関係云々という前半は、本題を表現するための前フリのようなもので、ストーリーがどうの、と論じる類の映画ではありません。  アメリカに帰れば、タクシーの中で大使館員とタナーを待っていれば、普通に生きることさえ難しい状況からは逃れられますが、キットはその選択肢に背を向け、どこかへ去ってしまいます。私たちが「快適」とする白人社会に戻ってしまえば、キットにとってそれは「ふりだしに戻る」ということだったんでしょう。山のような荷物を抱えて移動する「ツーリスト」から、トランクひとつの「トラベラー」となったキットは、物質第一主義の欧米文化に対する皮肉の象徴なのかもしれません。豊かさの象徴である山のような荷物=しかしそれは生きていく上でのお荷物=そんなものを生み出す欧米文化、ということでしょうか?  その欧米文化の副産物が差別社会。 オープニングのモノクロの映像には、発展していくニューヨークの様子が描かれ、快適、快楽、経済的発展、物質的な豊かさをイメージしたシーンが、都会的な雰囲気のジャズとともに流れます。そして、豪華客船から小さなボートで上陸した先では、一転して土着的な民族音楽。オープニングが終わり切らないここまでのシーンだけで、欧米と対極する文化圏が舞台であることが強調されています。たくさんの荷物を、家のない貧しい子供たちに運ばせるアメリカ人は、大きな荷物から帽子を取り出し、カメラで写真を撮り、スピーカーから西洋音楽が流れる酒場で、ドリンクを飲みながら子供たちに靴を磨かせるなど、アメリカの富裕階級とアラブ圏の当時の事情がくっきりと描かれています。 ラストシーン、タクシーから消えたキットは、最初3人で立ち寄った酒場に現れます。店内にはやはり西洋音楽が流れ、新聞売りの子供など、店の様子は変わらない。変わったのはキットの心。その心が「迷ったのかね?」「人には無限の機会がある」ことを、無言のおっさんから感じ取ります。おっさんの声はキットの感情そのもの。映画はそこで終わりますが、キットがその後もトラベラーとして生きていくだろうということは容易に予想できます。 グランドホテルから出てくるタナーが欧米文化の象徴、かつてはその文化の中で生きてきたものの、別の生き方を模索するキット。この二人のコントラストが、差別社会への批判なのだと思います。オープニングとエンディングを見比べると、この映画の意図がよくわかりますね。  後半の砂漠も、俯瞰的に眺めている私たちにとっては「美しい」風景ですが、そこで生きるアラブの人々にとっては日常の当たり前の風景。「ほ~ら、きれいな景色でしょ」と見せるだけでは、まさにただのツーリスト的映画になってしまいますね。静けさ・美しさと同等の激しさ・重苦しさが伝わってくる、それがこの映画の価値だと思いました。  それにしても、男と女の関係をこれほどまでに描き切ることができるベルトルッチ監督の手腕に、ただただ驚くしかありません。「シャンドライの恋」のラストシーンの衝撃も、なるほど、この監督だからこそ作れたんだと、改めて納得です。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2017-09-12 21:37:49)
2.  シャンドライの恋 《ネタバレ》 
アフリカ音楽とクラシック音楽による感情表現、無駄なセリフを徹底的にそぎ落とした脚本とそれを活かす演出や映像センスなど、ストーリーそのものはベタなのに、映画的な面白さがギッシリ詰まっていたおかげで、引き込まれました。特にあのラストは最高でしたね! 虚しく鳴り響く呼び鈴と切ないBGMが素晴らしく合っていて、驚きの声さえ出ないほどでした。 でもベッドの2人を、そのまま映像で見せる必要はなかったような・・・。靴を脱がせたあとは、もっと抽象的な表現の方が良かったような気もします。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2017-07-04 19:03:13)
3.  ジュマンジ
いま観ても、意外と面白く感じました。家族みんなで「あー、楽しかったー」と言いたい時や、飛行機の中などで時間を潰したい時にはピッタリですね。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-08-15 19:14:52)
4.  四十七人の刺客 《ネタバレ》 
これなら、普通のドラマの忠臣蔵を見た方が良かったかも・・・。健さんはカッコ良かったですが、討ち入りまでの盛り上げ方がいまひとつでした。宮沢りえが出てくるラストシーンは好きです。
[地上波(邦画)] 4点(2012-12-14 21:55:20)
5.  ショーガール 《ネタバレ》 
公開当時、一緒に映画館に観に行った女性が鑑賞後、「どうしてこの映画を私と一緒に観たいと思ったわけ?」と少々ご立腹。確かにデートには向かない内容でしたが、でも映画としては面白かったと思います。多少でも舞台に携わる人なら、共感できる部分も多いのでは?それにしても、ノエミがあれだけ裸を見せてたにも関わらず、さほどうれしくないのは、やっぱりブスで下品だから?
[映画館(字幕)] 7点(2012-03-21 23:52:00)
6.  シャイン
ものすごくいい素材なのに、料理の仕方を間違えたのでは?と思えるような内容でした。なんだか、同じような印象のシーンを繰り返し見せられている感じで、見せ方を工夫してもらいたかったです。ヤマ場がなく、なんとなく終わってしまったような気がします。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2011-11-30 01:29:14)
7.  四月物語
映像の美しさはさすが岩井俊二といったところですね。ただの本屋が、とても素敵な空間に映っていました。「Love Letter」の図書館もこんな感じでしたね。最初観た時は、特に面白い作品とも思えなかったのですが、改めて見直すと、なんとなく心がホッとするような、素敵な映画だと思えるようになりました。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2011-11-30 01:22:28)
8.  シリアル・ママ
かなり笑えましたね。ママ、もうめちゃくちゃなのに、なぜか共感してしまう。でも実話だと思うと、ゾッとします。そのうち日本でもこういう人が現れそうですね。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-07-25 17:51:58)
9.  シベリア超特急 《ネタバレ》 
初めて観たのはもうずいぶん前になりますが、見終わったあとの衝撃は、今でもハッキリと覚えています。こんなものすごい映画、もう2度と世に出てこないでしょうねぇ・・・。
[ビデオ(邦画)] 0点(2011-07-11 00:48:52)
10.  シコふんじゃった。 《ネタバレ》 
ストーリー展開、演出など、すべての点において「Shall we ダンス?」より下回っていて、楽しめるところはなく、おそらく2度と観ないでしょう。本木の印象がほとんど残っていません。正子がマワシをしめて土俵に上がったシーンだけは、その役者根性に拍手を送りたいです。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2011-07-10 02:26:51)
11.  Shall we ダンス?(1995)
あんなに演技がヘタな人やシロート同然のような人がいっぱい出ているにも関わらず、素晴らしく面白い!もう数え切れないほど見たので、最初の時のような感動はありませんが、何度見ても普通に面白いと思える映画ってすごいと思います。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2011-07-04 23:22:26)
12.  ショーシャンクの空に 《ネタバレ》 
この映画の素晴らしさ・面白さはご承知の通り。ただひとつ残念なのはラストシーンです。最後、2人が再会するシーンを見せるのはセンスがないというか、もったいないというか・・・。レッドの「友に会えるといいが・・・」というセリフとともに、バスが遠ざかって見えなくなる・・・THE ENDという、原作に近い終わり方の方が、僕は好きです。
[DVD(字幕)] 9点(2011-07-02 22:31:46)
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