6. 七人の侍
《ネタバレ》 鑑賞前に、『何年も前の日本の映画が、今見て面白いのか?』といった本当に失礼な考えをもっていた。 3時間近くの鑑賞後、もう自分の中の映画、邦画に関する何もかもが変わった。 ハラハラ、ドキドキ、ワクワク、涙あり、と映画の全てが凝縮された、映画史上揺るぎもない最高傑作。 スローモーションなど迫力ある戦闘、三船敏郎の迫真の菊千代の演技、なにをとっても類をみない程の映画技術。 仲間が死んだあとの、侍たちの哀愁や農民たちの姿が描かれたラストシーン。 彼らはどうしてここまでして、仲間を失ってまで戦ったのか。 全てにおいて考えさせられるストーリーも最高レベル。 この作品に出会えて本当に幸せだと感じる。 ぜひ日本人として誇りをもって鑑賞してほしいとおもう。 [DVD(邦画)] 10点(2011-12-20 09:13:03) |