1. 新聞記者
《ネタバレ》 シム・ウンギョンを起用した理由が「日本人女優が引き受けないから」だとしたら、 「この国の民主主義は形だけでいい」ことを証明することになる。 トーンが終始重すぎた。本田翼のヘンに明るい声がメリハリにならず浮いてる。 新聞社映像はカメラが揺れて酔う。ツイッター画面も揺れて読めない(老眼?) 内調は暗すぎて霊安室みたい。コワイ。 シムウンギョンは健闘してたけど、母国語で思い切りやりたかったことでしょう。 遺族にまとわりつくマスコミが、記者の一言で静かになるなどリアルな感じがしない場面が多かった。 milaさんのコメント通り、若い夫婦の場面はいつもおかしかった。 生まれたばかりのわが子を抱き苦悩に満ちた顔で泣く松坂桃李、松坂の肩に顔うずめ慰める本田翼。 本田翼のセリフにはいつも違和感がある。役者ではないんだな、と思う。 不寛容や萎縮ばかりの日本で、この映画がどんな波を起こすのか起こさないのか、気になる。 [映画館(邦画)] 6点(2019-07-14 17:47:27) |
2. 忍びの国
《ネタバレ》 邦画の問題点を考えた。 本物の役者がいない。セリフを言うのが役者ではない。大野君や知念君、役者ではない。よく見る役者もいましたが演技がイマイチでした。エンタメになっていない。音楽効果がない。アクションにごまかしがある。 アイドルを主人公にしたファンの為の映画なら、せめてもっとファンを萌えさせないと。胸キュンさせないと。などと感じました。 [地上波(邦画)] 3点(2019-04-04 18:38:29)(良:1票) |
3. 新感染 ファイナル・エクスプレス
《ネタバレ》 ゾンビってなんですか?感染っていうんだから病気?噛むと増えるから吸血鬼?っていうほどゾンビ初心者です。 が、怖くなくてとても面白かったです。悪い人間が殺人するよりずっと安心。早く走ってドアさえ閉めればいいんだし。 それに昼間の設定なので恐怖感がなかった。ホッ 主人公たちの勇気やカッコよさを見るにつけ、 体くねらせてオエオエ言ってるゾンビ役の俳優さんたちに「アッパレ!」と言いたい気持ちになりました。走る電車にしがみついてひきづられほうきの形のように重なって膨らんでいく様は、本当に楽しかったです!ラストも良い!希望って大切。 家族愛、夫婦愛、の部分は結構湿っぽくて、もうひとひねり欲しい感じです。 隣の女性、これであんなに泣けるなんて涙がいくらあっても足りないでしょう。 新宿の街に出たら、みんながゾンビじゃなくてホッとしました。 主人公たちがゾンビを最初に見た時、「一体これはなんなんだ?」という驚きがあまりなく対策を知っている。 皆もワールドウォーZとか見てる、という設定かな~ [映画館(字幕)] 7点(2017-09-07 15:54:27) |
4. 白雪姫(1937)
家族に付き合ってディズニークラシックを見ていますが、これが第二次世界大戦前に作られたとは!! 昔見た名作を、今観てガッカリすることがよくありますが、ディズニーアニメは違う。ただただ驚くばかり。 ストーリーは童話だし、独自でいじくっていて賛否ありますが この映像!この動き!この発想!この音楽! なんて丁寧な仕事ぶりでしょう。アニメに掛ける熱意でしょう。今なら当たり前の技術でも、これ1937年です! 最近の作品(21世紀)は、とかく、描き込み過ぎ、セリフかぶせ過ぎ、ストーリー凝り過ぎなので、このシンプルさが、またまた本物の力だと思います。 [インターネット(字幕)] 10点(2017-04-23 13:31:23) |
5. 12人の優しい日本人
《ネタバレ》 日本で陪審員(裁判員)制度が始まるだいぶ前に作られたことは、すごいことだと思う。 でも日本人ってこんなに変な人たちばかりかなぁ。不真面目過ぎる。最初の出前選び、必要でしょうか。それに女性の描き方がひどすぎる。人の話を聞いていない。ハンカチで遊ぶ。場違いな声を出したり笑ったりする。自分の意見が言えない。涙ぐんで黙る(女性が感情的で涙もろいことを悪いことと思わないが、ここでは蔑視してる)特にアフロヘアの女はあまりにもひどすぎる!原作者の女性蔑視が痛い。 [インターネット(字幕)] 4点(2016-12-24 21:51:34) |
6. シング・ストリート 未来へのうた
《ネタバレ》 いやぁ~、可愛い、可愛い!主人公の魅力とご機嫌な音楽で8点です! 細かいことは気にせず、若いということの魅力を楽しみ、うらやましがる映画。心の洗濯ですかね。 無謀な旅立ちをする二人のラストは、今時珍しい余韻の残し方で沁みいるものがありました。曲もいいし。 ほど良い長さですが、音楽シーンがたっぷりあるのでキャラの掘り下げは無理な話です。 貧しい割には小奇麗な両親、目立たない姉貴、悪役なりに憎めない…とはいかない校長、もう少し見たかった他のバンドメンバー。 もろもろの少し物足りなさを、主人公の男の子が見事にチャラにしてくれます。 もうじき閉まるパルコのシネクイントで見られたのも良い思い出です。 1980年代のブリティッシュロックに詳しくて大好きだったら、数倍楽しめそうです。 [映画館(字幕)] 8点(2016-08-03 21:15:21) |
7. ジュラシック・ワールド
《ネタバレ》 パニックが好きというわけで無し、恐竜オタクでも無し、の自分が観るのが間違いかもしれないけど、第1作が何度見ても楽しいので見たわけです。CGのすごさは分かりません。一番気になるのは、登場人物に好きな人がいなかったこと。感情移入できないのは、ストーリーのせいか脚本のせいか。①主人公って力が強くて頭が良くて機転がきいて色気もある。ウズウズするぐらい萌えカッコ良くないと。甥の年齢をアバウトでしか知らなかった叔母に、知らないのか、というシーン。行方不明なんだから優先順位考えて!恐竜同士戦わせるの、反対ではなかったのですか?まだ事態がパニクッているのにもうキスですか。(ここが一番あり得なかった)あんなに大きな恐竜にライフル一丁で?②兄弟の兄の方、不機嫌顔で女の子気にして、のくだりが長すぎて。③兄弟の母親、あんなに心配性なのに、かつて大きな事故があったパークに子どもたちを?④主人公の二人、たいした接点ないのに恐竜射ち殺した(?)ら、急ににメラメラと?⑤来場客の避難はどうなっている? パニックが起こらなければ映画にならないのだから突っ込みどころがあっていいのですが、なんか第1作の完成度と違いすぎる。 「午後のロードショー」の巨大蛸だかイカだか、そんな感じでした。 [映画館(字幕)] 4点(2015-09-02 20:44:59) |
8. ジュラシック・パーク
《ネタバレ》 何回も見ています。娯楽映画として大好きです。 特に前半、博士たちが実物の恐竜に感動したり、疑問をいだいたり、というさじ加減が、後半パニックばかりに重点が置かれてしまうのが残念です。 「これではとても推薦できない(苦笑)」という終わり方は物足りない。マルコム博士が怪我で出番が減るのも残念です。 子どもは、内容よりも映像ではしゃいで楽しめます。大人には、人間の傲慢さ、商業主義の汚さをもっと伝えてほしい。 しかしながら、何度見ても飽きないし、面白いので7点です。 [地上波(吹替)] 7点(2015-08-09 12:37:04) |