2. シンドラーのリスト
白黒の映像に救われました。映画と分かっていながら実際の報道を見ているような感じがし、恐怖を感じつつもなぜか淡々と見てしまいました。ドイツ側の立場での映画はたぶん初めてでそういった意味でも印象深いです。「何人救えるか」は素晴らしいことだけど、「誰を救うか」という意味ではとても残酷な気もします。戦後、事業と結婚に失敗した・・というテロップ、完全な“ヒーロー”になりきらなかった所が現実であることを強調していて、よい締めになった感じがします。もう1度見たいです、しかもそんなに遠くない将来に。 8点(2002-03-23 08:59:52) |