1. シン・レッド・ライン
自分の中ではかなり好きな映画です。皆さん賛否両論ですが、ぼくは最高の戦争映画だと思ってます。監督は学生時代哲学を専攻していたそうですが、まさにこのシン・レッド・ラインは戦争を前提に置いた哲学映画です。南の島というと大抵はバカンスやパラダイスなどという言葉が浮かんできますが、その南の島で戦争が勃発するといったガダルカナル戦に興味をもったマリック監督は哲学的要素にもってこいだと思ったのでしょうか?とにかく、難しい映画でしたがこの主人公をつくらずかつ兵士の心理を事細かに描写したあの流れが大好きです。 10点(2002-05-27 17:27:43) |