1. ショート・サーキット
アメリカ人って、人間以外のしゃべるモノが好きなのかなあ。しゃべる宇宙人とか。しゃべるネズミとか。しゃべるブタとか。しゃべるロボットとか。多民族国家だから、コミュニケーションの必要性を、単民族国家以上に感じてるんだろうな。 6点(2002-11-20 11:51:06) |
2. JSA
日本が朝鮮半島を占領支配していなければ、南北分断の悲劇はなかったことを歴史的事実として理解した上で見ると、かなり辛い映画です。国家が、民族が分断され、家族が離散することが、どんなに辛く、苦しいものであるか。50年以上にわたり、その苦汁をなめ続けてきた国だからこそ、この一種メルヘンとも言える、統一への甘い、儚い、淡い希望に満ちた作品は、輝き、存在感を放っているように思えます。 10点(2002-11-04 00:58:39) |
3. 十二人の怒れる男(1957)
「陪審員制度」って、考えようによっては実に恐い制度だけど、「人が人を裁くこと」の重大さを真摯に受け止め、己の義務を全うしようとする主人公の責任感が、他の人の気持ちをも動かしていく過程は、この映画の最大の見どころでしょう。 10点(2002-10-20 21:07:23) |
4. 七人の侍
面白すぎ!かなり長い映画だけど、中だるみもなく、一気に見れた。開放的で素っ頓狂な三船敏郎のキャラクターは、一人で重苦しい雰囲気を変えてしまう希有な存在(日本人にはあまりいないタイプだけど)。 10点(2002-10-20 20:50:39) |
5. 自転車泥棒
残酷な現実を、目を背けずに真正面から描くことは、意外と簡単だと思うけど、それを多くの人が見て、心に残る作品になることは稀だと思う。その希有な例。かなり真剣に、食い入るように見ちゃいました。 10点(2002-10-20 00:11:35) |