1. 少林サッカー
試合になるまで、要所要所で笑えたけど、退屈だったことが残念。もっとハチャメチャにやって良いと思う。ラストの試合が笑えた。ドリフ的な古い笑いが前面にでてるかと思いきや、ダウンタウンの松本がやりそうな笑いもあって、私は良かった。 8点(2003-06-25 21:39:56) |
2. シャンドライの恋
妙に記憶に残ってる映画です。WOWOWでたまたま流れてて、先が気になって思わず見てしまった。ストーリーはたいしたことないんですけどね。尽くす男もせつないなぁ。おもしろいか?と聞かれると、おもしろいとは答えないけど、悪くはないと言えばいいんでしょうか…。 5点(2003-05-15 23:55:08) |
3. 地獄の黙示録 特別完全版
「見た後、率直に面白かったぁ」という訳ではないんですが、むしろ「言われてるほど、大した映画ではなかったなぁ」という思いが強かった。ただ、いろいろ考えさせられたという意味で8点。私は深く理解はできなかったですが、感じたこととしては、カーツという人は正常な人間だったからこそ、戦争が引き起こす現象に、耐えられずに苦しんだということ。あと、戦争には慈悲、やさしい感情も必要だけれど、大部分は冷静に、感情をなくして行動を起こすことが求められる的なセリフも良かった。私は「プライベート・ライアン」のような映画だと思ってかなりの覚悟をして見たのですが、戦争の残酷さをビジュアル的に表現するようなことはなかった。CMの爆撃するシーンはあそこだけでしたね。もちろん、首がころがったりというシーンはあったけど、常にそういうシーンではなかった。カーツという人間が破壊された過程を通して、戦争の恐ろしさを、残虐なシーンだけではなくて、伝えたかったのだと思う。私は「プライベート・ライアン」の方が、良い映画だったけれど、息がつまりそうで辛かった。 8点(2002-12-23 19:11:55) |
4. 知りすぎていた男
サイコ、見知らぬ乗客、鳥、北北西に進路を取れ、に続いて、今作品を見ました。鳥は意味が分からなかった作品で、除外すると、今まで私が見た感じでは、ヒッチコックの作品の印象としては①良い意味で、無駄な場面がないということ②観客を作品に引き込むのはうまい③しかし、話は劇画、マンガっぽく、それはそれで楽しいのだが、悪く言えば展開に無理があり、私は気になってしまう。例えば今作品では公安が夫妻を空港で待っていて、情報を教えるよう迫るが、断念し、そのまま帰してしまったようだ。普通、そんなに重要な人物から目を離すことはないし、尾行するよう指示を出すのは当たり前だと思う。でもって、教会に乗り込んだはいいが、堂々と妻に警察に電話させに行かせるのはねぇ。さらに、敵の夫妻は素人のようだが、この設定はどうか?もちろん、怪しまれないためだが、ちょっとヘボ過ぎ。さらに、殺人者までヘボ。これは映画の中でも、敵の親玉が指摘して怒るシーンがあるが…、この暗殺計画自体が安易だねぇ。マヌケな敵に子供がさらわれて良かったね…と私は言いたい。最後もあっけないしね。とまぁ、まだまだ細かいことは気になるがヒッチコックの作品は私はリアリティの面でいつも納得いかないなぁ。そういう意味では子供は素直に楽しめるね。と不満もあるが、そこいらの駄作を見るよりはずっと良いと思います。 7点(2002-12-20 10:59:39) |