1. スカイ・クロラ The Sky Crawlers
《ネタバレ》 切ない・・・その一言です。エンドロールの最後まで見終わって、冒頭のカミュのネタは「不条理」の暗喩だったのかと合点がいきました。「異邦人」ではなく「シジフォスの神話」の方かと。ただ、映画的には最後の付け足し部分はやはり蛇足になるので、本編の方でスマートに表現して欲しかったと思いました。マッチの軸を使うしかないかも知れませんが。 [映画館(邦画)] 8点(2008-08-13 23:53:13) |
2. スパイダーマン3
《ネタバレ》 アメコミの話をハリウッドA級映画並みの制作費をかけ制作しながらも、B級映画であることを通した侍ミ、もとへ、サム・ライミ監督に10点! 逆さキスは「わたしたちのもの」とMJはやっと認めてくれた。よしよし。 叔母さん:「難しいことから始めるのよ。自分を赦しなさい。」うっ!まずい、こんな台詞があるなんて、これが後で効いてきた。 ピーター(サンドマンに):「君を赦すよ」あぁ、やっぱりこうくるかぁ・・・。 復讐心は何ものも生み出さない・・・アベシやブッシュに見せたい映画だ。見ないだろうけど。 後半からラストにかけての作り込みがもう一息だと勝手に決めつけて-2 [映画館(字幕)] 8点(2007-05-26 17:05:13) |
3. スリーピー・ホロウ
《ネタバレ》 確かにファンタジーホラーとかコミカルホラーとか言えるような雰囲気があるのですが、母親の首がころがりその目が恐怖におびえる子供と合うシーンひとつがすべてを否定してしまいます。この「残酷」なシーンの挿入は理解しがたい。これさえなければティム・バートンの世界を楽しめたのに残念です。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2005-11-01 23:21:04) |
4. ステルス
《ネタバレ》 みなさんの評価が厳しい理由は本当によくわかります。それはそうなんですが、わたしはただただCGのすばらしさに、重低音を体感しながら音速で疾走する目も眩むようなスピード感に酔えましたので7点献上します。バーティカル・リミットやデイ・アフター・トゥモローなど、映画館でこそ楽しめるCG作品としての評価です。この手の映画は、荒唐無稽でありながら実は陳腐なシナリオでもいいのです(わたしにとっての許容範囲内ならば)。ただ、それでも一つだけ言わせてもらえば、ベンが注射を嫌う伏線が欲しかったなあ。 [映画館(字幕)] 7点(2005-10-10 17:31:31) |
5. スパイダーマン2
《ネタバレ》 メリー・ジェーンは婚約者にピーターのことをどうでもいい人と言ってしまった。そう言い放った瞬間、メリー・ジェーンは心の透き間が広がるような胸の苦しみを感じ、無意識のうちに何かを確認したい衝動にかられた。そして、婚約者に仰向けになってもらいキスをする。あのときと同じ逆さになって・・・違う。雨の日の逆さキスが自分を満たした安心感が得られない。自分がキスをすべき愛する人はこの人じゃない。 と言うことなら、そう確信したんですから、やはりもっと早くに結婚式をキャンセルすべきじゃないかな。敵を作ってしまったね。 で、結論ですが、アメコミがこんなにおもしろい映画になるなんて、感動しました。1よりもさらに楽しめたと言うか、のめりこめました。これはこうなるとわかっていながら、笑ったり、じーんときたり、「寅さん」を見る安心感に通ずるものがあります。3も楽しみです。年甲斐もなくタトゥーで遊んでしまいました。 8点(2004-08-11 23:26:55) |
6. スパイダーマン(2002)
《ネタバレ》 コミックの実写ものとしてとても楽しめました。蜘蛛の糸での空中移動にわくわくさせられたのでそれだけでも満足です。都合のよすぎる強引な展開は、この映画の場合むしろテンポの良さとして目をつぶります。ところでヒロインがブロンドじゃなく「赤毛」だったのは、アイリッシュ系の貧しい移民の出ということを暗示しているのでしょうか。それから、彼女が墓地でキスしたとき,ここで同一人物と気付くのかなと思ったら気づかなかった(あるいは少し遅れて気づいたようなあいまいな演技があった)のは、雨の日のキスが逆さだったからなんだと、自分で納得しています。おまけで7点! 7点(2003-11-15 11:39:37) |
7. スパイダー
ストーリーの繋がりがわからなかった。私の頭では理解不能な凄い作品?それとも駄作? モーガン・フリーマンが出演することにした映画なんだから駄作ではないんだろうと、おぼろげに思うのだが。なにか(複数)を見落としているのかな?とりあえず5点。いずれ何度か見て変更あり。 5点(2003-10-26 22:59:47) |