1. スタンド・バイ・ミー
《ネタバレ》 シナリオ自体は大した事は無いのですが人間ドラマが素晴らしいですね。 深さや形は様々だけど、誰しもが心の中に抱えている闇の部分。それを吐露できるほど信頼できる友であり、受け止めた上で変わらぬ友情を保ってくれる友、親友ってこういう物だと思うのです。ゴーディーとクリスの美しい友情と、ノスタルジックな気持ちのダブルパンチで落涙は避けられませんでした。 恐らく映画自体の出来は8点くらいなのでしょうが、心の中に染み込んで来る何かがこの映画に10点を付けさせているのだと思います。「Stand by Me」良い曲だなぁ・・! [インターネット(字幕)] 10点(2021-05-04 12:56:39) |
2. スキャナーズ
イマイチ盛り上がらないし突っ込みを入れたくなるシーンも少なくないが、何とか最後までダレずに見られた。敵役の演技が素晴らしいのと、終盤の真相が明らかになってからのシーンの迫力は加点要素。ホラー要素はほとんど無いが、超能力バトル物としては一見の価値があるか。 [インターネット(字幕)] 6点(2020-08-04 02:15:13) |
3. スター・ウォーズ/最後のジェダイ
《ネタバレ》 前作がイマイチだったのであまり期待していなかったのが良かったのか、割と楽しめた。戦闘が「一人乗りの戦闘機に搭載可能な武器で要塞をぶっ壊す」ではなく、撤退戦だったのが良かったか。ホルドーおばちゃんの特攻は沁みるものがあった。 一方で納得が行かない点も少なくない。ルークの幻影とか、レイアの宇宙遊泳とかはまだ小さい方で、フィンとローズの潜入作戦がまるまる無意味だったのはどういった事か。最後のシーンで映った子供が持っていたレジスタンスの指輪に、それだけの意味があるんだろうか。そう信じて次回作を待ちます。 [映画館(字幕)] 7点(2017-12-31 13:52:19) |
4. 素晴らしき哉、人生!(1946)
《ネタバレ》 とても良い作品ですね。 正直に言って古臭いし出来すぎだし、先の展開も予想しやすいひねりの無いシナリオです。でも王道ストーリーは良い物だから王道であり得る訳で、ここまでやってくれればいっそ清々しいです。「もう一度生きたい!」からの展開は分かっていても涙が出ました。 しかしこの映画で素直に感動できるかどうかは見る人の境遇で変わって来るように思います。もし見る人が「自分が生まれてこなかった世界」を想像した時に「今と大差ないよ・・」と思ってしまったら、この映画を心からは楽しめないかも知れません。そう言う意味では見る人を選ぶ映画と言えるでしょう。 [インターネット(字幕)] 8点(2017-05-22 01:17:59) |
5. スティング
非常によく出来たシナリオ。幾多の伏線が繋がっていくシーンは爽快そのもの。 惜しむらくは私がこの作品のオマージュであろうドラマを先に見てしまっていた事。仕掛けの一部が分かってしまっていたので、カタルシスが削がれてしまった。完全に初見であれば10点もあり得た出来。 [ブルーレイ(字幕)] 9点(2016-01-30 17:34:56) |
6. スーパーマン リターンズ
《ネタバレ》 オープニングでテーマ音楽が流れた時点で顔がニヤついてしまいますね。そして序盤の飛行機救出シーンが最高です。スタジアムの中央に着地した瞬間スタンドの客と一緒に拍手したくなってしまいました。以後盛り上がりきれないシーンが続きますが、ラストで地球をバックに再びテーマ音楽が聞けたので満足です。なんだか音楽の感想になっているような気もしますがクリストファー・リーブに捧げるに足る出来だったと思います [映画館(字幕)] 7点(2006-09-24 01:47:00)(良:3票) |
7. スパイダーマン2
《ネタバレ》 シリーズ物の2作目がコケけた例は数多いですが、この作品においては逆に前作より面白かったと思います。「ヒーローだって普通の人間なんだ」という一面が見られるのも面白いですし、スパイダーマンが市民に認められると言うのも良かったです。特に暴走する電車を止めて力尽きたピーターと乗客とのシーン、あの場面は個人的にこの映画で最高のシーンです。 一つだけ言いたいのは「ピーター、悪い事は言わんからMJは止めとけ!」と言うことだけです。 [映画館(字幕)] 8点(2006-05-07 02:30:34) |
8. スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
《ネタバレ》 面白かったです。「ここからエピソード4へのどう繋がるのか」と言う疑問が一つ一つ解き明かされていくのを見るたびに、思わずニヤリとしたり感心したりしました。小さな部分も沢山ありますが、なんと言っても「なぜアナキンがダースベイダーへと堕ちたのか」が分かったのは嬉しかったです。映画のラスト付近であのマスクを被り、あの呼吸音が聞こえた時は鳥肌が立ちました。また、最後の最後に希望の光を見せて終わる締め方もよかったと思います。 しかし幾つか気になった点もあります。一番納得がいかないのはアナキンがあっさりとシス卿に忠誠を誓ってしまうことです。もっと悩んで悩んで苦悩した末に出してこそ、その決断に重みが生まれると思うのです。シス卿に騙された事が分かった時も怒るわけでもないし、その後も普通に仕えているようですし・・・ とは言え十分に楽しめる作品だったのは間違いないです。ただしエピソード4~6を観てからにすることを強くオススメします。 [映画館(字幕)] 8点(2005-06-26 01:14:03) |
9. スペーストラベラーズ
《ネタバレ》 途中まではすごく面白いコメディ映画でした。こう言った各メンバーがそれぞれの特技を生かしていく展開は好きなのでなおさら面白かったですね。でもラストでそれまでの全てがぶち壊しになりました。取って付けたように登場人物を殺して「さあ泣け」な展開には心底がっくりしました。悪人は一人残らず罰せられるべきだと言う考えの方なら受け入れられるのかも知れませんが、個人的にはラストのせいで点数は半減です。 4点(2003-06-19 04:44:19) |