1. スウィングガールズ
『遠い空の向こうに』とか『シャルウィダンス?』にあるような、登場人物がなにかに「のめり込んでいく」感じがこのスウィングガールズには皆無。とまで言わないけどじぇんじぇん足りてません。 主役の子が天才肌なら、メガネとピアノ小僧を学究派としてもっと重用するんでした。この二人がカンカンガクガクやりながら、主役の天才的なセンスで仕上げたら…てのが私の欲するところでしたが。 なにより無念なのは、全国の「吹奏楽部」でジャズが流行ったことです。これホント最悪。 スウィングガールズの影響で楽器を始める人がいっぱい出てきたとか。(特にサックスの売上げが好調だそうです)吹奏楽の関係者が嬉しそうに話してました。それは純粋に音楽をやる人が増えて嬉しいというわけなのですが、私は憤りを感じましたね。吹奏楽でジャズやるなんて邪道なンだよなんて、うるさい保守派の言うことですかねぇ。 しかし中学生から社会人まで「シングシングシング」やってるのを見ると、ホント最悪。 笑いとテンポは良かったです。とくに関口(メガネ)は良かった。もっと生かせたな。 でもこの映画の反響を私は嫌悪しますよ。すみません、吹奏楽経験者は色々うるさいです。 [地上波(邦画)] 1点(2006-07-14 14:00:37) |