1. ストーカー(2002)
《ネタバレ》 アメリカの俳優は、プロダクションに所属して仕事を貰うのではなく、エージェントを雇って契約交渉をします。エージェントは、出演やギャランティの交渉だけでなく、俳優の将来的なキャリア・プランニングをしたり、台本を読み込んでどんな作品に出演させるかまで影響を及ぼします。 ▼ロビン・ウィリアムズの1980年代から'90年代の栄光は、本人の演技力もさることながら、優秀なエージェントの存在もあります。そして、ロビンのファンであれば、1999年の『アンドリューNDR114』の後、ロビンが休業(充電期間)したのを覚えてるでしょう。 ▼さて、この作品、休業後の本格復帰第1作なのです。ファンであれば、なんでロビンほどの名優が、こんな駄作に出演したのかと目眩すること間違いありません… ▼この作品後、皆さん、ご存知のようにロビンは今も低迷し続けています。おわかりでよう。駄目なエージェントと組んでしまうと、ロビンほどの名優ですらマトモな作品には出演できないのです… [映画館(字幕)] 4点(2011-12-02 05:27:57) |
2. 昴-スバル-
《ネタバレ》 原作漫画が偉大すぎるのが、よくわかる一本… ▼まず、監督も脚本も、原作漫画を理解していない。いや、曲解してるといっても過言ではない。 ▼とにかく昴が「普通の人」すぎる… この時点で、昴でもなんでもない。 ▼昴をもっと虐めないとダメ。苛酷な運命の中でこそ、昴の天才と狂気と悲哀が活きるというのに… 原作をもっと理解してくれよ、頼むから… ぬるくて、ダルすぎる… ▼キャスティングも酷いねえ… 黒木某さんは頑張ってるとは思うんだけどさあ… オリジナル・キャラクターの変な韓国人女優にもガッカリ… ▼ダンスシーンの撮り方にも目を見張る点ナシ。せめて、ここで撮影・編集の妙を見せてほしかったんだけどねえ… ▼本当は1点をつけたいところなんだが… おばちゃん演ずる桃井かおりさんにのみ3点献上。 [DVD(邦画)] 3点(2011-05-15 15:24:01) |
3. スペル
《ネタバレ》 フェイク・ドキュメント流行りの昨今、職人サム・ライムが50年代怪奇映画の匂いをプンプン撒き散らしながら帰ってきた! 冒頭3分30秒で「これは最近のホラーとは違うんだぜ!」と高らかに宣言し、OPタイトルで「これから始まるのは昔懐かしの怪奇映画だぜ!」と観客を引っ叩き、ババア登場シーンから「こいつぁ只者じゃねーぞ」と観客に釘を刺し、駐車場乱闘シーンで「サム・ライミのリアルはこーゆーことだ!」と大暴走! 俺はフェイク・ドキュメントなんかより、職人のやりたい放題が大好きなんだってことを確認させてくれた一本です。 [DVD(吹替)] 8点(2010-07-04 03:39:21)(良:1票) |
4. スピード・レーサー
《ネタバレ》 劇場公開時、ハズレだと思って観ませんでしたが、こちらでの点数が意外に高かったのでレンタルで観てしまいました。原作レイプどころか、原作を貶めるために存在しているような映画です… [DVD(字幕)] 2点(2010-05-07 05:25:18)(笑:1票) |
5. 300 <スリーハンドレッド>
《ネタバレ》 映画館で初めて観た時、 「これはドエライ映画だ…」と 震えるほど興奮しました。 「映画の中の映画」として、私の中で一生記憶される一本です。 ストーリー自体はシンプル。 ただし、「甘さ」は欠片もありません。 そして、ドラマが締まりに締まっています。 近年、これほど純粋なるプライドとサクリファイスを、 ストイックに描いた作品があったでしょうか。 技術的には、撮影のほとんどがスタジオの中で行わ、CGが多用されていますが、俳優たちの見事な肉体は、鍛錬によって供えられたもの。 この肉体の説得力が、CG多用映画にありがちな「軽さ」を克服しています。 セピアカラーに統一された色調感も、古代世界を描く本作にはぴたりとはまっています。 [映画館(字幕)] 8点(2010-01-10 19:03:21) |
6. スパイナル・タップ
《ネタバレ》 え? なんで? なんで、こんなに書き込んでいる人が少ないの? 架空のヘヴィメタル・バンド「スパイナル・タップ」を主役に、ドキュメンタリー風にその「生態」を記録した映画。 音楽業界のパロディが満載ですから、ロックが好きな人間なら笑い転げるシーンの連続。 欧米では絶大なる人気を誇る映画で、スパイナル・タップは実在のバンド扱いされているほどです。 [映画館(字幕)] 9点(2008-05-09 15:10:04) |
7. スーパーの女
本当は6点をつけたいところだが、『県庁の星』と比べたら天地の差ほど面白いので1点プラス [映画館(邦画)] 7点(2007-02-25 02:44:12)(良:1票) |