1. スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け
《ネタバレ》 『スター・ウォーズ』を、ファンを馬鹿にした前作エピソード8でシリーズに幻滅し、それでも最後を見届けないとおけないという義務と少しの期待を持って鑑賞した。皇帝の復活やファイナルオーダーの勃興、レイの出自、レンの葛藤など見所は多いが、本来ならエピソード8でやっておくべきはずのものもあり、相変わらずのお宝探しクエストとレンとレイの追いかけっこに時間を費やすストーリーには辟易する。おかげで最後の総力戦の描写が駆け足で何とも中途半端、迫力不足だった。一方、皇帝VSレイ&レンのフォースの総力戦は濃密で見応えがあり満足。フォースはさらに万能魔法の感が増したが、レイとレンのドラマを盛り立てており、これはこれでアリだなと感じた。悪の血筋と正義の魂を持ったレイこそが“フォースにバランスをもたらす者”なのかな、最後の黄色いセーバーは良かった。レンの死と同時にレイアの肉体が消えたのは何だったのか。レンの心変わりはレイアがある程度操作してたのか、レンの死を待ってあの世へ連れて行ったのか、しばらく話が頭に入ってこなかった。チューイもやっとメダルを貰えたね。ライトセーバークルクルはあったが、エピ1〜3のような殺陣ダンスでなくて良かった。音楽は今作もジャカジャカ楽器が"がなる"だけで魅力なし。 ホント、蛇足感のある三部作だったが、それでもスターウォーズの完結編と思うと感慨深いものがあった。スターウォーズのファンで良かったと思える作品に引き戻してくれたJJに感謝。 [映画館(字幕)] 7点(2019-12-20 23:34:41) |
2. スーサイド・スクワッド
《ネタバレ》 オープニングは良かったです。ジョーカーとハーレークインとデッドショット以外知らないキャラだったので、何となくの素性がわかったので。本編はというと、これはもう皆さんのおっしゃる通り、悪役が悪役になってなくて騙されました。悪いことして輝いてたのはジョーカーだけでしたね。 [映画館(字幕)] 3点(2018-01-23 15:26:59) |
3. スター・ウォーズ/フォースの覚醒
《ネタバレ》 新たな物語が始動するということでとても楽しみにしていたし、劇場へは字幕・吹替え・3Dなどで4、5回は通ったと思います。いきなり別物を持ってくるか旧三部作を踏襲するのかは賭けで、後者をとったのはまぁ理解できます。キャラもメカもストーリーも劣化しているのは残念ですが。レンとフィンがブサイクなのも。そしてウィリアムズの音楽も残念な出来でしたね。でもやっぱりドッグファイトはすごくカッコ良くて、クライマックスのレイのセーバー起動シーンとかも今見ても痺れます。 [映画館(字幕)] 6点(2017-12-16 00:57:45) |
4. スター・ウォーズ/最後のジェダイ
ド派手な戦闘での破壊シーンがてんこ盛りだけど。。。キャラ、設定、お約束、ファン心理も色々と破壊しまくっていて、最後までどう受け止めたらよいのか困惑しっぱなし。2年も待たされたのにワクワクも驚きもないまま終わってしまいモヤモヤしている。ウィリアムズの音楽も前作よりさらにつまらなくなってるのもダメだった。数年後にルーカスが、真Ep7〜9を作る!とか言い出しそう。 [映画館(字幕)] 4点(2017-12-16 00:04:22) |
5. スパイ・ライク・アス
《ネタバレ》 無能がスパイをやらされてバカをやってまんまと悪い状況に追い込まれていってしまう、だけ。昔は笑って見ていた記憶があるのですが。 [DVD(字幕)] 1点(2015-01-14 21:10:03) |
6. スーパーマン4/最強の敵
《ネタバレ》 初めて劇場で見たスーパーマンでした。まずはスクリーンの小ささにがっかりし、さらに映画の出来映えにひどく落胆し劇場を後にしたのを覚えています。雑な特撮にカッコ悪いニュークリアマン。あの日以来初めて見直しましたが、残念ながら感想は変わりませんでした。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2011-10-03 15:10:47) |
7. スーパーマンIII/電子の要塞
《ネタバレ》 オープニングクレジットのシーンや、クリプトナイトにタールなんて不純物を加えられて不良になってしまう(そういえば『1』でも喫煙者であるロイスの肺を透視してタバコの害を心配してましたね)などコメディ色の強い中、シリアスな悪スーパーマンとクラーク・スーパーマンの対決が際立っていたように思います。秘密基地を洞穴にしてしまったせいで、基地までの道程ではミサイル回避してましたけど、到着してからは飛び回ることなく防戦一方のこじんまりとした対決で格好良さが出てないですね。最初の方に出てきた小道具で勝利というのも前作の焼き直しの様でがっかり。コンピューターに引き込まれてロボットにされる所は子供ながらに凄く怖かった覚えがあります。ラスト、ピサの斜塔は笑わせてもらいました。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-10-03 14:52:03) |
8. スーパーマンII/冒険篇
《ネタバレ》 エンターテイメント性があって、シリーズの中で一番好きです。市街戦は今観ると間延びした流れですが、緊張感や迫力はあるし、なにより短いカットをパパパッと矢継ぎ早につないで何が起こってるのか分からないよりよっぽど良いです。三悪人に力で敵わないと見るや、スーパーマンの家に誘い込んで罠に嵌めるという、スーパーパワーではなく頭を使った作戦で勝つストーリーもなかなか良いですね。ゾッド「(ルーサーを)殺せ」ルーサー「ちょっと待った!」というやり取りが何回か出てきてその度に笑いました。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-10-03 14:25:08)(良:2票) |
9. スーパーマン(1978)
《ネタバレ》 本当に久々に観た。エログロナンセンス無し爽快感満点のスーパーマン大好きです。地平線の向こうまで連なる黄金色の麦畑、スーパーマンの家、ロイスと夜空のランデブー、地球を回る航跡などの印象深いシーンや、スーパーマン視点のロイスの顔アップが、白くぼかしが入って美人に見える演出が懐かしかった。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-10-03 13:43:07)(良:2票) |
10. SPACE BATTLESHIP ヤマト
《ネタバレ》 監督と脚本家の頭の中にある『SPACE BATTLESHIP ヤマト(TVシリーズ全26話)』のダイジェスト。森雪をエース・パイロットにするのみならず、古代を殴り倒す男女にまで変え(強い女性=男勝りという安直な発想。森雪はもともと、制止する古代に「私だってヤマトの戦士ですっ!」と言って一緒に前線に赴く強い意志と行動力を持った“強い”女性でしたよ)、ガミラス/イスカンダルは人ですらなく、コスモクリーナーなんて実はなかったという愚挙。別物としておきながらしかしアニメのエッセンスをまぶすことは忘れない。2時間しかないのに雪との痴話喧嘩や艦長への不信など余計な話を引っ張りこねくり回し、描くべきはずの物がごっそり抜け落ちている。ドラマも戦闘も何事に於いても唐突に始まり突然に終わり、登場人物の心の機微などお構い無し。人類最後の希望としての熱意や使命感も旅路の困難さや悲壮感もなく、軽いノリについていけなかった。定番ネタの第三艦橋の話は、狭い艦内描写と相まって「潜水艦映画だっけ?」と苦笑。守x沖田x進の関係性ならラストは沖田に特攻させて自己犠牲と同時に「帰るのも仕事」という台詞も主題にして欲しかったが木村と恋愛優先か。俳優陣の芝居も軽いノリに拍車をかける。特に終始照れ隠しのようなニヤけた顔と鼻すすり、決死隊を前にしてもなお騎兵隊を茶化す木村の古代、棒読み演技ぼそぼそ喋りで薬飴をころころし、気の無い敬礼をする山崎の沖田。CGも戦闘機など手前から奥へピュンピュン飛ばすだけ、カメラを左右にブンブン振るだけ。ヤマトの発進他ここぞという場面ですらアッサリとした見せ方で、監督みずから習作と評する酷い出来で迫力・高揚感ともにゼロ。衣装もチープなら、ベニヤの壁が爆発でパカパカするセットもチープ。スタッフ/キャストのこの映画への情熱も真剣さも、なにより『宇宙戦艦ヤマト』への敬意も感じられない作品で、批判に対して一方では<『宇宙戦艦ヤマト』とは違うオリジナル作品です>と、他方では<『宇宙戦艦ヤマトを尊重しました』>という逃げの姿勢が伝わってきて非常に悲しくなった。同じく過去作の新解釈リメイク作品『スター・トレック(2009)』を観ているだけに尚更そう感じた。真田役の柳葉さん、島役の緒方さん、斉藤役の池内さん、艦橋要員の方々には見たい物を見せてくれて感謝。 [映画館(邦画)] 1点(2011-01-20 18:19:15)(良:5票) |
11. スター・トレック(2009)
前作『ネメシス』もそうだったけど、「スタトレの映画を観てる!」って感じがして嬉しいなぁ。ドラマもアクションも濃厚。登場人物紹介シーンは普通退屈になりがちだけど、ストーリー展開と上手に絡めてあってよく出来ていると思った。『ネメシス』DVDの監督コメンタリーを読むと、かなりトレッキーに遠慮しながら製作してるようだったけど、何でもアリのスタートレック、この映画自体パラレルワールドにしてどんどん続けていって欲しいと思う。 重要な会話シーンなどで『ギャラクティカ』風のわざとらしいブレブレ&ズームカメラがでてきたが、あれは止めてほしかったですね。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-04-29 14:14:56) |
12. スポーン
スポーンが全然かっこ良くない!コスチュームがヌメヌメした有機的質感でコミックとはまるで別物だし、水飴のようなマントも残念。アクションシーンも緊迫感やスピード感、迫力が全然ないし。「スポーン」という題材と気合いの入った美術、キャスティングなどは良いのに、脚本・撮影・編集でボロボロです。原作者のトッドはカメオ出演だけで、製作には口を挟めなかったんだろうか?こんな出来は本意ではないだろうと信じたい。お下品なクラウンの描き方が漫画まんまな感じで良かったです。今後は”鎧”も更に”成長”してもっとかっこ良く、話も濃くなってくるのに、続編が作られないのが本当にもったいない。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2005-11-21 10:48:05)(良:1票) |
13. スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
最後のスターウォーズ映画への焦りからなのか、EP1,2以上にこの世界で語っておくべき事柄よりもCGで見せたい/やりたい画面の詰め込み過ぎで非常に忙しい映画になってしまいましたね。ユアン、ヘイデン、マクダミードの演技とジョンウィリアムスの音楽が非常に印象的で引き込まれる事しきりなのですが、その度に梯子を外されるルーカス流の編集が今回に限っては本当に「お前を憎む!」です...。音楽との一体感も希薄。(大体SWは同時進行の2,3の話を編集であっちこっちと見せていく、楽しくもハラハラドキドキする映画のハズなんだけど...)最後の最後で小説の映像ダイジェストを延々と見せられただけ、その他は好意的補完・解釈しなければいけない映画とは、とても残念です。 [映画館(字幕)] 7点(2005-07-20 02:09:08) |
14. スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃
《ネタバレ》 旧三部作を超える作品を期待しているのに、ついにCGアニメ映画になってしまいましたね...。壮大な雰囲気をだそうと広い画ばっかりで映画の世界に入れないというか、冷めた目で外から眺めてる感じです。始めから反抗的なアナキン、社会体制観&ラブラブシーン、セイバーを起動して見得を切るへなちょこジェダイ達、マリオみたいな工場場面、空飛ぶR2&頭すげ替え3PO、フォースを使った念力対決、臨場感を狙ったズームアップカット3回、ヨーダのセイバー戦ほか、もう全てのシーンがことごとく滑ってる。併せてジョン・ウィリアムスのやっつけ仕事風の楽曲も萎える。ジャンゴもダースモールに引き続いて使い捨てとは恐れ入りました。ドゥークーも本人が動けないからってスタントマン&CGで首をすげ替えするよりも、静と動の対決にすればいいのに。CGで遊びすぎ。...文句しか出てこない。 5点(2005-02-14 13:41:06)(良:1票) |
15. スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス
《ネタバレ》 本当はジェダイ2人とダース・モールのセイバー戦が見られただけで十分だし、目を見張るCGシーンの連続で良かったんだけど...。あれもやりたい、これもやりたいでストーリーがなかなか先に進まないのが難点。またダースモールが死んでしまうなんてもったいなさすぎ...。愛機を駆っての戦闘も見たかった。小説を先に読んでしまったせいか「何だか分からないけど戦闘機に乗ってしまって、何だか分からないけど宇宙戦のまっ只中に飛び込んでしまって、何だか分かないけど敵宇宙戦艦の格納庫に飛び込んでしまって、何だか分かないけどミサイル撃ったら艦を破壊してしまった只のラッキーボーイになってしまい、パドメへの想いも今一つ感じられないアナキンの描写にがっかりしてしまった。 6点(2005-02-14 12:41:01)(笑:2票) (良:1票) |
16. スター・ウォーズ/ジェダイの復讐<特別篇>
《ネタバレ》 劇場で見た時は、ラストの各惑星の歓喜のシーンが追加されたり音楽が感動的になったりで涙が出そうになった。コルサントの風景も出てきて新三部作への期待も更に高まった。皇帝の間での戦いで、渡り廊下(?)から落ちたルークにベイダーが忍び寄っていくシーンで、ルークが落としたセイバーと思しき物を手にしているのに気付いた。怒り心頭で『ノーーー!』と叫んだ時にベイダーの手からセイバーを瞬時に奪い返したんだ(と解釈しましたが)新しい発見だった。DVDになって、ベイダーのマスクを外し素顔を露にした所で顔から眉毛が消えてしまい、あの穏やかな表情が分からなくなってしまった点、霊体で現れるアナキンがヘイデンになったのは設定が変わったという事で譲るとしても、目つきが悪い上にオビワンらと視線を合わせることなくバツが悪そうに突っ立ってるだけというのに感動も半減...。オリジナル8点、劇場版9点ですが、一応、現時点での最終版(DVD)で評価。 6点(2005-02-06 23:23:31) |
17. スター・ウォーズ/帝国の逆襲<特別篇>
シリーズで一番好きな作品です。ドラマ中心で内容が濃い上、カット割や陰影を効果的に使った画面が良い。アクションもただドンパチする訳ではなく、各々の思いが交錯した非常に感情的なシーンになっている。ジョンウィリアムスの音楽とあいまって出色の出来。クラウドシティの全景やベイダーのシャトルの乗り降り等の追加シーンは少々説明的だが、建物内の壁が窓になって外の景色が見える修正が違和感はない。 (DVDになってルークが落ちる時の『あああぁ~』が無くなって良かった)劇場で見て気付いたけど、ソロを運んでいるボバが、ホルスターから銃を抜くルークに気付いてこちらを見るシーンに痺れた。さすが銀河一の賞金稼ぎ!しっかり腰を据えて鑑賞したい映画です。 10点(2005-02-06 22:58:04) |
18. スター・ウォーズ<特別篇>
追加シーンで一番がっかりなのはジャバ登場シーンでしょうか。DVDで劇場公開版よりマシになりましたが造形に違和感が拭えず。EP1のジャバのCGデータを使って欲しかった。ハンにしっぽを踏まれて悲鳴を上げる演出なんて情けなくなります...。このシーンの終わり、ボバがこちらに振り向きます。折角スクリーンの中の世界を楽しんでるのに、キャメラを意識させて現実に戻してどうする。その他のカットもくだらなくてCGアニメーターが勝手に遊んで楽しんでる感が強い。(ルーカスがOKを出してる訳だけど)また、個人的にお気に入りのシーンがことごとく改変されているのでがっかり。オリジナル版9点、特別篇-2点。 7点(2005-02-06 18:24:09)(良:1票) |
19. スター・トレックVI/未知の世界
強力な悪玉、政治的陰謀、友愛、宇宙戦、愛すべきクルー達、とスタートレックの面白要素がたっぷりと詰め込まれていて、見応えのある作品になっていると思います。TOS映画シリーズでは一番好きです。 8点(2004-12-23 02:01:22)(良:1票) |
20. スター・トレック2/カーンの逆襲
《ネタバレ》 冒頭のシーンにはすっかり騙されてしまいました。その後の伏線になってたりしておおっ!とちょっと感動。それにしてもカーンは本当に憎たらしい。役者が凄いのか監督が凄いのか、憎たらしすぎて映画自体、あんまり見る気になれないのが難。ラストのせいもあるけど。宇宙戦とか迫力があっていいんだけどなぁ。 6点(2004-12-23 01:24:02) |