1. スタンド・バイ・ミー
原作は未読です。が、残念ながら原作つきの映画にもれなくつきまとう散漫さと希薄さは今作でも健在でした。原作自体がこんな感じなのかもしれませんが、各個のエピソードの素材自体は質の高く印象にも残るですが、いくつか削ってでもそれぞれをもう少し膨らまし、情感を込めて撮ったほうが良かったのではないでしょうか。また、ゴーディとクリス以外の二人の友人も添え物的に描かれるだけですので、ラストのテキストがいまいち活きてきません。さらに個人的には後味の悪い結末は好かないので原点1です。ただ、「死体」を「そばにいて」に変えたのはすばらしい。印象がだんぜん違います。 [地上波(字幕)] 6点(2005-05-02 01:53:33) |
2. スフィア
《ネタバレ》 人間の分にすぎた力をめぐるありがちな話ではありますが、原因は何なのか、犯人は誰なのか、など飽きさせずに見せてくれます。落ちはなかなか面白いですが、あと2・3ひねりあってもよかったでしょうか。D・ホフマンのファンなので、若干点が甘いかも…。 5点(2004-09-03 21:48:51) |
3. スクリーム2
どきどきする場面もありますが、音でビビラせてるだけなので大して怖いものでもありません。というか、シドニー強いな。 4点(2004-07-31 15:36:54) |
4. スパイダーマン(2002)
特撮はすごい。話は取り立てて書くこともないが、安易なハッピーエンドじゃなかったのは良かった。 4点(2004-07-03 18:46:25) |
5. スパイダー パニック!
小難しいメッセージ性や、斬新な見せ方などを追求するのではなく、B級映画らしさを追求したのではないか、と思わせる作り。のっけからその後の展開が読めてしまいますが、そこそこ笑えますし、なかなか見せます。2時間のあいだ退屈もしないんじゃないでしょうか。安心して楽しめる1本だと思いますが、蜘蛛が嫌いな人には勧められない。 6点(2004-05-10 23:47:05) |
6. ズーランダー
「さあ、笑うぞ」と構えて見なければ、楽しめるのではないかと思います。これからはリラックスを聞くたび、ベン・スティラーの決め顔を思い出すんだろうなあ。それにしてもD・ボウイは若いですね。 5点(2004-04-20 21:16:32) |
7. スケアクロウ
《ネタバレ》 アル・パチーノの「カカシは美しい」を受けて、ジーン・ハックマンが人を笑わせようと振舞うシーンまで見たとき、これは「北風と太陽」(暴力=北風、笑い=太陽)かと思いましたが違いましたね。あとにつづく物語が予想外に切ないです。「カカシは美しい」や、ラスト直前での「一人じゃだめだ」もさることながら、「獄中で欲しかったものは」と聞かれてハックマンが「家庭料理」と答えるシーンがものすごく印象に残りました。ラストもハックマンはピッツバーグに発つも、それで終わりではないということを匂わせており、良かったです。 7点(2004-03-17 20:21:12) |
8. スプラッシュ
現代におけるメルヒェンの再現。良く言えばほのぼのとした、悪く言えば起伏のない、予定調和的な筋運び。 5点(2004-03-13 04:20:21) |
9. スティング
軽妙にして洒脱。パーフェクト!! 10点(2004-03-09 21:30:16) |