1. スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー
《ネタバレ》 ジュード・ロウ、グウィネス・パルトロウなど演技派が出ているということで、どのような作品に仕上がっているのか期待して鑑賞した作品▼内容はアニメで描かれそうなものだが、個人的にはそれなりに楽しめた。独特の映像美、多用されたCG、子ども向けとも受け取れるストーリー。そこに実力派の俳優の演技が加味される▼実力派の俳優と言っても、名演技をしているのではない。本作品では作品のテイストにあった役作りをしている。例えば、人が死んだにも拘らず「死んだわ」とあっさりとした口調で述べるグウィネス・パルトロウ。この演技には舌を巻いた。作品のテイストを考えるなら、これぐらいの淡白さがふさわしい▼好みによって評価は分かれるかも知れないが、割り切って楽しむべき作品だろう。 [地上波(吹替)] 6点(2007-04-08 01:12:18) |
2. スコア
マーロン・ブランド、ロバート・デ・ニーロの演技の上手さは言うまでもないことだが、エドワード・ノートンもこの二人に勝るとも劣らない名演技だったと思う。障害を持つ青年の役をいとも簡単にこなしているかのように見えた。ストーリーとしてはありきたりでラストの展開も予想がついていたが、この作品はストーリー云々ではなく、この三者で成り立っていると思う。 5点(2004-09-28 09:11:42) |
3. スターシップ・トゥルーパーズ
《ネタバレ》 予想以上に残虐なシーンがあって驚きました。戦争相手が巨大な昆虫なだけにもっと子供向けな感じの映画かなって思っていたけど、「人間」や「戦争」をテーマにした大人でも十分に観れる娯楽大作です。派手な戦闘をやっていた割には敵の親玉があっけなく捕まってしまって少し残念。要するに、戦争そのものを本筋にするのではなく、戦争を背景に登場人物の人間関係を描きたかったのでしょう。 6点(2004-08-14 23:16:44) |
4. スカートの翼ひろげて
《ネタバレ》 のどかな風景が印象的でした。しかし、そのような美しい場所にも戦争の足音が聞こえてきて、結婚相手が死んだり婚約者の両足がなくなったりと、ドラマ部分はリアルな構成になっています。この作品で主人公となる3人の女性にはそれぞれ自分なりの障害があり、その障害を乗り越えて人間として成長していく姿もうまく描き出されていたと思います。やや強引なストーリー展開のような気もしますが、戦争をうまく題材にした映画と言えるのではないでしょうか。 6点(2004-08-09 15:34:52) |
5. スクリーム(1996)
《ネタバレ》 色々なホラー映画を踏襲していておもしろかった。本来ならお決まりの展開に飽き飽きしてもおかしくないのだが、この作品は最初から「過去のホラー映画の要素を含んでいます」という匂いをプンプンと醸し出していたために(冒頭のクイズシーンなど)、逆に新鮮な感じで観ることができた。ストーリーの展開には少し無理があると思うし、やはり「13日の金曜日」シリーズなどから比べると怖さの面で迫力に欠けるが、「エンターテイメント性を持たせたホラー映画」と考えると目をつぶることができた。 7点(2004-07-31 17:51:21) |
6. スパイダーマン2
《ネタバレ》 前作とは微妙に路線を変えて、新鮮な印象を受けた。続編は前作と同じ流れになってしまって観客を飽きさせる場合があるけど、このシリーズに限ってはサム・ライミ監督が意図してか前作と少しテイストが異なっていた。したがって比較しようにも比較ができない。でも個人的には今回の方が好きだ。それは脚本の部分にある。「大いなる力には大いなる責任が伴う」というこのシリーズのテーマが十分に描き出されていて、スピーディーで迫力のあるアクションシーン以上に作品のクオリティを高めているように思う。トビー・マグワイアもドジで不器用だが純粋で正義感が強くそのために人一倍「責任」について重みを感じているピーター・パーカーを見事に演じきっていて良かった。 7点(2004-07-30 22:55:56) |
7. 酔拳2
これぞ香港映画!これぞジャッキー映画!!ずっと飽きることなく楽しめた。カンフーアクションって退屈に思う時があるけど、この映画に関しては別。もちろんアクションは超一級だと思う。アクション以外にコメディータッチにしたり親子愛や同士愛を織り交ぜたりしたのが、この映画で観る人を飽きさせない最大の特徴だろうね。私はジャッキー映画の中ではこの作品が一番好きだ。 8点(2004-06-22 03:56:43) |