1. すずめの戸締まり
自然災害やパンデミックなど、これまで想定もしていなかったことが起きる昨今、若い世代は希望が持てるのか。 新海監督が伝えたかったのは「希望を持つことの大切さ」なのではないか。コントロールできない災害はどうしても起こり得る。 アンコントローラブルな出来事を受け止めながらも、日常を取り戻し、希望を見出すこと。前へ進むこと。そう思えました。 東日本大地震の記憶が呼び起こされて途中息苦しくなりましたが、すずめがその過去を受け入れて前へ進む姿は、まさに「希望」でした。ありがとうございました。 [映画館(邦画)] 8点(2023-07-02 01:49:36) |
2. ズートピア
◇世界初のダイバーシティアニメ、なのでは?!ダイバーシティの重要性を、最も遠い(本能で生きる)動物たちに演じさせるアイデアが憎い。社会派をここまでカワイク見せる、ディズニーの手腕に感服。◇自分の属性ではなくアイデンティティを認めてほしい、と思いつつ、自分は相手を属性で見る。偏見・差別なんかないと言いながら、実は自分もしていたりする。◇そんな、人の心を映す「鏡」のような作品。◇ところで、キツネは欧米でも「ずる賢い」んですね。日本ではキツネと同様に狸も「化かす・騙す」イメージだけど、欧米での狸の評価はどうなんでしょう。誰か教えてください。 [映画館(字幕)] 7点(2016-07-14 00:12:54)(良:1票) |
3. スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師
《ネタバレ》 ◇先日、舞台版のスウィニートッド<市村正親・大竹しのぶ>を鑑賞した後、改めて借りてきました。◇舞台版とストーリーはほとんど同じで、なるほどー、映画だとこうなるのね、と比較しながら楽しんでみました。◇しかしながら、映画版でわざわざ「ザックリ剃刀&血しぶき」を何度も見せるところは無駄と感じた。もっと比喩的に演出してほしかったので、マイナス1点。◇海辺のシーンが一番お気に入りでした♡ [DVD(字幕)] 5点(2013-08-03 10:57:22) |
4. スラムドッグ$ミリオネア
《ネタバレ》 ◇ダニーボイルといえば「トレインスポッティング」。懐かしぃ~! ◇アカデミー賞受賞の社会派ドラマというふれこみだったが、実際は、インドの現実を土台に、トレインスポッティングそのままの疾走感と爽快感、結果ハッピーエンドのおとぎ話に仕上がっていた。 ◇社会派と聞くと、どうしても「現実は甘くない」という図式が勝手に頭の中に出来上がってしまったため、ハッピーエンドにちょっと肩透かし感を抱いたことも否めないが。 ◇むしろ、おとぎ話だと思えば、文句なしの結末だった。さらにボリウッドさながらのラストダンスも、微笑ましく見られた。 ◇どなたかのレビューにあった、原作もちょっと読んでみたくなった! [映画館(字幕)] 7点(2009-05-06 22:06:43) |
5. スイミング・プール
旅行中に機内で見たけれど、行きも帰りも途中まで(殺人?!)しか見られず。レビューを読んでも消化不良が治まらなかったので、借りてきて見ました。こういうフランス映画的雰囲気は好きだけど、やっぱり「?」は残ったままでした。どちらかというと現実派かな?点数は映像美で1点アップ。 [DVD(字幕)] 7点(2006-01-02 10:54:07) |
6. ステップフォード・ワイフ(2004)
《ネタバレ》 二コールきれい。ほんとに。いやーそれだけでもいいかも。でも、稼ぐ奥さんが仕事を辞めてしまって、貯金と退職金だけであの暮らしができるもの?あの夫役の人、SEX AND THE CITYのサラ ジェシカ パーカーのだんなさんとは知らなかった! [DVD(字幕)] 5点(2005-10-25 01:22:57) |
7. スキャンダル(2003)
ヨン様ファンでも冬ソナファンでもないのですが、面白そうだったので見に行ってきました。 意外と映画館空いてました。やっぱり純粋なファンは見たくないんでしょうか。(女性がほとんどで、男性は2人しかいなかった。。。) 韓国の貴族文化が絵巻物の様にキレイで、楽しめました。ストーリーは、「で?最後どうまとめるの?」と思っていたら想像通りの展開だったのが少し残念でした。(あと、忠実そうだった部下の最後の行動には疑問アリ!) 韓国版光源氏のヨン様が美しかったのと、従姉妹のすっぴん顔がキレイだったので。 6点(2004-06-13 11:11:31) |