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1.  スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ
三池崇史の作品に、今さらストーリーの面白さとか整合性なんぞハナっから期待しておりませんので、個人的にはそのデタラメな世界観が楽しめたらそれでOK。で、どこか遠慮気味に思えた『妖怪大戦争』よりは遥かに弾けまくってやりたい放題やれているように思えたので一応満足です(でも5点)。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2008-08-06 22:40:48)
2.  スタンド・バイ・ミー
よくある「少年達のひと夏の冒険物語」のひとつだが、そもそも何故「死体探し」なのか? 意味が分からん。現代編のラストも、なんか非常に優等生的と言うか何と言うか…ちょっと美談過ぎる気がする。
[DVD(字幕)] 5点(2008-05-03 21:14:30)
3.  醜聞(1950)
それまでの「三船/志村」コンビの映画に比べると、どうも煮え切らない映画です。今回の三船敏郎は画家役なので、『醉いどれ天使』や『野良犬』のようにギラギラした暑苦しい演技(これこそ若い頃の彼の魅力だと思うが)も発揮できず、どことなく窮屈な印象。そのうえ、いつもは頼りになる志村喬御大も本作では最後の最後の最後まで役立たず。イタい、実にイタい! 話としても、前半は言論の自由を悪戯に振りかざすマスコミへの痛烈批判、後半はダメ人間・蛭田の改心物語といった具合にピントがあっておらず、裁判結果そっちのけで「お星様」の話をされたって「はぁ?」って思っちゃいます。
[DVD(邦画)] 5点(2008-04-05 12:27:16)(良:1票)
4.  素晴らしき日曜日
貧乏カップルのありふれた日曜日…ただそれだけのお話。正味まる一日の話なのに、やたらといろんな場面で引っ張るから間延び気味です(キャバレーのシーンとか雄三の下宿とか、未完成交響曲ごっことか、あんなに長々と必要か?)。そのうえ主人公二人が魅力ゼロなのが痛い。雄三は甲斐性なしだし、昌子は自己チューなうえにKY。戦後すぐの日本の情景や生活の様子を味わう以上のものは残念ながら得られませんでした。
[DVD(邦画)] 5点(2008-04-05 12:13:37)
5.  姿三四郎(1943)
面白いお話というわけでもなく、後の三船敏郎のような圧倒的な俳優がいるわけでもない(志村喬御大除く)、黒澤明のデビュー作という”付加価値”を除けば、別段優れた作品というほどには思えませんでした。柔道の試合のシーンは何というか…モロにマンガです。投げ飛ばされてあんな風に飛んでいくか!
[DVD(邦画)] 6点(2008-03-15 21:24:48)
6.  砂の器
『飢餓海峡』にも通じる一大戦後叙事詩といったところでしょうか。サスペンスという観点から見れば、犯人をたどっていく推理の部分が丁寧でよくできていた分、個人的には『飢餓海峡』よりこちらに軍配。なかでも演奏会と真相解明のそれぞれのシーンが同時進行していくラストの怒濤の展開には圧倒されました。回想シーンが若干くどい気もしますが、特に大きな減点要因にはならず、結果この点数。
[DVD(邦画)] 7点(2008-03-15 20:27:31)
7.  スモーク(1995)
1日平均5~6本のペースで喫煙している愛煙家です。その視点から見るとこの映画、タバコに火を付けるタイミングが実に絶妙。気まずい空気になった時、話しだすきっかけを作りたい時、考える時間が欲しい時、あの「ガサガサ(煙草取り出す音)→シュポッ→フーッ」っていう一連の動作が実にいい「間」を作っているのがよく分かります。この映画の面白さはこの「間」にあると言っても過言ではない。イイ映画です。ちなみに僕もラストのアレは不要派。
[DVD(字幕)] 8点(2007-09-29 18:28:08)
8.  ストレンジャー・ザン・パラダイス
「ワンシーン/ワンカット」の画面構成が非常に印象的(最初は違和感を感じましたが…)。別段大きなドラマがあるわけでもなく、その日その日を何となく生きている3人の若者のグダグダな生活の断片を、文字通りブツ切りにして並べただけのような映画。このテの映画ってあまりグダグダすぎるとただ単につまらない映画で終わってしまうけど、この映画の場合はその辺のさじ加減が絶妙。どこがどうというわけでもなく絶妙。内容よりも雰囲気を楽しむ映画のように感じました。
[DVD(字幕)] 8点(2007-06-09 16:22:24)
9.  スピード(1994) 《ネタバレ》 
このお話、劇中の第三者の視点から見ると本当に悪い奴はK・リーヴスなのかD・ホッパーなのか分からないだろうなぁ。というか町中で暴走に暴走を重ねまくるキアヌの方が悪? 飛行機ブッ壊したり地下鉄脱線させたり、ちょっとやり過ぎじゃないだろうか。
[DVD(字幕)] 6点(2007-03-06 21:57:34)
10.  スカーフェイス 《ネタバレ》 
どうしても間延びした印象は否めませんが、狂犬モンタナの存在感の前では全て帳消し。「Okey!」連発のラストはもう凄過ぎる。あんた本当にアホや(褒め言葉)。そういやアル・パチーノって『ゴッドファーザーPARTII』でも寝室を襲撃されてましたね。自宅の防衛力が弱い男だなぁ(?)。
[DVD(字幕)] 9点(2007-02-28 23:52:49)
11.  素晴らしき哉、人生!(1946)
最近仕事で思い切り落ち込んでいたので、川に飛び込もうとするジョージの一歩手前状態だった僕には強烈な「喝」でした。まぁ穿った見方をすると、ジョージのように誰からも愛されるような男だったからこそあのようなラストを迎えられたと言えなくもないんですけどね(これがあの薬屋のおじさんとかだったらこうはならなかっただろう)。誰もが全ての困難を乗り越えていけるほど甘くはない人生。僕はまだまだ道半ば。さ、明日からまた頑張るか。
[DVD(字幕)] 8点(2005-12-18 16:27:02)
12.  スティング
さすがに最後のオチは読めてしまったけど、それでも観たあとは気分爽快。一人の男を騙すために、あれだけ大勢の人間が真剣にあの大掛かりな仕掛けを用意するのが、なんかお祭りみたいでとても楽しい。ところで、僕にとって本作最大のどんでん返しは、ラストではなくフッカーを狙っていた殺し屋の正体でした。あれは全くの予想外。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-12-12 22:26:43)
13.  スワロウテイル 《ネタバレ》 
この映画版ではカセットテープの中身が小説版と全く別物になっており、そのせいで小説以上に内容が決定的に破綻していると思います。リアリティの欠片もないマンガのような世界であり、物語だけを純粋に評価したらせいぜい5点が限界。しかし、ノスタルジー溢れる映像と音楽(当時YEN TOWN BAND大ヒットしたなぁ)の前では冷静な評価不可能。よって思い切り甘めの点数です。いっそYEN TOWN BANDの大長編プロモと思えば納得か?
[映画館(字幕)] 8点(2005-11-20 14:42:45)
14.  スパイダーマン(2002)
よくも悪くもアメコミって感じ。バトルロイヤルのシーンはちょっと面白かったけど、それ以降はイマイチ。つうかヒロインしょっちゅう敵に捕まり過ぎ! CGはともかく、特撮は意外としょぼくて笑ってしまった。敵サンのあまりに恥ずかしい衣装にも失笑。
[DVD(字幕)] 4点(2005-11-03 14:48:30)
15.  スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃
ついにアナキンと&パドメがデキちゃいますが、あまり「禁断の愛」っぽくなくて緊張感ゼロ。アナキンは「ずっとパドメを想っていた」みたいなこと言うけど、そもそも『EP1』を観る限りそこまでの関係には見えなかったけどなぁ。しかもあの時はガキだったし。どうなんだルーカス!? ま、C3PO&R2-D2のコント(?)と、ヨーダの素晴しい殺陣は楽しめたのでこの点数。
[DVD(字幕)] 5点(2005-11-03 14:45:19)
16.  スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス
前三部作とのあまりの質感の違いにビックリ。これをどうやって繋げるんだろうと、他人事なのについ心配してしまったぐらいです。お話の方も全然SWらしくなくて退屈でした。最後だけ取ってつけたように宇宙でのバトルになるけど、あれがなかったら本当に何の映画か分からない。
[ビデオ(字幕)] 3点(2005-11-03 14:39:31)
17.  スター・ウォーズ/ジェダイの復讐<特別篇>
あの熊の惑星をはじめとして文句は多々ある。しかし何より許し難いのはダース・ベイダーがマスクを取ったことだろう。なんだあれは! あんたはアダムスファミリーの親戚か! それまでの威厳があの瞬間、音を立てて崩れていきました。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2005-11-03 14:36:32)(笑:2票)
18.  スター・ウォーズ/帝国の逆襲<特別篇>
やっとヨーダが登場。この人はチューバッカと並んで好きなキャラです。ルークとダース・ベイダーとの関係が明らかにされるなどヤマ場は多いが、なんせ三部作の真ん中なのでやや中途半端な印象(あのルークへの告白なんてモロに次回作を見越したものだし)。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-11-03 14:32:16)
19.  スター・ウォーズ<特別篇>
残念ながらオリジナルは観たことがなく、この特別篇で初めて『SW』の世界に触れました。確かに特撮は凄いし(もちろんリメイク部分は除く)、キャラクターも個性的。でもそこまで特別に面白いとは思わなかった。『EP1』『EP2』よりは遥かにいいんだけど。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-11-03 14:27:50)
20.  スパイ・ゾルゲ
終わってみたら主役のゾルゲより尾崎のほうが印象に残ってしまった。そのせいか、非常に長くて退屈な映画に思えてしまう(実際3時間と長尺ですが)。戦時中の東京を再現したCGはきれいだったんだけど、立体感が全然なくてかなりイタイです。
[CS・衛星(吹替)] 4点(2005-10-29 00:40:28)
030.60%
1142.80%
2173.40%
3367.20%
4397.80%
56813.60%
68416.80%
710420.80%
88116.20%
9418.20%
10132.60%

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