1. スター・ウォーズ/最後のジェダイ
《ネタバレ》 スターウォーズはね、そりゃ素晴らしいシリーズですよ。でもね、私はそんなライトセーバーが欲しくてたまらないほどのめり込んだクチじゃない。結局「ソロとレイアのツンデレ」こそが命と思っている、けしからん(しかし実は大多数の)観客なのです。 ですんで、フォースやジェダイの行く末にも心燃え立たない。ep4のレイアよりずっと美形のパドメにも心動かされなかった私が、なんでポッと出の新シリーズのカワイ子ちゃん主人公に肩入れできるでしょうか。また、ソロの1/10の魅力もない中二病のその息子に深く共鳴できるというのでしょう。前作のキャラたちを凌げるような魅力的キャラを生んでこその新シリーズであり続編なんじゃないんですか?(まあこのシリーズに限らず、このハードルを越えられる続編映画が極わずかであることも否めませんが。) 「それなのになんで観に行くんだよ!」と問われれば、やっぱり諦めきれない未練みたいなもんですかね。いわば、あんな楽しませてくれたんだから「夢よ、もう一度…!」って気分。ep7では新キャラたちは今一つだったが今度はよくなったかもしれないし…… でも、今回はっきりわかりました。ダメだよ、コレ。この新メンバーたちがどうなろうと、もう絶対ソロとレイアに代表されるep4から6までのドキドキワクワク感なんか生まれっこない。だって、今回の映画で「画面に出てきて一番うれしくなったキャラクター」がチューバッカなんだもん。着ぐるみってホント便利なもんだわ(苦笑)。 時系列における前3作のコアなファンの懐古主義的支持によりそれなりの興行成績は修めるだろうが、そういうものにすがるより全く別の新しいワクワクドキドキを生み出すほうがよっぽど映画業界のためになることは、製作者の側だってもう分かりきっているはずだ。それについてはここ10年以上ずっと言われ続けているのに、全く変わる気配がない。その絶望感を私は今回改めて強く感じてしまった。 ハリウッドは、人種別にまんべんなく配役を苦心するのもいいが、それより先にやることがあることに早く気づいて欲しいですワ、ホント。 [映画館(字幕)] 3点(2017-12-21 12:32:37)(良:4票) |
2. スター・トレック/BEYOND
《ネタバレ》 トレッキーのツレアイに付き合っての鑑賞。というわけでワタシにとっては、最初から期待度はあまり高いものではなかったのですが、あのヨーク・タウン(だっけ?)にエンタープライズが入港してくるカメラワークはかなり楽しめました。(2D上映なのにちょっと乗り物酔いしちゃうかと思うぐらいの臨場感でしたね。) でも「それだけ」でしたね。それ以外は、別に取り立ててコメントするものはないと思います。 正直、敵味方含めて登場人物の思い悩む様子とかは、「ああまたやってんのか」って感じで、その迷いを克服するのも「ハイハイそうなりますよね、やっぱり」って感想しかおこらない。 うーん…このシリーズって、やっぱりファン限定作品なんだろうか?それならそうと、なんかこうもっと突き抜ける何かが欲しいんですけど、ねぇ… [映画館(字幕)] 4点(2016-10-24 18:59:36) |
3. スラムドッグ$ミリオネア
《ネタバレ》 やっぱインドってところが新鮮だったんだと思います。 やたら理不尽で、言いようも無く悲惨で、むちゃくちゃ混沌とした、それでいて実にパワフルな世界… でもそれ以外は、例えば「許されない幼馴染との恋」とか「一攫千金」とか「ギャング」とか割とフツーかな、と。 ま、アカデミー賞ってこんなときもありますよ。いわゆる勢いってヤツなんですかね。 というわけで感動のハッピーエンドストーリーよりも全編を流れる音楽、ラストの意味不明の踊りこそがこの映画の真髄だろ理解した次第。 以来、”Jai Ho!”ってあの歌声がラジオから流れてくるにちょっと足が踊ってしまう私です。 [DVD(字幕)] 5点(2011-12-19 17:38:26) |
4. スター・トレック(2009)
《ネタバレ》 エリック・バナ、メイクし過ぎ。言われなきゃわかんないくらい何処にでもいるありきたりの悪人顔になってんじゃん。アタシにゃカークにやられたロミュランの部下と奴の見分けがつかなかったぞ。あーあ、せっかくのいい男なのに勿体無い…… [映画館(字幕)] 5点(2009-06-01 18:21:13) |
5. スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師
《ネタバレ》 あの狂った乞食女が実は奥さんだった……ってとこ以外目をみはるようなところは一つもありませんでした。海辺の町での未来予想図もニヤリってする程度だったし、若い二人の恋の行方なんてホントどうでもいい感じだし。 しかしあんなにも恋焦がれていた奥さんとも娘とも再会しているにもかかわらず、全くそれに気付かず罪を犯し続ける主人公の姿になんだか哀れを感じましたね。「ああ、この人は血に飢えた狂気に支配されきってしまったのだなぁ」と。そういう視点ではなかなか及第点。 でもミュージカルとしては中途半端(ジョニデは思ったより頑張っていたと思うけど)だし、ホラーとしても今ひとつ。 確かにジョニデ+バートンという触れ込みがあってこそ興行が成り立ったような映画ですね。 [DVD(字幕)] 6点(2008-11-30 16:04:49) |
6. スウィングガールズ
《ネタバレ》 ヘンテコリンな方言がそのヘタクソさ故に可愛いかった。それとイノシシの映像を引いたらなんにも残んないかもしんない映画かな。でも8点つけてあげたいと思うのは理屈じゃないんだよね。甘すぎ? [地上波(邦画)] 8点(2008-11-11 12:38:48) |
7. スパイダーマン3
《ネタバレ》 調子こいてるピーター、もといトビー・マグワイヤ観たさに鑑賞した私。MJも今までと違い結構挫折しちゃうらしいし、そんなとこも是非観たい!なんて下種な動機でレンタルしてきたんで、それさえ見られればまあストーリーはどうでもいいです。もちろんピーターの踊る勘違い男ぶりやMJのヤキモチ焼きぶりも堪能させてもらいました。1対3の敵対関係がご都合よく最後の2対2のタッグマッチになってしまったのも「なーるほど、これがやりたくて3人敵出したのか」って感じ。こういうナンデモアリ感も良いですよ。でも惜しいことになぁラストがちょっと・・・これ一応完結編なんでしょ?こういう変に湿っぽい終わり方だなんてちょっと残念だわよ。これならまだ2のラストのほうが明るくカラッとマンガチックでいいんじゃないの?それともまだ続編作る気なのかしらねぇ。 [DVD(字幕)] 6点(2008-01-18 17:12:31)(良:1票) |
8. スパイダーマン2
ひゃー!MJちゃん評判悪いんですねー。やっぱブスだから?なのにそのくせ男に不自由していないから?いや、ワタシは結構彼女のキャラ好きなんですけどねー。岩ヅラながら愛嬌ある子じゃないですか!「すごい美人で天使のよう」ってのは、ピーターの「あばたもえくぼ」ってくちじゃないかとは思いますが。降板されることもなく「3」まで演じきったのはやっぱ絶叫シーンのゆえかしら・・・美人のカワイコちゃんには出せんでしょ、あの迫力は。そんなわけで「3」でも密かに応援しているよ!MJちゃん!!がんばって!! [ビデオ(吹替)] 7点(2007-05-02 13:15:17)(笑:2票) |