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《ネタバレ》 ジェシカ・チャスティンは「自分にはアクション物は似合わない」事に早く気付くべきだ。 ほぼ全てのアクションシーンが細かいカット割りで構成されていて洗練されたアクション風になっているけれど、 中盤以降は食傷気味。 演技は上手いのだから、非アクション系の映画でもっと魅せて欲しい。勿体ないです。 結局、ペネロペ・クルスとルピタ・ニョンゴの美貌に改めて気付かされた作品と言う事でした爆。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2023-05-30 16:39:44) |
2. ストーリー・オブ・フィルム 111の映画旅行
《ネタバレ》 上映時間が長いのが玉に瑕ながら、制作者の映画愛溢れる秀作です。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2023-02-10 11:24:57) |
3. 素晴らしき哉、人生!(1946)
《ネタバレ》 出典が誤りでしたらお詫びしますが、映画評論家の町山智浩氏をして「アメリカ全国民が観ている国民映画」と評する本作。 私は映画ファンを自認し意識して映画館に足を運ぶ様になり実に38年になりますが、 恥ずかしながら2022/12/29に初めての鑑賞と相成りました。 結論、「名作」です。 自信を持って10点満点献上致します。 満点の理由は色々と有りますが、やはり何と言ってもジェームス・スチュアート演じるジョージ・ベイリーが本当に何処にでも居そうな良い人で有ると言う事。 それも聖人君子では決して無く、ささやかな夢を抱いて健気に日々を頑張り、不満が有るとアルコールの力を借りて愚痴を言う普通の人。 即ち彼は鑑賞する側である私達と同じで、劇中で繰り拡げられる幾つかのエピソード含め感情移入する対象としてこれ以上の主人公は居ないのでは無いかと思えるくらい。 サラリーマンで宮仕えし20年ほど経過して家庭を持った立場の人は他人事とは思えない筈。 私、映画を観ながら「果たして自分が同じ様な窮地に陥った時にどれだけの人が自分を助けてくれるだろうか、 否、偽善では無く助けてくれる様な人達との繋がりを築けているのだろうか?」と自問自答し切なくなりました。 彼を支える家族、特に奥様の描写も素晴らしく結婚式当日のディナーの描写で私は泣いてしまいましたよ。 もう一つの側面としては、本作が後の映画作品に与える影響が如何に強い物であるかを理解出来た事も大きい。 「どこかで観た事ある様なシーン」のオリジナルは本作だったのか!?と思う事多数。 映画を鑑賞する側だけでなく、後の数多の映像作家に与えた影響も計り知れない本作。 素晴らしい作品だと思います。 [CS・衛星(字幕)] 10点(2023-01-10 18:02:49) |
4. スターシップ・トゥルーパーズ レッドプラネット
《ネタバレ》 いやー、やっと鑑賞出来た!! 荒巻監督、ついに悟りの境地に到達したかと。 前半で各キャラの紹介はするものの、後半は皆スーツのフェイスガードを下ろしっぱなし。 キャラ付けを敢えてしないのは物凄く新鮮。 利口そうな表現を敢えてすると、「兵士の無個性化=個を重んじる事への冒涜=戦争批判」になるかと。 いや、実はそこまで難しく考えてなくて、単にキャラの顔を出すのが面倒くさかっただけかも笑。 あとエロ要素が少ない、これはマイナス要因。 いずれにしても、次作楽しみにしてますのでよろしくお願いします!! [インターネット(字幕)] 8点(2022-04-04 10:52:35) |
5. スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム
《ネタバレ》 劇場公開最初の週末を経た今の段階で本サイトにレビューを挙げている方は、 やはり筋金入りのファンの方が多いのだなと思いました。 表現の仕方に違いは有れど、心の琴線に触れる名シーンは皆さん同じな様です。 私が言いたい事は先達の皆さんが殆ど書かれています。 繰り返しになってしまうのが大変心苦しいのですが、幾つか箇条書きにて・・・ ・「倒す」では無く「赦す」と言う事。素晴らしい。 ・本作は旧々三部作、旧二部作の忘れ物を取りに行く作品。 私は途中からずっとウルウルしてましたが、二代目が三代目MJを救うシーン、 そして一代目が三代目を自らの行動を以って諭すシーンで完全に涙腺崩壊しました。 ・"The Great Power has Great Responsibility" その代償として三代目は叔母の庇護の下では無く、 一代目・二代目と同様に一人で悪と戦う道を選ぶ。 完全なHappy Endでは無くほろ苦い幕の引き方がとにかく良い。 高校卒業資格検定の参考書の描写でまたしても涙腺崩壊。 私は、絶対にもう一度、より逞しくなった三代目の姿を観る事が出来ると信じています。 蛇足 そして、近い将来一体誰が実写版マイルス・モラレスを演じるのか・・・ あ~楽しみだ! [映画館(字幕)] 10点(2022-01-10 10:37:42) |
6. スニーカーズ
《ネタバレ》 私もご褒美にウィネベーゴが欲しい。 [DVD(字幕)] 6点(2021-04-06 12:58:08) |
7. スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃
《ネタバレ》 エピソード1がかなりつまらなかったので、気合を入れてハードル上げまくりで劇場鑑賞に臨んだ事を思い出す。 物語の大半はアナキンとパドメの青春恋愛物が占めておりかなり肩透かしを喰らうが、後半のヨーダの戦いっぷりで挽回。 私がSWシリーズの中4番目に好きなエピソード3に繋がる橋渡しの役目は充分に果たしていると思う。 鑑賞し終えた時に「次作までまだ3年も有るのか・・・」と絶望的な気持ちになったのも良い思い出。 因みに私的シリーズTOP5は・・・ ローグ・ワン(説明不要、ファンへの贈り物的作品) エピソード4(CG修正が入る前のオリジナルに限る) エピソード5(レイア姫が本当に綺麗) エピソード3(暗すぎる展開がまた良い) エピソード9(あの締め方は反則) 以上、お粗末でした。 [映画館(字幕)] 5点(2021-03-04 11:17:08) |
8. ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語
《ネタバレ》 またしても、アメリカ映画界の「力」を思い知らされた。 若草物語はアメリカのみならず世界の文学史に於ける文学作品の代表作だ。 その古典とも言える作品を巨額の制作費用を投じ、旬の俳優陣を大量投入、とどめは新進気鋭の女流監督に作品を任せる。 そして完成した作品は見応えのある一級品の作品に仕上がっている。 これだけの事を成し遂げられるのは今やアメリカ映画界しかないのでは。 ■キャスティング:考え得る限り、今時点で最高のキャスティングと言える。 シアーシャ・ローナン・・・只でさえ女流作家が大成するのは難しい時代に、自分の志を貫く事を決めながらも揺れ動く心情を繊細且つ大胆に演じられるのはこの人しか考えられない。「レディ・バード」繋がりのキャスティングだとしても、アカデミー主演女優賞ノミネートも納得の演技。これからが本当に楽しみだ。コロコロ変わる表情を追いかけるのが何とも言えず、ハッキリ言って全くタイプでは無いのだが本作を通じてファンになってしまった。 フローレンス・ピュー・・・嫌われ者的役割を見事に演じている。この人の演技をしっかりと観たのは本作が初めて。確かまだ数本しか映画には出ていない筈で、これだけの芯の有る堂々とした演技をする女優さんをよくぞ見つけてきたと思う。末娘を演じるには少々貫禄が有り過ぎる気もするが、アメリカ映画界の底深さを改めて痛感した。 ティモシー・シャラメ・・・ルックスだけの俳優かと思っていたが見事に裏切られた。世界中で絶賛されている事も納得。 他、主役級の俳優さんが要所で皆いい演技を見せている。 出番は少ないがクリス・クーパーがあの様な押さえた渋い演技が出来るとは意外だった。 ローラ・ダーンが居ると画面全体が引き締まる。稀有な女優さんになったと思う。 ■脚本・演出:凝っているが判りやすい。映像の力を感じる。 時系列が入り乱れる構成は得てして判りにくい印象を得がちだ。ましてや本作はわずか7年の違いしか無く、登場人物皆が極端に外観が変わる程の年月の開きはは無い。 それでも混乱する事無く物語に没入出来るのは微妙に色調を変えた映像とカット割りの上手さから来るものだろう。 若い女性が大挙出演する様子を観るのは男として眼福でも有るし、原作小説のファンの方や過去映像化されたアニメや映画に触れた経験が有る方にも、 現代の解釈も交えエネルギッシュに映像化された本作を強くお勧めしたい。 良作です。 [映画館(字幕)] 8点(2020-06-16 19:04:12)(良:1票) |
9. ストレンジャー・ザン・パラダイス
《ネタバレ》 【前置き】 コロナウィルス感染防止の為に施行された緊急事態宣言が解除され、久々に映画館で観た映画は「Dead Din't Die」だった。 「パターソン」が思いの外良かったので、久々の劇場体験に相応しいと思ったのだ。 だが… 残念ながら「Dead Don't Die」は正直今一つだった。 辛口のレビューを上梓しようと思っていたのだが、一風変わった作風を持ち味とした監督さんの作品をたった2作観ただけで 偉そうな批評を書くのは余りにも無礼だと思い、いわばルーツとも言える本作の鑑賞を決めた次第。 【本題】 本作と「パターソン」、笑える位に作風は変わっていないと感じた。 映画に対する監督の少し冷めた、でも愛情の有る視点も同じ。 異なるのは色が付いた事と俳優陣が豪華になった事位では。 まるで隣の気のいい兄ちゃんの生活をそのまま再現している様な話の流れ、 人が死ぬ等の事更に観る人の感情を煽る様な描写は皆無。 物語(?)は少数の登場人物が繰り出す必要最小限な朴訥且つシニカルなセリフと比較的短いカットで紡がれていく。 予備知識無しの場合、恐ろしく退屈な映画なのではないか?と思ってしまいそうだが、 絶妙な存在感の叔母さん(恐らく素人さんでは?)やヒロイン:エヴァ役を演じる女優さんのエスター・バリントを筆頭に、 何故か飽きずに最後まで見届けてしまう。 悲劇とまでは言わないけれど、落ちの付け方も面白い。 この絶妙な空気感はあざとく狙って出せる物では無い。 ジム・ジャームッシュ監督が不世出の存在で世界中の業界人から愛されている理由の一旦を垣間見た気がする。 さて、それでは"Dead Don't Die"のレビューに取り掛かる事にしましょうか。 [インターネット(字幕)] 7点(2020-06-11 13:14:58) |
10. スノーピアサー
《ネタバレ》 観賞は数年前だが、純アジア系作品として初のアカデミー賞作品賞を獲得したポン・ジュノ監督を讃える意味で投稿したい。 この手の作品で設定の荒唐無稽さを突っ込むのは野暮と言うもの。 物語自体はラスボスを目指す一種のRPGの様で、各車両毎に異なる設定が有りそれを克服していく描写は飽きさせない。 ラストも希望を感じさせるものだった。 しかしながら、いまや正に「時の人」となったポン・ジュノ監督だが、私はどうにもこの人の作風が生理的に好きになれない。 本作の場合は、捕まった男が見せしめに片腕を凍結粉砕されるシーンや、ゴキブリ棒の謎が明かされるシーンなどがそう。 多くの人は生理的嫌悪感を感じる場に直面した場合、自分の手で顔を押さえるはずだ。 それでも人は好奇心(嫌らしい部類の)から、指の隙間からその場面を見てしまう。 「ほらほら、お前の観たいシーンはこれだろ?」と、その術中に嵌った人々を舞台の袖から監督自信がニヤニヤ眺めている様で、 なんとも嫌なのだ。 昨晩、前回(第91回)アカデミー賞作品賞を受賞した「グリーンブック」を観賞した。 とても素晴らしい作品だった。 昨年は「グリーンブック」、そして今年は「パラサイト」。アカデミー作品賞の振れ幅が大きすぎて正直混乱している。 だからここまで、「パラサイト」の受賞が歴史的快挙とされているのだが。 作品を観ないで批判するのは卑怯だ。 だから出来るだけ早く、「パラサイト」を観て正々堂々と批評したいと思う。 現時点のハードルの高さは約1km位、かってない位にハードルが上がりまくっている。 なんだかワクワクしてきた。 [インターネット(字幕)] 5点(2020-02-12 11:17:50) |
11. スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム
《ネタバレ》 ピーター・パーカーがトニー・スタークの後継者になる設定、いいですね。 今回は敵の設定がいまいち。 3DCG+ドローンによるフェイクなんて、直ぐにバレてしまいそう。 アベンジャーズ系は「エンド・ゲーム」で綺麗さっぱり終わるのかと思っていましたが、 思い入れの強いファン達への贈り物として、こういう方法で色々な続編を観る事が出来るのは良い事だと思います。 [インターネット(字幕)] 7点(2020-02-04 11:34:26) |
12. スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け
《ネタバレ》 10点満点は大甘のご祝儀として。 シリーズ史上最悪のつまらなさだった前作から、力技多発ながらよくぞここまで纏めきったと思う。 JJご苦労様。 私がレビューしたかった事は他の皆様が殆どUPされているので、重複感満載なれど以下にてレビューします。 1.ハックス将軍、憐れ也。 前作まではファースト・オーダーの二大巨頭をカイロ・レンと張っていた筈ながら、数多の失敗が影響したのか本作では中間管理職の様な扱いに。 言いたい事も言えずスパイまでしていたのに最期はあっけなく射殺って・・・ 新3部作で最も存在がコントの様な方でした。 2.まさかのウェッジ・アンティリーズ登場 銀河一の戦闘機乗り、コレリアンの生ける伝説。久々にお会いできました。 3.A-Wingファイター、大活躍 個人的にSTAR WARSの世界で最もカッコいい戦闘機だと思ってます。 4.反則のラストシーン ジェダイとシスにバランスをもたらしたのがパルパティーンの孫で有っても私は構いません。 エピソード4初見時、そう私は小学校5年生でした。 「スカイウォーカー」の意味を辞書で引き、「なんていい名前なんだ!」と感動しました。 この名前がこれからも受け継いでいかれるなら私には文句はありません。 ここはエピソード3「シスの復讐」観賞時に当サイトに記載したレビューをそのまま抜粋して引用すべきでしょう。 『ラストの二つの太陽。あのシーンで全てが昇華する。私は初めてスターウォーズを鑑賞した11歳に戻り、 映画という素晴らしい世界を初めて体験した感動の原点を思い出す。これぞ映画の醍醐味。』 約40年に渡る本作への思いがこのシーンに凝縮されています。 そう、これで良かったんでしょう。 [映画館(字幕)] 10点(2019-12-23 11:53:39)(良:2票) |
13. スリー・ビルボード
《ネタバレ》 やっと観る事が出来た。 アカデミー主演女優賞・助演男優賞獲得も納得の演技を堪能したが、本作は決して「観る事で前向きになれる」とか「観る事で嫌な事を忘れる」系の作品では無く、アメリカ南部に未だ色濃く残る人種差別、いや、本作の場合は「自分が認めないもの全てへの差別」を背景に、怒りの連鎖が生む悲劇を描いているので、観賞にはそれなりの気合と覚悟が必要だ。 本作の上手い所は差別が生む悲劇だけを取り上げているのでは無く、人間の優しさ・誰でも改心できるという気持ちをさりげなく描いている所で、他レビュアー諸氏も挙げておられる通り、オレンジジュースのストローの描写はとても良いシーンだし、自殺した署長の手紙を読んでからの作品のトーンの変化は劇的な程だ。特に私は終盤のサム・エリオットがマジックのふりをして容疑者と思しき男からDNAサンプルを取るシーンには、一種のヒーロー物を観ているかの様なカタルシスさえ覚えた。 だがしかし、本作の本当の持ち味は最後の最後まで希望に満ちた未来を提示しない事。 フランシス・マクドーマンドとサム・エリオットは容疑者と思しき男と「ケリを付ける」為、呉越同舟よろしくクルマでアイダホに赴く。 その後がどうなるかを観る側の想像に委ねる余韻を生む幕の引き方だが、よくよく考えてみると、ウサギの置き物を投げ捨て、バーで聞きたくも無い酷い事を自慢げに話していた容疑者と思しき男は(ここは私の推測を含むが)恐らく真犯人なのだろう。 だが、その男が中東派兵をアリバイにして軍部が犯罪を隠蔽しているかの様な事が暗に語られている事から、おそらくこの男はこれからも野放しで、 第二第三の犠牲者が出てくることは想像に難くなく、もしアイダホに向かう二人がこの男を殺す選択をした場合でも、彼らは軍人殺し(恐らくアメリカでは最も厳しく罰せされる筈)としてアメリカの法の下で罪人になってしまうのだ。 本作を通じて、アメリカと言う国は寓話的では有るが署長の様な善人は早死にし、本当の正義は施行されない「病みきった国」で有る事を思い知らされた。 監督や製作陣が本作で伝えたかった本当の思いはここにあったのでは無いかと私は思うのだ。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2019-09-25 17:42:45) |
14. スカイスクレイパー
《ネタバレ》 全編に渡りどこかで観た様なシーンのオンパレード。 製作陣はダイ・ハードが大好きなんでしょうね。 「粘着テープが有れば何とかなる」に至っては、オリジナルへのリスペクトを通り越してオリジナリティが無い自分達を卑下しているかの様。 それにしても、この手の映画に出てくる悪党一味は何故用意周到に事前準備をしていたであろうにも関わらず、 いざ本番になるとボロ出しまくりなのだろうか。 一本くらい、計画通りに計画を完了させてスマートに去っていく様な映画を観たいです。 ネヴ・キャンベルが年齢を重ねて魅力が増していたのは嬉しい発見(←ただのスケベ)。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2019-07-16 13:40:39) |
15. スパイダーマン:スパイダーバース
《ネタバレ》 アメコミの『映像化』に一石を投じる意欲的な作品。 小国の国家予算並の巨額の費用を投じ、「グランドホテル」よろしく豪華俳優を大挙出演させ、CGでゲップが出そうな賢覧豪華な映像オンパレードの 作品もお祭りに参加する様な気分で楽しいが、アベンジャーズが完結に向かいつつある中、いささか食傷気味だった事も事実。 その様な中での本作の位置付け、実はかなり周到に計算された上で製作にGOが出されているのでは無いか。 お話し自体は良くある見習いヒーローが幾つかの試練や出来事を経て独り立ちしていく王道だが、アメコミ作品の今後を読む上でも 観て損はしないと思う。 [映画館(字幕)] 7点(2019-03-11 13:16:08) |
16. スター・ウォーズ/最後のジェダイ
《ネタバレ》 スターウォーズ史上最悪につまらない。 次回作に期待を繋ぐという意味ではスターウォーズ史上最高。 [映画館(字幕)] 3点(2018-02-09 13:29:34) |
17. スパイダーマン:ホームカミング
《ネタバレ》 新作の話を聞いた時、真っ先に「またですか?」と思ってしまった。 トビー・マクガイヤ版3作、アンドリュー・ガーフィールド版2作と、既に5作も世に出ているのにこれ以上何をしたいのか?と言うのが正直な思いだった。 でも、肯定的に捉えれば全てはスパイダーマンという存在がどれだけ世に愛されているのかの表れ。 皆それぞれ、この魅力的な「愛すべき隣人」を自らの手で映像化したく、且つ観客の我々もその時代に即した背景・VFX・ストーリーに彩られた新作を観たいのだ。 なんだかんだで思い切りハードルを上げて鑑賞した本作、予想外に楽しめたというのが正直な所。 是否は別として、MCUに取り込まれた事を機に設定を全面的に変えたのは成功だったと判断したい。 但し、ハイテク満載のスーツは余計。この点では本作のクライマックスでハイテクに頼らず自らの力だけで戦う選択をする流れは素晴らしいと思う。 まだ高校生の新ピーター・パーカー、物語的にもバリエーションの幅が格段に広がる事となるMCUへの編入、次回作に期待したい。 ただ、間違っても宇宙空間で戦う様な展開は考えないで欲しい。 市井の人々と同じ目線・立ち位置で悩みながら人助けをするのがスパイダーマンの本領、 この点はくれぐれもブレないで欲しいと心から願う次第。 [映画館(字幕)] 7点(2017-08-30 12:16:15)(良:1票) |
18. スター・トレック/BEYOND
《ネタバレ》 他レビュアー諸氏もご記載の通り、既視感満載のシナリオ。 「惑星連邦に反旗を翻す輩が現れる~何らかの星や基地(人が沢山住んでいる所)が危機に陥る~エンタープライズ号のクルーがその危機を救う」 リブート3作は基本この流れを崩す事無く、毎回予定調和で能天気に終わる。 これもスター・トレックの一つの良さなのかも知れないが・・・ 潤沢な予算に物を言わせた映像を堪能したい方にはうってつけ。 TVシリーズの哲学的な深さを味わいたい方には物足りないでしょうね。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2017-08-10 12:44:21) |
19. ズートピア
《ネタバレ》 お子様向け映画の殻を被った完璧に大人向けの映画。 「流石」としか言えない。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-05-24 17:49:55) |
20. スーパーマンII/冒険篇
《ネタバレ》 1作目の出来が良すぎた為、公開当時は「駄作」と評価されていた本作。 私自身、通しで鑑賞するのは実は今回が初めて。 ところがどうして、面白いじゃないですか。 幾分ハチャメチャな構成ながら、絵に描いた様は勧善懲悪はまさしくスーパーヒーローの王道。 ロイス・レーンが一人で登場する時はお約束の様に必ずソフトフォーカスで笑えた。 悪役3人組との戦いのシーン、確かに今では考えられない位に緩慢なものだけれど、 どこかで観た様な構図だな?と思っていたら、「マン・オブ・スティール」が本作のバトル構図を例にしていたのだと判り、 実は旧作へのリスペクトが盛り込まれていたのだと嬉しく思った。 さて、3作目以降は本当の駄作の様で観るべきか否か迷っております。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-05-19 13:12:15)(良:1票) |