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1.  スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ 《ネタバレ》 
 ドゥークー伯爵ら分離主義者と共和国が熾烈な内戦を繰り広げている時代。必要な物資を調達し戦局を有利にするため、ジャバ・ザ・ハットの支配する宙域を通過する権利を求め交渉を始めようとする中、ハットの子供が誘拐されるという事件が発生。アナキン・スカイウォーカーと彼のパダワン、アソーカ・タノは、子供を見つけ出し無事連れて帰る任務に向かう・・という話。   「エピソード2/クローンの攻撃」と「エピソード3/シスの復讐」の間、クローン大戦をより詳細に描いた作品。いわば「エピソード2.5」ですねw  最初からドロイドVSクローンの激しい合戦で始まり、ドロイド側がシールドを張って圧倒的勢力で進撃してくる。ここで新キャラ登場。ヨーダから指令を受けたアソーカ・タノがアナキンのパダワンとして加わり、2人で敵後方のシールド発生装置除去に走る。アソーカはツタンカーメンのような頭をした女の子なんですが、気が強くて無鉄砲でタメ口きくナマイキキャラ。でも元気で明るくなかなか頼もしいという設定です。そして、ワナにかけアナキンを仕留めようとするシス側女戦士アサージ・ヴェントレスも新キャラにて登場。二刀流もしくはダースモールのようにつなげて両刃でライトセーバーを使います。ほか、ジャバ・ザ・ハットの叔父という設定のオカマキャラも出てきますw   小さい子でも観られるように、基本的にジェダイやシスのキャラは誰も死ぬシーンがありません(ドロイドやクローンはバタバタとやられていきますがw)。最初はデフォルメされた顔がいまいちな感じがしましたが(特にドゥークー伯爵ってばw)、アクション主体なので、それほど気になりません。バトルシーンはスピード感あり緊迫感ありで十二分に堪能できます。   スターウォーズが大当たりしてシリーズ化に移行したときは、、現在・過去・未来各3部の全9部作として発表されたこともあるそうですが、6部作で終了。こういった隙間拡大エピソードや外伝、スピンオフといったものはまだまだ作られる素地はありそうですね。となればやっぱり未来3部作を切望してやまない人は少なくないと思いますが^^  
[映画館(吹替)] 7点(2008-08-10 22:31:06)
2.  砂時計(2008) 《ネタバレ》 
 原作は芦原妃名子の同名コミックスから。一度TBSでドラマ化もしています。 離婚した母とともに実家の島根県に越してきた中学生の杏(あん)。馴染みのない田舎で、偶然出会った同い年の大悟や藤、その妹の椎香らと親しくなり、徐々に自分の居場所を見つけていく。そんな最中、母親が倒れ、そして自殺。父とともに東京へ帰ることになるが、大悟とは遠距離恋愛を続けていき・・という話。   青春純愛話なんですが、映画版は原作よりシンプルにウェットにした感じでしょうか。夏帆は「うた魂♪」とはうってかわって寡黙で壊れやすそうな少女を。相手の大悟役の池松壮亮クンは「夜のピクニック」「UDON」とかでチョイ役レベルだったけど、この作品では、ちょっと強引で不器用ながら純粋で可愛くも頼もしく、杏に一途なキャラを演じています。 杏や大悟の大人時代は、松下奈緒や「パッチギ2」の井坂俊哉。どちらも寡黙すぎて更にウェットw やっぱり中高生時代の夏帆と池松壮亮クンの演技が肝ですね。あんな甘酸っぱい青春いいなぁと遠い目になりますw でも話はやっぱり女性目線かな? 多分、杏みたいな女性いたら、男性は重いでしょうねぇ^^;  島根の風景がとてもキレイ。仁摩サンドミュージアムなんてゆーのがあるのも初めて知りました。一年を計れる砂時計ってスゴイですよね。年末には上下を回転させるイベントがあるみたいですが、劇中で語られる「過去が未来になる・・」というフレーズは、作詞に使えそうかもw  
[試写会(邦画)] 6点(2008-04-13 22:29:11)
3.  スパイダーウィックの謎 《ネタバレ》 
離婚した母親と共にニューヨークから叔父さんのスパイダーウィックの屋敷へ移ってきた3人姉弟。ある日、屋根裏の隠し部屋で“謎の書”を発見し、ページを開くと何かが解き放れ、その瞬間から屋敷とその周り一帯が真の姿を現し始める・・という話。  妖精モノなんですが、最初の辺りはむしろホラーのような展開。ようやくエルフやブラウニー、ゴブリン、トロルなんてのが登場。ロードオブ・・・に出てくるようなのと違って、全部CG。これがまた全く可愛くないってば>< 風の妖精だかも含めて気色悪いw   ロード・・・はリングだけど、これは本。それを巡って家の結界に出たり入ったりの攻防。実はモンスターものに分類するべきなんじゃ? お祖母ちゃんとそのお父さん(曽祖父)とのシーンだけちょっぴりファンタジーっぽかったけどねぇ・・。まー原作は洋物絵本なんですが、この手のは既に食傷気味かなぁ・・(´・ω・`)  
[試写会(字幕)] 5点(2008-03-15 13:01:51)(良:1票)
4.  Sweet Rain 死神の精度 《ネタバレ》 
「陽気なギャングが地球を回す」「アヒルと鴨のコインロッカー」が既に映画化されている、伊坂幸太郎の同名作品から。。  音楽好きで、青空を見たことがない雨男な死神が主人公。死ぬべき人間を7日間観察し「実行」か「見送り」を判定する。 クレーム処理が仕事の薄幸な女性、親分を殺され復讐を狙うヤクザ、海を臨む場所で床屋を営む孤独な老女のエピソードを順に紡いでいく。3つのエピソードは実はある点でつながっています。 そして爽やかなラスト。これはファンタジーなんですね。でもまぁ死神は大したことはしていません。いたって人間的でオトボケキャラです。金城くんハマリ役かもw 「デスノート」のレム的な? いや「ジョーブラックによろしく」のジョー・ブラック的かな? 死神を扱う作品はいろいろあるけど、怖い存在である死神に情を持たせるってゆー設定は結構オイシイ素材なんでしょうね^^  あさうさう、小西真奈美が役の“藤木一恵”の名で劇中歌を歌っていますw 
[試写会(邦画)] 7点(2008-03-04 23:31:08)
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