1. SUPER8/スーパーエイト(2011)
8ミリ映画づくりを通しての甘酸っぱい青春アクションラブドラマ。それだけでお腹いっぱいなのに、なんとこの制作者はそこに宇宙人を絡ませ、しかも敵対するだけでなく心の交流までを描こうとした。この正気と思えない試みは案の定破綻をきたしているわけだが、それでもドラマパートのクオリティで一定以上の面白さを保っている。ある意味惜しい作品。 [映画館(字幕)] 6点(2012-07-21 02:52:49) |
2. スーパー!
《ネタバレ》 精神病男を主人公に据え、“犯罪者とヒーローの違い”を強烈に問いただした怪作。最初は笑えるが、後半に行くに連れどんどん真に迫ってくる。クライマックスの「割り込みは悪だ!! 麻薬売買は悪だ!!」と叫びまくるその姿には、ただただ胸が締め付けられ圧倒された... [DVD(字幕)] 8点(2012-01-16 01:55:46) |
3. スカーフェイス
バリー・リンドン的な典型的成り上がり→没落ストーリーで、その過程がツボを押さえた演出でしっかり描かれており、二時間半超という長丁場を一気に見せてくれる。役者もハマり切ってます。が、この物足りなさは一体…。やはり、デパルマ・カットが希薄だったからでしょう。彼の名前を見るだけで、カメラワークに過剰に注目してしまうことを思い知らされました。 [DVD(字幕)] 7点(2009-02-05 03:04:59) |
4. 図鑑に載ってない虫
これが最初に観た三木作品でしたが、あまりに奇妙奇天烈な小道具、展開、セリフ回しに只々呆然。ゲロとかイカとか、この人は何を考えているのだろうとずっと思ってました。入る作品間違えたかな… [DVD(字幕)] 3点(2009-01-26 01:19:51) |
5. スケルトン・キー
中盤までは地味ながら、後半はスピード感溢れる演出で畳み掛けられる。矛盾点を殆ど感じさせず、どんでん返しを成功させた脚本の完成度も圧倒的。こういう良作があるからホラーを観るのは止められない!! [DVD(字幕)] 7点(2009-01-26 01:05:09) |