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 > 53羽の孔雀 さん
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コメント数 250
性別 男性
自己紹介  映画史や映像技術には全く詳しくないので、単純に面白いと感じた度合いで点数をつけさせていただきます。
 よろしくお願いします。

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1.  スラムドッグ$ミリオネア 《ネタバレ》 
う~~~ん。忖度無しの正直な感想を書きますと、賞を取っているという先入観からなのか、見た際の気分が合っていなかったからなのか、はたまた日本のミリオネアを知っていて入り込めなかったからなのか、いまいちピンときませんでした。  本作に描写された「スラム生まれ、ないしスラムという場所の過酷さ」「一途な恋愛」という点について言えば、他にもっと素晴らしい描き方をされた作品は数多くあると思います。前者なら「シティ・オブ・ゴッド」等、後者ならそれこそ数多です。  もちろん本作はそんな全体の一部的の描写がどうこう言いたい作品でないというのはわかります。では、どこが本作の特筆して良かった点かと言うと・・・特に見当たりませんでした。  それこそストレートに「運命である」とか「人生に無駄などない」とか「愛は全てを凌駕する」とか「人生が変わる瞬間のダブルミーニング」といったテーマなのかなと考えてみても、やはり本作が本作の形をとっているが故に他の作品よりも上回る、といった点は私には見受けられませんでした。強いて言えば「テーマの表現方法の斬新さ」でしょうか。  本作はクイズ番組であるミリオネアの問題に沿ってストーリーが進行し、「スラム出身の無教養な人間なのに、出る問題出る問題が自分の人生で出会った出来事だから正解できた」という形式ですが、そもそも開幕どころかパッケージやあらすじでネタバレされているので、クイズ的なドキドキ感はゼロです。 なんなら、クイズ番組側を描かず主人公の人生にのみ焦点を当てた作りの方が良かったんじゃないかとさえ思える。  そもそもミリオネアという番組は当時インターネットなどという世界を知らない子どもの頃にぼや~っとテレビを付けて見ていた番組ですが、今思うと「どうしてもお金が欲しいという一般人を周りの人間がエンタメ精神でおもしろおかしく見る」という、今思えば非常に俗っぽいまああまり好みではない番組だったなという気がさせられます。 カイジでいう鉄骨渡りを周りで見てる奴らの感じというか笑。  もっと言えば、BGMやSEが(当たり前ですが)当時やってた番組そのまんまなので、クイズ番組シーンになる度に入り込んでいた気持ちをキャンセルされて現実に引き戻されてしまうというか。これが入り込めない要因として割と大きかったと感じます。  また、他の方のレビューで学ばせていただいた「D.運命」は「D.創作」とのダブルミーニング、という点も、は~なるほどな~とは思いましたが、仮にそうだとしても私の肌には合いませんでした。「ユージュアル・サスペクツ」しかり、「夢でした」「いや作り話だから」というのは、申し訳ないがあまり好きではないんですね。そんなん言ったらやりたい放題やん、というかなんというか。  最後に、どことは言いませんが序盤のごく一部にある不衛生描写がかな~りキツかったです。私は別に潔癖症ではないし、グロ描写なども別に平気なのですが、マジメな話、吐くかと思いました。アレ系は無理です・・・。  本作は主人公の人生録。そこにミリオネアという番組を入れ込んだアイデア作品、という感覚を受けましたが、それ以上でも以下も無く、正直、「人生録(ないし伝記)でもスラム系でも恋愛系でもアイデア系でももっと面白い作品はいっぱいあるぞ!」と思ってしまいました。
[DVD(字幕)] 4点(2021-09-24 22:19:07)
2.  素晴らしき哉、人生!(1946) 《ネタバレ》 
あらすじを見た段階での予想:主人公はお人好し。周りの全員はそれ故に主人公を好きでもあるが、ここ一番って時に自分優先でそれを利用しようともする。ついに心が折れた主人公は自殺を図るが、天使が現れる。天使の力で、主人公は死んだものと見せかけつつ幽体離脱的なことが可能となる。天使となり客観的に自分が死んだ後の世界を見た主人公は、本当は自分は愛されていたんだということを知る。天使の力で一度だけ生き返り、大団円。 実際:何もかも上手くいかない主人公がいっそ死んじまえ!となるが、天使の力で自分がこの世に生まれてない世界を見せてもらい、結果、あ、自分なんかでも生きる価値あるんだ、と思い直し、心を入れ替えて大団円。  要は、期待した内容とは全く違ったということですね。笑 ファンタジーはファンタジーなんですが、天使要素は割合的にかなり少なく、リアルな人生描写がほとんどです。夢があるのに周囲のしがらみがそれを追うことを許さない。その鬱憤を抱えたまま家族を持ち、いよいよ引き返せないって時にその「現実」のほうも絶望的な状況になる。俺の人生は何だったんだ!という感情、しかも自分が死ねば他人は幸せになるのではという状況がプラスされて、ついには自殺を図る。いやーリアル、リアルです。まさに現代日本じゃないのかこれはと。しかしそれ故に、「その程度で死ぬな」「もっと辛い人間は大勢いる」という発想が頭の隅に浮かび、どうにも共感しづらいまま後半に突入。  しかしそれでも、後半のさらに後半、最後の最後の怒涛の恩返し幸せラッシュでうるっときてしまった。今までの人生の不幸をその一瞬で帳消しにしてしまうほどの他人からの暖かさ。これがあるから、素晴らしき哉、人生、ですね。
[DVD(字幕)] 8点(2015-06-27 03:58:28)
3.  スケアクロウ 《ネタバレ》 
「なんかすげえ良い」が一番しっくりくる表現。言葉で言い表すのが難しい。「案山子とはカラスを笑わせるもの」「案山子とはカラスを恐れさせるもの」というのがまさに主役の二人。その二人がそれぞれ怒ることを知り、ユーモアを知る・・・あのお店のシーンはすんごい好きです。この場合は成長というより変化のほうが合ってる気がする。もう良い歳した大人二人。それまでの人生があるから性格は凝り固まっちゃって容易には変わらない。しかし、ふとした出会いからわずかな変化は訪れる。良い映画です。
[DVD(字幕)] 8点(2015-02-16 23:58:42)(良:1票)
4.  捨身の一撃
孤独に戦い続ける保安官系の西部劇ですが、完全に孤立無援というわけではなくそれなりに味方もいるのでまだ救いがある。とはいえその味方も自分のように命を懸けた戦いをしてくれるわけではないという・・・。毎日毎日自分の命を狙う者を相手にし、常に死と隣り合わせ。それでも少しでも状況が良くなればと戦うことをやめない保安官・・・哀愁を感じますね。
[DVD(字幕)] 6点(2014-04-29 16:32:26)
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