1. スイート・マイホーム
《ネタバレ》 俳優陣がいい演技をしていてそこは文句ないのだが、あとがダメダメ。なぜ何人も殺したのか、ラストのシーンはなんの意味があるのか。 [インターネット(邦画)] 3点(2023-12-28 16:43:42) |
2. スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼
途中何回か吹いてしまった。白石のサービスカットがやたらと目につく映画。白石を起用したということはそういうことなんだろう。それなりにスピード感のある展開で飽きずに見ていられるが、ちょっとずさんなところが多くて話がチャチになってしまった。警官が一人で浦野と接触して間単に殺されてしまうのは無理がありすぎるし、警察署内から悠々と逃走したのも笑ってしまう。最凶のサイコパス殺人鬼の助けを借りて事件を捜査して、結局殺人鬼に脱獄されてしまうというプロットが、有名な某作品のパクリでしかないのも興ざめする。サイコパス殺人鬼役として成田凌はちょっと演技が物足りない、ミスキャストだと思う。 [インターネット(邦画)] 5点(2023-10-08 00:44:26) |
3. 水曜日が消えた
《ネタバレ》 オチがよくわからない。結局元通りに7人で1体共有状態が安定して続くということでよいの?治療はしたの?手術はしたの?おそらく月曜日の意思で手術を受けた結果、7人で1体共有状態に落ち着いたと解釈しました。そして水曜日君は深川麻衣ちゃんと仲良く続いているという解釈でよいですかね。なんにしても、すごく感動しそうだったのに、いいところまで行ってラストがちょっとわかりにくくて感動し損ねたという感じです。さすがに中村倫也は芝居が上手くて月曜日と火曜日の人格を巧みに演じていたと思います。深川麻衣が可愛かったのでプラス1点、さすが奇跡の乃木坂1期生。 [インターネット(邦画)] 5点(2023-09-26 23:45:37) |
4. 鈴木家の嘘
ひきこもりや自殺といった重いテーマにコメディー要素の入り混じったどっちつかずの映画。要所要所で入るBGMがかなりダサい。もう少しコメディーに振り切ってくれた方が良かった気がする。なんにしても岸辺一徳、原日出子、木竜麻生といった当代きっての演技力おばけの力がすごすぎた。この3人の演技力でほとんどダレることなく最後まで見ることができてしまった。とくにごく普通の女の子を完璧に演じた木竜は日本映画の至宝だと思う。 [インターネット(邦画)] 6点(2023-09-24 21:12:56) |
5. スマホを落としただけなのに
《ネタバレ》 北川景子が熱演していて思っていたよりも演技が達者でびっくりした。犯人の意外性もあったし、犯人とパソコン刑事とのIT合戦もいい感じだった。飽きさせずに最後まで引っ張った脚本と演出も良かったがラストはどうにも突っ込みどころが満載で残念なことになってる。まず、助けに来た男は何故直ぐに110番しなかったのか、彼女を助ける前に110番だろうとツッコミたくなった。次に犯人を目の前にして悠長に身の上話をする女、まず110番しろよと再びツッコミたくなった。極めつけは、パソコン刑事だけがひとりで駆けつけて犯人と戦っている間他の警官たちは何をしていたのだ?監督のキューで一斉に現れたであろう警官たちに失笑してしまった。 [インターネット(邦画)] 5点(2023-09-20 20:24:40)(良:1票) |
6. 素浪人罷通る
筋が単調で、やや退屈な映画。スタッフや俳優に責任はないが、フィルムの状態が悪くて、カットは飛ぶし音は飛ぶしで、ちょっと辛かった。 [映画館(邦画)] 3点(2021-11-09 18:15:01) |
7. 砂の器
《ネタバレ》 高校生の時、映画館で初めて観た。当時加藤嘉を知らなかった私は、本物のライ病患者を連れてきたのかと疑ってしまった程だった。加藤嘉の演技に5点。前半の1時間を「カメダ」だけで引っ張ってしまった脚本に3点。田舎のおまわりさんとしての緒形拳の背中の演技に2点。なんといっても子供が走り抜ける田んぼの緑の美しいこと・・・映画はこうでなくちゃ。だけど、放浪の旅で野宿を続ける子供の髪の毛がシャンプーしたてのサラサラヘアなのでマイナス3点。 [インターネット(邦画)] 7点(2021-04-17 14:25:03) |
8. すばらしき世界
《ネタバレ》 刑務所から出所した元囚人にありがちなベタな話が延々と続く映画。役所広司演じる元ヤクザの三上は頭で拵えたようなツクリモノ臭が鼻について、私はストーリーに入っていけなかった。例えばビートたけしに演じさせたらこうはならなかった。役所の裸を見せるための映画ですか、と思っているうちにポックリ死んで終わり・・・つまらない映画だと思うが、役所が自分より不幸な男の存在を知りコスモスの花を貰うシーンは唯一グッと来た。それと北村有起哉の演技のリアリティーが素晴らしくて映画全体の救いとなっている。過去の法廷シーンの粒子を荒らした映像もセンスが良いしプラスマイナス全部合わせて5点。 [映画館(邦画)] 5点(2021-02-20 19:14:23) |
9. 杉原千畝 スギハラチウネ
感動的なオハナシだが、実話モノだけに意外性はゼロ。ただ歴史のお勉強にはなる。 [インターネット(邦画)] 5点(2020-06-18 19:53:20) |
10. 3D彼女 リアルガール
どうしようもないベタな脚本だけどモロ泣けた。中条あやみがこれ程演技ができるとは。セリフ回しや顔芸はばっちり、あと体の演技ができるようになれば、日本の映画界を背負って立てると思う。映像もきれいだしハンドカメラの使い方も上手かった。映画としてのイリュージョンは成功していたと思うが、音楽の使い方がベタ過ぎてマイナス1点。上白石萌歌が上手くて泣けた。 [インターネット(邦画)] 8点(2020-05-18 19:09:07) |
11. 洲崎パラダイス 赤信号
脚本の力で引っ張っていく正統派の映画。役者の演技や映像に頼ることない素晴らしい脚本、役者の演技も文句なし、構図も計算し尽くされている。男女の業を肯定したラストに、映画を見終わった後どこか救いがある。減点のしようがない。 [インターネット(邦画)] 10点(2020-05-14 20:20:37)(良:2票) |