1. スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス
EP456を観て育った世代として、ルーカスを正座させて説教したくなった。 たしかに映像は進歩しており、その点は楽しめた。しかし、宇宙の行く大艦隊を見ても昔のようなワクワク感は全く感じなかった。 答えははっきりしている。なぜアナキンを主人公に据えたのか。おかげで遠い昔のはるか彼方の銀河系は、誰それの息子やら友達やら弟子やら、知り合いばかりの田舎町くらいのスケール感になってしまった。スカイウォーカーの物語といえば聞こえはいいが、ちょっとフォースの強い一族だけでどうにかなる銀河系のなんと狭いことよ。 ここで自分はSW世界のファンであって、広大なSW世界を舞台にした冒険活劇が見たかったんだと気づいた。456でははっきり定められていなかったがために想像の余地のあった様々なガジェットもトホホな設定(ミディ=クロリアンなど)にされており、これではただの出来の悪いSFアクション映画である。 しかし789を観たあとでは、123もまだ頑張っていたと評価せざるを得ないのでこの点数です。 [映画館(字幕)] 6点(2021-05-10 00:18:03) |