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1.  スター・ウォーズ
リアルタイムで観た3部作ですが。この記念すべき第1作の頃は正直なところ高校時代に観たブルース・リーの影響をまともに受けていたので「話題作を観た。面白かった」の域を越えてはいませんでした。つまりはマニア、フリークにまではならなかったのです。ただし映画が観た人のその後の人生に影響することがある、という事実はよくわかりますし後年「エピソード1」公開にあたり「スターウォーズってどういうの?キッズウォーみたいの?」という、知らない世代に対してまるでマニアの気持ちを代弁するように熱く語る自分に、やはり時代を代表する傑作だったのだと改めて認識しました。他の方々も書いていらっしゃいますが有名なテーマ曲とともに始まるオープニングは本当にわくわくします(最近は前置きが長い映画が多いのでかえって新鮮です)。スペースファンタジーとしてSFアドベンチャーとして、また人間ドラマとしても楽しめます。正統なファミリー向けの寓話ともいえるでしょう。あれから20数年たった現在、スクリーン上の光と電子音がゲームを始め私たちの生活の中にあたりまえのように存在していることもこの映画の影響なのかもしれませんね。
7点(2003-05-08 14:38:31)
2.  スリーパーズ
正直なところブラピとデ・ニーロを観たくて映画館に入りました。幼少期のトラウマを扱った作品は多いですが、映画を観終った後に席を立つ気になれずに続けてもう一度観ました。大人になっても心の中で停止している年齢がその後の人生を不安な現実感のないものとしてしまうことは非常によくあると思います。自分が今、ここにいるのは事実でも頭の中は心の中は「あのとき」を見続けている、感じ続けている。その苦しみから解放されたいと思っていた彼らが選んだのは復讐、というよりも「わかってほしい。解放されたい」という切なる願いだったのでしょう。少年時代の気持ちが暗くなるほどの描写は、彼らが毎日の生活の中で無意識にあるいはフラッシュバックのように五感に六感に受けている悪夢なのでしょう。ラストに語られる、ブラピが独り静かに人生を過ごしたというくだりは2回目に観たときに「解放」と感じられました。それでようやく席を立つことができました。
7点(2003-05-06 14:12:47)
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