1. スーパーマリオ/魔界帝国の女神
TVゲームでのヒット力を利用して、金儲けを企んだのかも知れないが、少し知性とセンスに欠けていたようだ。要は、焦って作り急ぎしただけでなく、発想の浅さとともに、もろに経験の浅さを露呈してしまっている。「映画」は、そんな人たちが、簡単に作れる次元の低い娯楽ではない。芸術なんだからね。 1点(2003-06-10 20:10:02) |
2. スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃
さらにCGが派手になった。これでいいのだろうか?本当に、ルーカスはCGに魅せられたのだろう。俳優の演技力も、全体的に落ちている。CGさえ確かならば、人の演技などあまり気にしないのだろう。まさにCGに毒されたルーカスが「わが道を行く」的態度で望んだ結果なのだろう。ただし、ストーリーはいいと思う。エピ1のところでも書いたが、要は、作り方に問題があるのである。これだったら、すべてCGでよかった。せっかく実在の俳優を起用しながら、なぜか無機質な空気が充満している。何故でしょう。個人的には、生命ある「人間」が、「ハイテクCG」の「引き立て役」に決して回ってはならないと思う。やはり映画とは俳優を中心にしてこその「芸術」だと思う。映画という芸術が、全く別の方向へ向かっている気がしてならない。 4点(2003-05-22 06:53:33) |
3. スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス
CGを派手に多用した無機質な空間が印象的なSF。なぜ、そこまでCGに頼る必要があるのか理解できない。スターウォーズ然とするには、そうでなければならないのならあまりにも悲しい。結局、ハイテクがあってこその存在ならば、映画とは、芸術なのか、ハイテクを実験する場なのかわからなくなる。純粋にストーリーを追いかけてみると確かに、中間3部作とリンクしてるし、世界観は良く出来ていると思う。だが、ほとんどがCGでなければ、世界を構築出来ないのなら、それは「見せるだけ」の軽薄さだけが先行する、絶対温度ゼロの作品であり、それを好んで製作し続けるルーカスの映画への姿勢を疑問視せざるを得ない。 4点(2003-05-22 06:39:41)(良:1票) |
4. スクリーム(1996)
「千と千尋」に出てくる「カオナシ」は明らかに、この作品からデザインを引用してるようだ。この作品は、もっと陰湿さを出せば、かなりいい作品になったのに、変に学園的設定が怖さを中途半端にしてる。ただ「犯人は誰だ?」的スリラー色濃い展開は、巧い。 5点(2003-05-15 06:13:33) |
5. スコーピオン・キング
ハムナプトラファンにはあまり受けないでしょうが、格闘アクションファンには受けるかもしれませんね。暑苦しいほど、上半身裸の野郎たちが、たくさん入り乱れて闘います。どちらかというとB級映画ですね。あと、ハムナプトラの番外編という本作。よって当然、ハムナプトラネタ有ります。大量の虫(本作では人喰い蟻)、毒蛇、砂嵐など。でも、ストーリー上、重要な場面で使っているわけでは有りませんので、あまり印象には残りません。総じて、ハムナプトラと比べて、こじんまりとしていて派手さは無いですね。要所要所でB級らしさが堪能できます。背中に刺さった矢を抜いて、弓で射返す演出なんてB級映画が嫌いな人には失笑ものでしょうが、個人的には好きですね。暇なときにレンタルして気軽に観ましょう。 7点(2003-05-07 19:29:28) |
6. スペースバンパイア
この85年あたりから駄作ホラー映画が多くなってきた。まあ、エイリアンやスプラッター、バンパイア、オカルトものが乱発し始めた初期の駄作だよね。精気を吸い取る全裸の女性エイリアンという設定が、もう目も当てられないほどの変態センス。真剣に見るのがバカみたいだよ。 1点(2003-05-03 21:02:07)(良:1票) |
7. スウィートホーム(1989)
伊丹十三と宮本信子夫妻、山城新吾やNokkoに黒田福美、古館伊知郎まで出てる異色なキャストで送る安物オカルトホラー。古館伊知郎の下半身が溶けて、切断されてあえぐ姿がずいぶんと話題になりました。30年も閉ざされた間宮邸の絵画なんかを観たがる貪欲な人間の恐怖の末路を描いたという設定からして単純。 2点(2003-05-02 22:29:18) |
8. スターシップ・トゥルーパーズ
B級ならではのクサい演出が意外にもキマっている映画。主人公は、なぜ、あの絶対絶命の場面で、足をやられただけで助かったかは突っ込まないようにしよう。ちなみに友人は、この映画に、渡辺篤郎と山本太郎と宮沢りえが出ていたと豪語していた。単にちょっと風貌が似てるだけで・・・。 7点(2003-04-24 22:01:03) |