1. 世界中がアイ・ラヴ・ユー
娘のDJのナレーションにあるように、「ミュージカル向きでない」人たちが歌ったり踊ったりしてくれる楽しい作品。ジュリアやノートン、ティムにゴールディ、アレンまでが歌ってる! これ以外にもゾロゾロ出てくるゴージャスな面々(バイオリン弾きまで豪華!)も嬉しいけど、実はミュージカルらしくて楽しいのは宝石屋、病院、祖父の葬式、ハロウィンの子供達、シネマテークのパーティなどのアンサンブルの歌や踊り。宝石屋はタップが、祖父の葬式は半透明の幽霊などの映像アイデアが、パーティはマルクス兄弟がらみの付けヒゲ&付け眉扮装など、どれも趣向を凝らしていて楽しい。歌はみなハーモニーが素敵。 川べりのゴールディとアレンのワイヤーダンスも優雅でファンタジックで好き。 ニューヨークの春、秋、冬、(夏はベニス)と美しい四季を背景にアレンらしい作りが楽しくてサービス一杯、最後の娘の恋人まで洒落てたね。 8点(2004-07-07 17:59:54) |
2. セントラル・ステーション
見たこともない、知ることもないブラジルの日常生活の一端が見えて新鮮だった。日本とは違うそんなブラジルでの、父親探しの少年と代書稼業のドーラとのロードムービー。一緒に行く義理もないのに付きそうことになるドーラが、最初は嫌な顔して不親切そうだったのに、最後はバスの中で涙を流す。ちょとキュンとします。 7点(2003-05-26 12:40:56) |
3. セント・オブ・ウーマン/夢の香り
感動するいい作品です。アル・パチーノは盲目の偏屈退役軍人をいつもながらのうまさで見せ、クリス・オドネルは清潔で優等生の高校生をぴったりの雰囲気で演じた。ラスト パチーノが高校に乗り込んで、クリスのために大演説をぶつがその話に感動した。盲目のパチーノが無謀にな車の運転をするシーン、見事にダンスをするシーンなど他にも印象的な場面は多い。 9点(2003-05-26 12:07:40) |
4. セブン・イヤーズ・イン・チベット
実話ということですが多少美化されてる部分があるかも知れない。しかしダライラマの少年時代のこと、中国のチベット侵略のことなど、知らなかったコトをこの映画を通して知ることができた。今もチベットが中国に抑圧されてるのには怒りを覚える。ダライラマを演じた少年の知的できれいな笑顔、チベットの宗教的風土、厳しい自然風景が印象的。 7点(2003-05-26 11:08:58) |