1. 世界が燃えつきる日
ストーリーも考証も何もかも、すべてにおいて突っ込み所満載、メッセージ性も皆無の特B認定は避けられない冥作。Bモノの良さとも言える、滑稽でお茶目な笑いのスペクタクルを期待してると、平坦すぎる展開で逆に一層痛いダメージを負う事になる。いくら古いと言っても何というお粗末な特撮。てか、あれは特撮と言える代物ではない。蠍の合成シーンなんざ憤飯もの。ゴキブリもそうだが、でかく見せればいいってもんじゃないってのに。さらに、核を使用した後の世界観の認識がべらぼうに甘いのが致命的。無知というか楽天的というか、御都合主義もここまでくると笑うしかない。目玉であったはずの装甲車もランドマスターとはよく言ったものの、とても走破に実用的な車両とは思えないし。ともあれ寒い。全編ぺったんこ。世界というよりは最後までつきあった観客が燃えつきる作品。 3点(2004-11-30 11:23:46) |
2. 千年の恋 ひかる源氏物語
映像は結構綺麗だったのだが、内容は予想以上に痛かった。痛すぎた。揚げ羽の君(松田聖子)は引火性危険物である。その登場で、それまでモヤモヤ溜まっていた観る側のフラストレーションは大爆発することであろう。ああいう姿で飛んだり歌ったりは、舞台で思う存分やってくれーと言いたい。 2点(2004-11-13 11:01:50)(笑:2票) |
3. 千と千尋の神隠し
そこまで凄いとは感じませんでした。前評判というか、いろいろ聞いた後だったからでしょうか? 6点(2003-06-16 12:39:17) |
4. 戦場のメリークリスマス
あまり良く理解できませんでした。結局、何を言いたかったのかが分からずじまい・・・。ボゥイは人身御供なのか???音楽もいいけれども映像も綺麗でした。この時の北野武さんの演技はあまり好きではありません、何でだろう。 6点(2003-06-16 12:27:48) |
5. 戦国自衛隊
半村良の原作は、かなり面白い。洋物タイムスリップ作品群が話題になる、その遥か昔に小説(とマンガだったかな)を読んでそう思った記憶がある。公開当時は話題性がそこそこ高かったのだが、しかし蓋を開けてみると、映像化したその全てが異様に薄っぺらい。戦闘シーン脆弱、人物対峙は貧弱、盛り上がり所も不発。原作の良さは吹っ飛んでしまっている。そこそこ役者も揃えてるってのに、何なんだこりゃ・・・まあ観る側を楽しませようとして作った映画とは思えない程度の出来。作り手のこだわりや主張も全く感じられない辺り、素材が良いのに残念至極。 4点(2003-06-16 12:23:07) |
6. セーラー服と機関銃
元々の話自体は結構面白いものだと思うのですが、いざ映画で観たらば妙に重たく感じるのです。ありえない展開なんだから、いっそもっとコミカルに、ギャグっぽく作ってみたら良かったのではないかなんて思います。すいません。でも可愛かったなー 5点(2003-06-16 12:00:20) |
7. 西部戦線異状なし<TVM>(1979)
戦争の虚しさを描ききった秀作。様々な修羅場をくぐり抜けるうちに、いつしか「兵士」となってしまった未来有るはずの若者が、命を落とす。そして報告書には「戦線は特に異状なし」。 6点(2003-06-16 11:48:13) |
8. 青春デンデケデケデケ
お寺の息子の雰囲気が笑えた。時代は違うのですが、小生もリッケンバッカーに憧れたもんです。 5点(2003-06-16 11:35:15) |
9. セックスと嘘とビデオテープ
観たのは10年以上は前、なんとも興味をそそられるタイトルに期待を寄せすぎたのか、終わって残るは疲労感・・・面白いとまでは感じなかった。むしろ逆にイライラがつのる展開だったように覚えている。余りにも進み具合がたるい。そのうえメリハリが無い。主人公はじめ女性の心理描写は、シーンごとにこまごまと描き出されてていたと思うが、それは一方通行的なものに過ぎない。観る人よって評価が両極端に分かれる作品の一つであろう。内容をさらに淡々と描き、いっそドキュメンタリー風にすりゃ割り切って観たのに、なんて思ったりする。 5点(2003-06-16 11:32:11) |