1. 1000年女王
《ネタバレ》 今からこのストーリーを振り返るとまんまハルマゲドン。なんともスゴイ話ですが、当時は夢中で観てました。「銀河鉄道999」・「宇宙戦艦ヤマト」・「キャプテン・ハーロック」などが目立つ松本作品の中で、舞台が宇宙から遠いので地味な話に見えますが、このストーリー展開はいつ観てもワクワクしてしまう。また、潘恵子さんの声で「私は1000年女王…」なんて言われた日にはグッと来ます。雪野弥生・雨森始の主要キャラと、限られた設定で物語が進行し更に雪野弥生が実は大物だった…なんて言う所はやや「銀河鉄道999」のキャラ設定にも通じる。 7点(2003-10-16 16:55:45) |
2. セックスと嘘とビデオテープ
話は地味に見えがちだが、観れば意外に面白い作品。なかなか良いタイトルで興味を惹かれる。女性の内面的感情を、外面的な方法でビデオテープに映す…と言う行為を映画に持って来たのは良い。実際、女性の心を裸にしているようなそんな感じがして、グレアム(ジェームズ・スペイダー)がスゴイ変態男に見えたのも事実。旦那・友人・妹…と言う閉塞的な4角関係を、決して恋愛話などで構成しない所が良かった。 6点(2003-10-23 22:28:14) |
3. セーラー服と機関銃
当時の角川映画は、こんなヘンテコな設定の映画オンパレードで、違和感がある話を平気で映画化してましたね。女子高生が目高組・四代目組長…次いで機関銃乱射で「快…感…」なんて言われた日には…そんなアホな(笑)。シリアス路線で通してるので当時としては、まァ最後まで普通に観れましたが。ちなみに、劇中の機関銃・U.S.M3サブマシンガン(グリースガン)の本当の重量は3.7kgか。か弱い女子高生が使うには扱いきれないような気が…(苦)。 6点(2003-09-28 17:03:59) |
4. 青春かけおち篇
《ネタバレ》 「自由な女神たち」と同時上映で観ましたが、こちらの方が若干面白かったカナ…。原作・脚本をつかこうへいが執筆しているせいか、演技はオーバーリアクションで演出がやや舞台調に傾いています。二人が“かけおち”をするまでは単調で、コレと言って話に盛り上がりが有るような展開が無いが、二人が“かけおち”をしてから、なんで追っ手が来ないんだろう…と思案を重ね、迎えに来てくれ…って言うのはちょっと笑えました。まァ、可も無く不可も無くと言う所。 5点(2003-10-29 00:40:55) |