1. 千と千尋の神隠し
相変わらず何を言いたいのやら分からないメッセージの提示の仕方、盛り上がりや見せ場のない中盤は改善されていない。ストーリーも「不思議の国のアリス」と「オズの魔法使い」を日本風にしたとしか思えない物。そして中盤からクライマックスの展開、これはひどすぎ。特に琥珀の正体が分かる場面は最悪。尺がもう無いからってそれは無いだろ。観終わって「だから何?」としか思えないし面白いとも思えない。作品としての評価も全然。こんな映画が金熊とれて熊井啓監督の「千利休」が銀熊止まりだなんて・・・いくらなんでも過大評価し過ぎではないかと思う。 1点(2003-05-24 22:52:09) |