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プロフィール
コメント数 1001
性別 男性
自己紹介 ホラー以外は新旧問わず、どんなジャンルでも観ます。
映画は芸術だけど、やっぱり娯楽。
単純に観て面白かったかどうか、
感性に触れるものがあったかどうかという点をメインに評点しています。
また、一応、ノーカットで観ただろうというもののみ評点。
カットされると印象変わってしまいますから。


観た映画全てを評点しようと思っていたものの
いかんせん記憶力がついてこず・・・
最近は前観た映画を再度ちょろちょろ見直しています。
以前観たときは気付かなかった発見などもあって楽しいですね。

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1.  西部に来た花嫁 《ネタバレ》 
ジーン・ハックマンはこういう役には持って来い。男のぎこちなさが実に愛らしい。俺のやり方を押し通そうとしながらも妻の突き上げに抗し切れなかったりと、二人の意地の張り通し合いが愛らしい。男がずっと忘れず覚えていた「友達が欲しかった」という妻の言葉。それは男の心の言葉でもあったのだろう。だからこそ忘れられない言葉になったのだ。二人のやりあいが愛らしく見えるのも、根底で互いを必要としあっていることが十分に伝わってくるからだ。一人の寂しさを知りすぎているから相手を突っ張り切れないし、相手への慈しみも生まれてくる。「判ってる。判ってる」と繰り返す男の言葉が印象的且つ、象徴的。良い映画です。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-07-24 02:53:01)
2.  戦国無頼 《ネタバレ》 
小谷城落城で落ち延びた三人の男の複雑に絡み合う三者三様の人生を描いていた映画。三人の絡み合い方は中々上手く出来ていて、この辺は原作がしっかりしているおかげだろうか。しかし場面転換、演出などに所々粗雑な面が目立ち完成度は今ひとつ。いかにも大衆娯楽時代劇。黒澤明の匂いがちらちらすると思ったが、脚本に関わっているようで成る程だ。黒澤が撮っていたらもっと芸術性も高められたんだろうなぁ。三国連太郎の若かりし日の映画を初めて観たが、若干間延びはしているが中々格好良かった。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2008-01-29 19:55:24)
3.  セント・エルモス・ファイアー 《ネタバレ》 
大学は出たけど大人になりきれないモラトリアム群像劇。登場人物にもエピソードにも魅力に欠ける。無理を通して道理を引っ込ませてストーリーを成立させている点が目に付く。皆押しなべて魅力が無いが三角関係の中核の女が一番嫌な奴。一見善人の顔をして、自分の希望と都合だけを主張する我が儘女。あんなことしといて今までどおりみんなで仲良くしましょって、アホかい。こういう女が一番性質が悪い。それにしても随分広い部屋に皆住んでるねぇ。その点、ちょっと昔の日本のトレンディドラマ風。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2007-08-30 22:35:08)
4.  先生のお気に入り 《ネタバレ》 
クラーク・ゲーブルもさすがに歳を取って見えるものの、コミカルな演技が面白く可愛らしい。気に障る奴が一人も出てこない、総善人話。心理学者も嫌な奴なのかと思わせて実はとても善人。それぞれの感情を彼が解説することも心理学者という設定のおかげで無理がなく、素直に聞き入れられる。設定、展開も澱みなく、素直に楽しいと思える良い映画でした。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2007-08-23 22:25:58)
5.  戦場のメリークリスマス 《ネタバレ》 
随分と日本人がただの暴虐な人間として描かれている。もちろん善と悪の二面性は語られはするのだが、それにしても弱い。対して欧米人捕虜達は完全なる善として描かれている点が平等ではない。捕虜だからといってもそれが善であるわけもなく、日本は悪、捕虜は善という視点は安直としかいいようがない。頻繁に腹切りなどという言葉や行為が見られて、この映画の日本人像というのはまったくもって欧米のイメージに擦り寄っているようにしか見えない。構成も悪いし、非常にテンポもだらけている。結局「戦場にかける橋」的な映画を劣化させて作り直したような印象しか受けず。2時間という尺が非常に長く感じる。また、俳優畑の人ではない人が主要な役を演じるのは別に構わないが、こうも演技が下手ではさすがに厳しい。評点1点は、やはり印象的なあの音楽に対して。 それにしても通訳の日本語は何故あんなんでOK出したんでしょう。何言ってるか判らんこと多数ですよ。あれが限界だったのかねぇ。
[CS・衛星(字幕)] 1点(2007-06-03 22:40:52)
6.  千利休 本覺坊遺文 《ネタバレ》 
ある程度の基礎知識がないときっと分かり難いと思われる。三船の利休や錦之介の有楽斎は茶人とは思えないほどの迫力だが、時代性を考えるとこういった人間像の方がある意味正しいのかも知れない。この映画、たしか女優さんが1人も出てこない。これもなかなか異質。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-09-23 16:52:22)
7.  セイント
ばればれなヴァル・キルマーの変装は別の意味で面白いけど、ストーリーはだらだら。二人での逃亡劇が無駄に長かった。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2006-06-29 14:35:14)
8.  世界の中心で、愛をさけぶ
あまりにヒットしたので敬遠していたけど、観てみるとそんなに悪くない。ストーリーの細部などはあれな感じですが、青年期の主人公役の森山未來が役にはまっていたのが大きく、感動こそしなかったものの十分楽しめました。期待値が低かった恩恵でもあります。
[DVD(字幕)] 6点(2006-06-13 19:43:28)
9.  蝉しぐれ 《ネタバレ》 
映像に凝っているのはいいと思うが、明らかに無駄と思えるシーンがあちこちにあって、全体に散漫として締まりが無い。思い入れがありすぎて切るべきところが切れなくなってしまった典型の映画に見えます。細かな点では、子役と成人したあとの役者とが誰一人似ていないのも辛いし、子役の棒読みも厳しい。肝心の敵方の剣豪役も影が薄いままラストに登場するので、いくら戦っても盛り上がらない所も痛い。期待していただけに、かなりガッカリした映画でした。
[映画館(邦画)] 3点(2006-05-21 20:25:57)
10.  戦場にかける橋
無意味と思えるほど反抗的な米兵。アメリカの捕虜映画は大抵こんな感じ。当然のように悪役の日本兵よりも、傲慢にも映らなくもない。まあ、日本の扱いを割り引いてみても、そこそこ楽しめる映画ではあった。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-05-16 18:35:54)
11.  セブン ソード
あらゆる面で甘さが目立つ映画。見せ場は最後のドニー・イェンの戦闘シーンだけ。
[DVD(字幕)] 3点(2006-04-25 20:31:14)
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