1. ゼロ・グラビティ
《ネタバレ》 これは「宇宙空間でロケした映画だ!」と思わせるような驚異の映像でした。英語版で見たので、結構きわどいジョークなどもありましたが、コワルスキーの最後の潔さには、本当の男らしさを感じました。ライアンが娘も失い、宇宙空間に放り出され絶望的になった時に、 低酸素状態でみたコワルスキーの幻覚助言から、また生存を目指して奮闘する姿は、母親(女性)の強さを感じさせたのと同時に、小生をも奮い立たせました。最後に一歩一歩ずつ歩き始めた姿に滂沱の涙が溢れ出てしまいました。 [映画館(字幕)] 10点(2013-12-14 12:24:52)(良:2票) |
2. セブン
《ネタバレ》 やはり何回見ても、制作意図が全く理解できず、ただただ醜悪なもの見せられたという感想しかありません。映画の根本を忘れているのではないですか?? [DVD(字幕)] 0点(2012-05-17 22:50:28)(良:2票) |
3. 蝉しぐれ
NHKのそれと比べると、主人公2人が若すぎますね。色気もへったくれも何もない、無味乾燥な方々でした。何であんな吉本芸人が出てくるのですか?所詮小学校のゲイノウカイ以下の演技でした。 [DVD(邦画)] 3点(2012-01-21 01:29:02) |
4. 戦国自衛隊1549
《ネタバレ》 1979年の戦国自衛隊とはまったく異なった映画になっていました。俳優はそこそこなのに、如何せん脚本がしっちゃかめっちゃかであっけにとられました。まあ、あまり筋書きには期待していなかったので早々とあきらめがつきました。小生が期待したのは、本物の戦闘車両群でした。期待通り、一杯出てきましたし、戦闘へりのコブラまで出てきてうれしかったです。戦国軍勢も適当にキリリとしていて、点数が上がりました。 [DVD(邦画)] 5点(2011-10-26 01:01:11) |
5. 戦火のナージャ
《ネタバレ》 スターリン暗殺から始まる、ソ連の裏歴史をまざまざと見せてくれた映画でした。続編が2012年に公開になるそうなので、その時は、劇場の大きなスクーリンで見たいと思います。ナチの非道は聞いてはいましたが、人々を牛舎に押し込んで、火炎放射機で火をつけるなんて、信じられない悪逆非道の映像を見せられ、唖然としました。「The pasific」でも米軍が沖縄戦で火炎放射機を駆使し、日本軍を殲滅していったのを見せつけられ、人間なんて結局は悪魔的な所行も何ら恥じずにしてしまうことを、再認識させられました。でも、とてつもなく美しいロシアの景色を見させてもらい、少し心が落ち着きました。何れにせよ、ロシア映画の底力を見せつけられた映画でした。多くの感動に10点啓上いたします。 [DVD(字幕)] 10点(2011-09-20 01:25:12)(良:1票) |
6. 世界侵略:ロサンゼルス決戦
《ネタバレ》 戦闘シーン馬鹿の小生にとっては、昨今の生々しい戦闘シーンの「戦火の中へ」「The pacific」「バンド・オブ・ブラザーズ」「戦火のナージャ」と勝るとも劣らない、火薬と粉塵と油と血の匂いが感じられるようなシーンの連続で、満足でした。唯、敵があまり憎しみを掻き立てるような経緯のないままに、戦闘をしていただけという感じも拭えず、点数が下がりました。C-4爆薬はもっと威力があったような印象があったのですが? レザー誘導装置は「ゴルゴ13」でも使用されていましが、無人機で邪魔できる(要はレザーを遮れば防げる)ということが初めてわかりました。しかし、全世界征服の司令塔があんなものでよかったのでしょうか?まあ「スカイライン」の司令船の危うさよりは、よしとしなければならないのかも知れません。 [映画館(字幕)] 5点(2011-09-19 16:32:17) |
7. 戦火の中へ
《ネタバレ》 仙台在住の小生としては、大災害の後で、不謹慎かもしれませんが、井筒和幸映画監督が絶賛していた本作を観に行ってきました。冒頭から今まで観た事もないような激しい戦闘場面で、度胆を抜かれました。主人公が数日間の間に本当の司令官になってゆくのが、眼の輝きで感じられびっくりしました。北鮮軍の少佐も「本当にこんなだったのだろうか?」と思わせる位、騎士道(?)精神に富んでおり、最近では感じられなかった感動を覚えました。しかし、実際に残された「お母さん・・・」で始まる「送れなかった手紙」を読んだらば、自然の大災害に負けてはいられないと叱咤激励された気になりました。何とか頑張って行きたいと思います。 [映画館(字幕)] 10点(2011-04-05 01:55:45) |
8. 千利休 本覺坊遺文
《ネタバレ》 ▼自分の気持ちが萎え、クタクタになりそうな時にみる映画です。それにしても、最近見る機会が多くなったような・・・。▼戦国時代という極限状態で、自分を貫き通した人々を名優達がそれぞれに演じているから、いつも気持ちを奮い立たされるのでしょうか?それらを冷静にみつめる本覚坊遺文がいたから多くの激情を少し離れて感じられたのかもしれません。▼三船敏郎はやはり千利休のイメージにしては、ややギラギラと強いところがあり、三国連太郎のそれとはやや異なった雰囲気でした。戦国時代だから、その強さが感じられた方が良いのかもしれませんが。▼太閤は、芦田伸介では少し立派過ぎ、山崎務の方が太閤らしかったような気もしましたが、権力者の威厳・怖さは充分に感じることが出来ました。▼映像がそれこそ、侘び・寂びの世界を美しくとらえられており、さすが日本映画と思います。 [DVD(字幕)] 10点(2007-08-31 18:17:31) |