1. ゼロ・ダーク・サーティ
《ネタバレ》 150分という長い尺の映画でしたが、わたし的にはあっという間でした。序盤から中盤の各個人のキャラを際立たせる内容、しっかりとした情報戦でしっかりと画面に引きつけられました。そして、そこから後半の突入のシーンまでの持って行き方、突入の間の緊迫感は素晴らしいですね。違う意味での臨場感を味わいました。常に死と隣り合わせの状況というのが中盤にもりこまれていたお陰でしょう。ここが特に上手だなと。どこまでが本当なのかわかりませんが、娯楽を意識し過ぎずかつしっかり観客を惹きつける良い映画だと感じました。宗教観など、日本人には馴染み薄いかもしれませんが日本も隣国に脅威を感じる時代です。他人ごとではないと感じた一作でもありました。 [映画館(字幕)] 10点(2013-02-17 21:35:31) |