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1.  セブン・シスターズ 《ネタバレ》 
ノオミ・ラパスが7人を演じ分けてるのが見ごたえありました。 7人のキャラ付けが定型的なのがいまいちですが、これ、一人で演じてるんだなぁと思うと、やっぱり凄いなと思います。  あんな雑な情報共有で30年も同一人物として過ごせるわけがない、と白けて見てると面白くないので、姉妹の役割分担しての戦いぶり、次々にやられて減っていくところ、誰が裏切り者かなどに焦点を当てて見ると結構楽しめました。
[インターネット(字幕)] 7点(2020-07-24 14:17:53)
2.  ゼイラム 《ネタバレ》 
1時間37分が長く感じました。 宇宙犯罪人を追って地球に来た賞金稼ぎ。戦うエリアは限定空間。巻き込まれる地球人。 設定は今ではありがちでも結構面白い。  でも、とにかく全体的にスピード感がなくノロノロしてるので、最後の方はイライラしてきました。 ゼイラムが何度も再生して、そのたびにピンチ、でもギリギリ誰かが助ける、ってせめて2回くらいで良いのでは。 最後、またか、とうんざりしました。  イリア役の人は喋らないでアクションだけしてた方が良かったような気がします。神谷と鉄平のお二人はいい味出してました。 30年前に見たら面白かったのかな。
[インターネット(邦画)] 5点(2020-07-24 13:47:09)
3.  世界の中心で、愛をさけぶ 《ネタバレ》 
テレビでやってるから見てみるか、くらいの気持ちで見ましたが、 物語が薄っぺら過ぎて無理でした。  高校生の二人、長澤まさみと森山未来は良かったです。 亜紀の才色兼備でしっかりもので、でも少女らしい可愛らしさが眩しいくらい。 朔太郎のちょっと頼りないけどピュアで真っ直ぐな高校生男子らしさ。 イケメンでもなく特別魅力的とも思えない朔太郎に、 何故亜紀が惹かれたのかを、もう少し描写してほしかったけれど。 いっそ高校時代だけのお話でじっくり描いてくれたほうが良かったです。  現代のとこ、丸々いらないです。 朔太郎は未練たらたらのただの回顧厨だし、 律子に至っては全く無理やりの偶然設定なだけでした。
[地上波(邦画)] 4点(2020-07-07 17:31:22)
4.  セックスと嘘とビデオテープ 《ネタバレ》 
好きな作品だったのに、久々に見てみると大して面白くなかったので自分で驚きました。 グレアムがやってることが、今見ると何だか古臭いなぁと思ってしまったからかもしれません。 昔は秘めやかなドキドキ感があると思ってたけど、そうでもないというか。 結局女性たちは、グレアムという無害な観客の前で自分をさらけ出す快感に酔っているし、 グレアムはそれを後から自分の為に利用するというだけのこと。  ジェームズ・スペイダーが記憶の中では超美形だったのに、そうでもなかったのも軽くショックでした。 今や容貌的には見る影も無いけど役者としては魅力的な「ブラックリスト」の彼を見慣れてしまったせいかもしれません。  嘘つきはダメに決まってるけど、 優しい嘘もあるし、嘘ついた方が良いときもある。嘘も方便。 常に正直なのも生き難いでしょう、などと思えるようになったんですね、私も。  それにしても、何故こうも似てる容貌の人を妹と夫役にしたのか、やっぱり気になりました。 二人が実の兄妹に見えます。  見直してガッカリしたけど、一番病気に見えたアンが結局グレアムを立ち直らせ、自分も自分らしさを取り戻す というラストは好きです。
[インターネット(字幕)] 7点(2018-06-10 13:46:49)
5.  世界から猫が消えたなら 《ネタバレ》 
私にとっては、CMで流れてたように「泣ける映画」ではありませんでした。 ことごとく、「泣いてください」というシーンが鼻につきました。 余命宣告された主人公が、命を一日延ばす代わりに何か一つ世界から消していく、という話なので、 どんなファンタジーか。それかもっとミステリアスな展開かと期待した私がいけないのでしょう。  まさかこんな、大掛かりな設定の割りにありきたりなテーマで、ただそれだけの作品だとは思いませんでした。 唯一良かったしちょっとだけ涙が出たのは、濱田岳ちゃんがDVDを探すシーンでした。  佐藤健ファンで普段余り映画を見ない人以外にはお勧めしません。
[試写会(邦画)] 3点(2016-08-21 18:55:19)
6.  SAFE/セイフ 《ネタバレ》 
ジェソン・ステイサムが好きなのでつい見ちゃうんですが、どの作品も中身は似たり寄ったり。 守る対象が変わるだけで、一人で大勢を相手に戦って勝つ。 超人的な強さ。  私の中で、絶対負けないし死なないから安心して見れる娯楽作品として確立してるので、今後万が一ステイサムが死ぬような作品があったらどうしようと心配なくらい。  この作品も定番ですが、中国人の天才少女は良かったです。 数学の天才というより瞬間記憶能力者なんでしょうか。 それと、私には「子供だから可愛い」という以上の感想を抱けないビジュアルですが、欧米の方々にはもしかして「レオン」のナタリーくらい可愛く見えるのでしょうか。 この辺は疑問ですが、賢くて勇気もある点は気に入りました。
[DVD(字幕)] 6点(2014-10-12 17:46:42)
7.  ゼロ・グラビティ 《ネタバレ》 
去年映画館で3Dで見ました。今更ですし、ここでの評価が高いので気が引けますが書きます。 映画館で3Dで見るべき映画だと思うし、映像は本当に凄いです。サンドラと一緒に宇宙にいる気分になれます。 でも、映画として面白いかというと面白くなかったです。 宇宙体験アトラクションをしてるみたいで、次々と襲ってくる敵(トラブル)をやっつけて地球に戻るというゲームみたい。 ほぼサンドラの一人芝居だから、どんなことがあっても絶対助かるに決まってると思ったし、トラブル克服も都合が良すぎてハラハラドキドキもそれほどでも無いし。  脱出ポッドは子宮、生還は地球での新たな再生(誕生)、重力を感じて生きている喜びに感謝する。というあたりは説明し過ぎと感じました。 娘と過ごしてる幸せな日々や亡くした直後の生活などの映像も織り交ぜると、もっとサンドラの悲しみや無気力から生への執着心の芽生えなどに共感できたかもしれません。
[映画館(字幕)] 5点(2014-06-08 17:10:51)(良:1票)
8.  ゼロ・ダーク・サーティ 《ネタバレ》 
9.11からビン・ラディンを探し出して殺すまでの物語。 CIAの新人分析官が10年かけて、どうやって探し出したのか、それまでにどんなことがあったのかを2時間38分かけて描いていきます。 分析官が女性だったというのが話題の一つ。  多分、女性だったからこそビン・ラディンの居場所を突き止められたんだと思いました。こういう地味で根気のいる作業は男性より女性向きだし、根拠とか裏付けとかより、時にはこういう女性の勘だけに見える自信が必要なのではないかと。  実際には公表されてないステルス・ヘリも、きっとこういう形なんだろうなと思いながら見ました。  主演のマヤ役のジェシカ・チャスティンは適役でした。 見た目は華奢だけど、時として上司にもくってかかるほどの信念、拷問の場でも目をそらさない、意志が強く粘り強い分析官を好演していました。  ラスト、「どこへ行く?」と聞かれたマヤが何も答えられず、その後涙を流すシーンが、それまで生活の全てをビン・ラディン捜査に捧げてきたのだと改めて思い知った虚脱感・重圧からの解放・安堵感、全てを物語っていて上手いなと思いました。
[映画館(字幕)] 7点(2013-02-17 17:08:17)
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