1. セルピコ
妥協せずあくまで正義を貫こうとすれば組織が迷惑を被り周囲の人間全てを敵に回すことになる。賄賂を黙って受け取れば、皆が幸せとなり波風が立つこともないが、自分の良心が許さない。アル・パチーノ演じるセルピコが選んだのは前者であった。麻薬捜査中に撃たれて運ばれた病院のベットで顔をふさいで咽ぶその姿を観ていて目頭が熱くなった。日本の警察にもセルピコはいるのだろうか。 7点(2003-05-26 23:16:37) |
2. セレンディピティ
偶然の出会いを信じるのは当人たちの勝手だがそれに振り回される周囲の人間は大変だろうなと思った。この手の映画でこういうこというのって無粋かもしれないけど。誰かが幸せになる一方で誰かが不幸になるという痛い現実を見せてくれる映画だと思いました。 3点(2003-05-05 21:39:48) |
3. 聖なる嘘つき/その名はジェイコブ
とかく「ライフ・イズ・ビューティフル」と比較される本作だが、個人的にはこちらの方が好み。少なくともこちらでは迫害されるユダヤ人の心情がきちんと描かれていると思う。あの女の子可愛いね。 7点(2003-04-22 22:20:57) |
4. 千と千尋の神隠し
可もなく不可もなくといったところかな。「もののけ姫」は鑑賞後に唸らされるものがあったけど、これは内容的にあまり強い印象が残らなかった。エンディングロールの主題歌が良い。 5点(2003-01-25 08:02:24) |
5. セント・オブ・ウーマン/夢の香り
「潰れた魂に義足はいらない」「正しい道はいつも険しい」俺は、いつも逃げてばかり。。。でも少しだけアル・パチーノから勇気を分けて貰えたと思う。 10点(2002-08-05 23:46:29) |