1. セイ・エニシング
ジョン・キューザック扮するロイドと同じ年齢の時(19歳)観た大好きな作品のうちの一つでこれを観ると心が洗われるような、昔懐かしいような、忘れていた物を思い出すような、そんな気分になります。とにかくジョンの演技力、表現力に脱帽です。そのへんにいくらでもいそうな本当に普通の男の役をやらせて彼の右に出る者はいませんね。恋焦がれていた憧れのダイアンに初めて電話するシーンから、彼女が徐々にロイドへ引かれて友達から恋人へ変わって行く様子が丁寧で、だからこそ2人が初めて交わすキスシーンでは泣けてきてしまいます。車でのHシーン(と、書くと俗っぽくてイヤだなぁ)を観た時にあまりの2人の純粋さに涙が出てしまいました。2人の恋愛に彼女の父が深く絡んできて、恋人と父親の間で揺れ動き悩んだ末に出した結果には泣けました。今の子達にもこんな恋愛してもらいたいなぁと思う映画です。キューザック万歳!! 10点(2003-02-13 00:00:38)(良:2票) |