1. 続・エマニエル夫人
1作目のほうが、女性の描き方に新しさがあったと思います。他民族の描き方も、1作目のほうがまだマシだった気がするし。ま、どっちもどっちといえばそれまでですけど、映画としての面白さも1作目のほうがありました。見た人は少なくないはずなんだから、皆さんもっとカミングアウトしましょう(笑)。 [ビデオ(字幕)] 2点(2011-07-28 01:05:04) |
2. 空の穴
菊地凛子のアカデミー賞ノミネートの報道を見ていたムスコが、「あーそうそう!! この人さあ、空の穴に出てた子らしいよ」と言うので、「それなんだっけ?」と私。「ほら、ドライブインの男が女の子を連れてくる話」。あー、思い出した。ムスコがほれこんでたやつだ。へえ、この菊地百合子は、菊地リンコだったのですね。このサイトでもまだ情報更新はされてないようですが。誰か、登録し直してくださいな(他力本願ですみません)。この女優さんがすごくいいとかわるいとかは残念ながら印象にないのですが、難しい役どころではあったと思うので、まあ健闘していた感じかな。ところで、本作は、正直、私には合わなかったけど、不思議と、カット、カットがアタマに残る映像でした。私には何となく昔からよく観て来た邦画のショボさ満載って感じでしたが、ムスコは、男のショボさの描き方に共感をもったようであります。ショボい映画だ、という前提で観てみると、案外拾い物かもしれません。キクチリンコを観れる、というおまけつきだし。 [ビデオ(邦画)] 6点(2007-02-10 10:02:10) |
3. 宋家の三姉妹
映像、音楽をはじめ、各要素の平均点の高い作品。飽きさせずに見せながら歴史もわかりやすく教えてくれる。監督の志の大きさもわかる。男性が見ても納得させられる女性映画の筆頭ではないかしら。 8点(2004-07-04 22:09:18) |
4. ソープディッシュ
昼メロのドタバタドラマをソープオペラといいますよね。あるロングランしているドラマのスタッフ、キャストのドタバタを描いたこの作品、まずタイトルが笑わせます。ほかにつけようもなかったのかもしれませんが、原題を生かしてくれてありがと、と言いたいなあ。裏の人間模様のほうがもっとソープでおかしい、という単純なプロットは、さもありなんと思いたがる?人の心理をちゃんとついていて、お約束通りかなり笑わせてくれます。まあはなから昼メロをただバカにしている人にとっては鼻白むだけかもしれませんけどね。ところで見たのはだいぶ前なんですけど、今回キャストを眺めていてビックリ。ゲイリー・マーシャル監督が俳優として出ていたんですね。知らなかったです。お顔がよくわからないけれど、妹のペニー・マーシャル監督が派手なお顔立ちだから、けっこう役者としてもイケているのかな? 今観るとさすがに内容が古くなってないかなということは少し心配だけど、芸達者なケビンやサリーの演技が楽しめる本作は、また見てみたいものです。 7点(2004-05-07 08:20:19) |
5. 草原の輝き(1961)
ナタリー・ウッドの出演作の中で私が一番衝撃を受けたのはこれです。にがかったー。ところで、彼女の死って、マリリン・モンローにも似た、不可解な事件という報道が当時されたような・・。違ったかな?(亡くなったのはこの映画よりずっとあとですけどね) 7点(2003-09-28 22:15:38) |
6. 存在の耐えられない軽さ
文学の香りのする映画。トマシュは一見なげやりな人物像だが、ダニエル・デイ・ルイスの美しさともあいまって、実に魅力的。軽さと重さは実は共存している、ということを、自らの肉体で具現化している彼という役者は、やっぱり本当にすごい人だ。でもそんなことを考えるまでもなく、この映画はただ彼の美しさを楽しむだけだっていいと思う。もちろん丁寧に観て、当時の社会背景に思いをはせるのもいいけれど。終盤の、ストーリーというより、画面からにおいたつ雰囲気がいい。ビノシュは共演者によって、好きな女優にも、嫌いな女優にもなる。本作は、3人の役者のバランスがよく、ビノシュ、オリンとも、ルイスに負けない輝きを放っていた。それがこの映画の最大の魅力かもしれない。<追記:あや、フォローしようとしたわけじゃないんですけどね(ポリポリ・・)結果的に何かが伝わったなら嬉しいんですけど、難しい映画を観たとき、理解しなくちゃなんて思わなくていいんじゃないかな、ということは、ちょっと言いたかったかな・・ポリポリ・・。> 8点(2003-03-21 04:58:05)(良:1票) |